ジャイアントストア聖蹟桜ヶ丘

»トップへ

MR4 オーバーホール承りました(^o^)2016年6月17日

※こちらに関する補修品等は生産終了につき、ご対応致しかねます

2000年モデルで初めて登場した、ニューコンセプトバイク、
「MINI ROAD 24 INCH」…..その名は、ご存知「MR 4」

16年のロングセラーであり続けるその理由は、 24インチという、独自な車輪径と、走行性能です!
語れば長くなりますので、詳しくは次回に譲るとしましょう….。
今回も「MR4」をこよなく愛するオーナー様より、オーバーホールのご依頼がございました。
状況に応じて、ケースは様々ですが、今回は下記項目を整備いたしました。

☆リアサスユニットベルトの交換
☆サブリンクのガタ修正
☆チェン交換
☆ブレーキ及びシフトワイヤー類全交換

☆リアサスユニットベルトの交換

経年劣化によるひび割れのため、交換します。
作業内容は残念ながらお見せすることは出来ませんが、
この作業簡単ではございません。………経験と小技が必要です!

さて、このベルトは何のために付いているのでしょうか?
①オリタタミ時にユニットが定位置に、確実かつ瞬時に収まるように設計されております。
もし、ベルトがなかったら、ユニットを手で支えながら定位置に誘導しなくてはなりません。
②分解時、ユニットがフレームに干渉してしまうのを避けるため。
以上、本当によく考えられていますね~!

☆サブリンクのガタ修正


MR4のPIVOT(旋回軸)は、リアサス2箇所、メインピボット1箇所、サブピボット3箇所、計6箇所あります。
今回、「ガタ」が発生している箇所はシートチューブ下のサブピボットです。
実は、この箇所が体重によって一番負荷がかかる場所です。
ブッシュが左右2枚使われていますが、デルリン(樹脂)製のため、メタルブッシュに打ち替えます。
ところが、今回はそれだけでは「ガタ」が修正できません。
極薄の 「シム」を左右に加えることにしました。
この様なスモールパーツも手を抜かずに用意しているところが、 GIANTの凄さです!

さあ、作業が完了しました。
見違えるようにきれいに、生まれ変わりました!



聖蹟桜が丘では、オーバーホールはもちろん、カスタマイズも得意です。
なんでもご相談下さい!

GM Gary Yamamoto