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GIANTだからこそできた RX-E+ レビュー2019年4月29日

ここ数年の間でヨーロッパ方面を中心に急速に広まりつつある”E-BIKE”
同じく日本国内でもE-BIKEが広まりつつありますが、
そのほとんどがファミリータイプのため、
スポーツタイプのE-BIKEは欧州に遅れをとっているのが現状です。
国内スポーツタイプのE-BIKEの分野では後発のRX-E+ですが、
GIANTならではのこだわりをお伝えさせていただきます!

 

—ライディングフィールのよさ—
まず初めに、日本の道路交通法では電動アシスト自転車について、
しっかりと規定されています。要約すると…

●時速10km以下では、人力を1とした場合、
それに対し
最大2のアシストまで。
●時速10km~時速24kmまでは、その比率を速度に応じて徐々に下げ、
  時速24kmを超えるとアシスト率はゼロになる。

こんな感じでしょうか。
この法律の中で特に難しいポイントが、上記2か所の太字で示した部分です。

そしてこれらの文言を視覚化すると、このようなイメージになります。

日本国内で道路交通法にのっとって製造されたE-BIKEに関しては、
この法律にのっとった上でアシストの制御をしています。

単純にモーターのアシストをオンかオフにするだけでは
とても乗れたものじゃありません。
さらに、上記グラフのようなカクカクしたアシスト比率の下がり方をすると、
なんだか「乗せられてる感」が出てしまいます。

そこで、GIANTグループが掲げる「RIDE LIFE」を体感していただきたい。

YAMAHAさんと共同開発したこだわりのモーターには、
ソフトウェアのデータ量は他社製を凌駕するデータ量に仕上がり、
まるで自分が漕いでいるかのようなライドフィーリングを実現しました◎

 

—長距離アシストを実現—
E-BIKEに搭載されるモーターやバッテリーは、
基本的に同一のメーカーで統一されています。
トラブルが発生した時に対処しやすかったり、
パッケージ販売することで販売価格を抑えやすいという利点もあります。

しかし、GIANTはここにもこだわりました。

ダウンチューブと一体化しているかのようなデザインのバッテリーは、
Panasonicさんと共同で開発しました。

また、車体から外さずとも充電できるよう、
バッテリー横に充電ポートを設けてあります◎

そして気になる容量ですが、36V-13.8Ah(497WH)!
各モードで走行可能な距離は、

・SPORT 90km
・NORMAL 110km
・ECO+ 150km
・ECO 225km
(業界統一テスト条件下)

と、長距離を走行することが可能です。
平坦な街中を走行する場合、ECOモードでも十分すぎるアシスト力なので
充電の手間もグッと抑えることができますよ♪

モーターはYAMAHAさん、バッテリーはPanasonicさん、
それぞれのメーカーさんがもつ得意分野を1つにまとめることができたのは、

GIANTのRX-E+が初めてです。

 

—自転車としての総合性能—
RX-E+のベースとなったフレームは、ESCAPE RXシリーズです。
スポーツ自転車が初めての方でも扱いやすいジオメトリは踏襲しつつ、
リアセンター長を短く改良し、モーターのアシストが切れた後も
軽快に走行できるように仕上げました♪


メインスイッチはグリップと一体型のデザインで、
ハンドルを握ったまま親指だけで操作できるようにボタンを配置し、
視認性に優れたセントラルメーターは、マイクロUSBポートも搭載しています。


シフターとリアディレイラーは、SHIMANO製TIAGRAを搭載しています。
ワイドな11~34Tの10段ギアとパワフルなモーターの組合せにより、
今まで苦しかった登り坂を、楽しい道へと変化させます!

 


フロントフォークは6011アルミ合金製、GIANT独自の上下異径コラムを採用し、
キビキビとしたハンドリングを体感できます♪

 


シートピラーはカーボン製。
身体、特に腰回りへの負担を軽減してくれます◎

 

ブレーキ周りもSHIMANO製油圧ディスクブレーキを搭載。
また、前後ホイールのシャフトを12mmのスルーアクスルにしたことで、
長い下り坂はもちろんのこと、急な下り坂でも
しっかりとバイクの挙動をコントロールすることができます!

普段使いもしやすいよう、別売り品のキックスタンドを装着することも可能です◎

 

以上長々と書きましたが、

GIANTだからこそできたパッケージング

に仕上がったRX-E+。

普段スポーツバイクに乗られている方から、
「E-BIKEに乗ったら、負けのような気がする」

というお言葉をちらほら頂きます。
そのお気持ち、すごく分かります。私もそんな考えを持っていました。
しかし、一度乗車した瞬間からその考えは吹き飛びました。
歯を食いしばりながらヒルクライムするのももちろん楽しいですが、
笑いながら、会話をしながら、景色を楽しみながら激坂を登ってみるのも、
とても楽しいですよ♪

ジャイアントストア福岡店では、
近隣の愛宕山(激坂アリ)にてRX-E+のアシストを体感していただけます。
一度体験してみませんか?世界が変わること間違いなしです☆

 

そしてつい先日、RX-E+に対応した新アクセサリー、
「MIKシステムシリーズ」の発売も開始しています!

RACK-IT METRO REAR RACK – MIK SYSTEM ¥7,000(税抜)
MIKシステム対応のバッグなどをワンタッチで着脱できるリアラックです。


BASKET WIDE/LOW SIZE WITH MIK SYSTEM ¥6,500(税抜)
ワンタッチで着脱できるワイヤーバスケット。
お買い物には、この形状が使いやすいかと思います◎

 

PANNIER BAG SMALL SIZE WITH MIK SYSTEM ¥10,000(税抜)
こちらはパニアバッグ。
取っ手も装備し、キャリアから外した後の持ち運びも考慮しています。
バンジーコードにウィンドブレーカーやレインウェアを挟んでおくと、
天候の急変にも対応しやすいと思います〇
また、撥水ナイロン素材を採用しているので、
多少の雨であればしのげます。
そして蓋を開けてみると、

予備のバッテリーを収納できるよう、コンパートメントを設けております。
バッテリー切れの不安が軽減されるので、
バイクパッキングに出かけてみるのもいかがでしょうか??

 

TRUNK BATTERY BAG WITH MIK SYSTEM ¥5,000(税抜)
予備のバッテリーだけ積載しておきたい方には、バッテリーバッグも発売しております。
キャリアから外した後は、そのまま持ち運べる嬉しい取っ手付きです◎

RX-E+の能力を、さらに拡張するシステムです。
これからRX-E+をご検討される方、
すでにRX-E+に乗られている方、是非ご検討下さい♪

 

スタッフ 有岡