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インプレッションその2 カーボンフレーム「TCR」と「PROPEL」の違い2016年6月23日
前回の「スタッフによるアルミフレームとカーボンフレームのインプレッション!!」に引き続き今回は、
同じADVANCEDグレードのフレームでモデルによってどのような違いが出るのか
TCR ADVANCEDとPROPEL ADVANCEDで比較してみました!
私の愛車は、下のPROPEL ADVANCED2です!!
PROPEL ADVANCEDは、スピードに乗ってからの巡航性が高いロードバイクです。
一度スピードに乗ればがんばって踏まなくても風を切るようにスイスイ走ることが出来るので,
走ることが楽しくなる一台です。
また、上りでは、重量はTCRに比べ若干重くなりますが、剛性もあり、しっかりと力を伝えてくれます。
下りでは、キャリパーブレーキではなくVブレーキが採用されており、制動力も高く
安心して坂を下りもこなすことのできるのでオススメのレースバイクです!!
比較するのは同じスペック(105搭載)の、TCR ADVANCED2です!
TCR ADVANCEDに乗って一番に感じたことは、初速のこぎ出しがとても軽くスッと進みます!
平地のちょっとした路面が荒れているところでも絨毯の上を走っているかのような快適さがあります。
それでいて、剛性もある為しっかり後輪に力を伝えてくれます。
通常、快適性が高くなりすぎると力が伝わりにくくなってしまい、
逆に剛性が高すぎると力はしっかり伝わっても、硬くて地面の反発や身体の負担が大きくなってしまいます。
その点TCR ADVANCEDは、快適性と力を伝える剛性のバランスが取れており、とても乗りやすい1台です!
「VARIANT」
シートチューブによってエアロ性能と振動吸収性を併せ持つ新形状のシートピラーにより快適性がアップ!!
次に、上り坂では重量がPROPELと比べると約300g程軽くなる為、
TCR ADVANCEDの方が若干のアドヴァンテージがあり、軽快に登ることが出来ます。
軽量でありながら、強くペダリングを行っても力が逃げるような感じもなく
しっかりと力を伝えてくれる印象を持ちました。
「POWER CORE」大径ベアリングをフレームに圧入するBB規格。
ペダリング剛性の飛躍的な向上と軽量化を実現している為、上り坂でもしっかり力を伝えてくれます!!
次に、下り坂ではハンドル操作性の良さを感じました。
コーナーを曲がる時は、どうしても車体が振られてしまい操作が難しく外に膨れてしまったりしますが、
下りのコーナーでも外に振られることなく、
自分の曲がりたいようにスムーズに曲がってくれる印象がありました。
「OVER DRIVE」
アルミ製テーパードコラム(ヘッドの上側の太さと下側の太さが違うコラム)による剛性が、
ハンドリングとブレーキ性能を向上!!
TCR ADVANCEDは、オールラウンドに活躍できる入門カーボンロードだと感じました。
特に上り下りの重量や操作性を考えると、
ヒルクライムに挑戦してみたいという方には、是非乗って頂きたい一台ですね!!
また、TCR ADVANCED2はサマーセール対象商品となっております。
TCR ADVANCED2・3は、6月末まで試乗車の準備があります!!
是非、この機会に試乗してみてはいかがでしょうか?
スタッフ 荒木