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2019 DEFY ADVANCED 2 ディティール紹介&実走インプレッション!2019年2月22日
こんにちは! 福岡店 利國です。
今回は2019モデルとしてフルモデルチェンジした、DEFY ADVANCED 2 で実走してきましたので、各部ディティールの紹介と合わせて走行感もインプレッションしてみたいと思います!
2019 (NEW) DEFY ADVANCED 2
税別定価¥240,000- (※Sサイズ:サドル高700mmにて撮影)
低重心、ロングホイールベース化で走行安定性を高めつつも、ヘッド・フォーク周りの調整で軽快なハンドリングもしっかりと維持できるジオメトリー(フレーム設計寸法・角度)に変更されています。
安心感がありながらもシャープさのある、洗練された乗り味へとブラッシュアップされました。
併せて、フレームパイプの形状も各部見直され、タイヤクリアランスが大きく取られるようになったことで従来のロードバイクの規格を超えた太さのタイヤ装着が可能となっています。
太さ次第ではブロックタイヤも履くことができるので、ある程度のオフロード走行にも対応できるようになりました。
ジオメトリーとフレームシェイプの変更により、”乗り味”と”乗るシーン”が変わった2019モデルのDEFYは、まさに、”NEW DEFY”となっています!
<実走インプレッション>
ライダー体重58㎏、28cチューブレスタイヤ6.5BARにて、
平坦20km、上り1km、下り1km、ダート/オフロード2kmの計24kmほどの走行を行いました。
基本的に前作よりも加速力は強くなっていて、ハンドリングも軽く、運動性能がUPしているように感じます。
ジオメトリー的にはややマイルドな挙動を示しそうな変化でしたが、フレーム剛性は上がっているのか、上り・下り・平坦、シチュエーションに関わらず、よりシャープな挙動になっているように思いました。
エンデュランスモデルながら、速く走る性能をさぼっていない。
快適性については、以前のモデルよりも少しだけ硬めの印象です。
ただ、これについては、より軽快になった運動性能とある程度トレードオフなのと、太いタイヤ+低圧セッティングでカバーできることを考えるとマイナス要素にはならないと考えます。
ブレーキ性能もDISC×半油圧システム(CONDUCT SL)がかなり良い仕事をしています。
ワイヤー引きのDISCブレーキの制動力とは雲泥の差がありますし、フル油圧と比べてもほとんど引けを取りません。
コントロールも非常にしやすいですし、長いブレーキングで握力がなくなるようなこともありません。
もちろん、フルカーボン化されたフロントフォークの剛性も十分でブレーキに負けずしっかり踏ん張ってくれていました。
オフロード走行時にはシクロクロス用32cのブロックタイヤを装備して走りました。
ダートはもちろんのこと、シクロクロスレベルのオフロードであれば問題なく、というよりもかなりに軽快に走れました。
楽しい。ただ、シクロクロス車ほどタイヤクリアランスに余裕はないので泥地は避けた方が良いかとは思います。また、オフロード使用でもブレーキの制動力は必要十分なレベルでした。
対応タイヤ幅が25~32cと広く、それゆえオンロードだけでなく、ダートやグラベルなどのライトオフロードにも対応でき、さらにキャリアダボまで備え、ツーリングにも対応できる懐の深いマルチパーパスなロードバイク。
もちろん、オンロードの走りもハイレベル!1台で何でもこなしてしまうある意味究極のバイクですね!
<少しカーブがかかった形状ながらシャープな印象のフロントフォークはフルカーボン仕様に>
<ブレーキケーブルはヘッド後方よりフレーム内部に納まる>
<Dシェイプで剛性と空気抵抗の両立を図ったダウンチューブ>
<やや張り出しが大きくなったシートステイがリヤバック剛性に寄与>
<~32cに対応となった広いタイヤクリアランス(標準装備は28cタイヤ)>
<ローギア34T装備。フロントインナー34Tとのコンビで最軽ギア比”1”で急坂や長い坂にも対応>
<フル油圧とほぼ同等レベルの制動力を発揮する CONDUCT SL システム>
<快適性だけでなく、走りのシャープさ&走破性も共に高められた NEW DEFY >
“ロングライド(エンデュランス)”
“アドベンチャーライド”