ジャイアントストア福岡
CADEXホイール スタッフライドインプレッション2020年1月6日
新年あけましておめでとうございます。
ジャイアントリブストア福岡 スタッフの千住です。
令和初の年越し、いかがお過ごしでしたでしょうか?
さて、昨年は新レーシングブランド「CADEX」が発表となり、
第一弾としてホイール・タイヤ・サドルが発売されました。
年末にCADEXのホイールをある程度試乗できましたので、感想などを交えご紹介したいと思います。
CADEX 公式HPはコチラ→https://www.cadex-cycling.com/jp/inside-cadex
CADEXホイールはロードレースやロングライド向けのリムハイトが42mmと65mmのモデルと
TTやトライアスロン向けのバトンホイール・ディスクホイールが発売されました。
それぞれチューブレスレディとチューブラー仕様が用意されております。
今回はチューブレスレディ・リムブレーキ仕様の42mmと65mmをTCRに装着し試乗しました。
まずはリムハイト42mmで実走!
まず驚いたのが乗り心地!
以前他メーカーのカーボンのレーシングホイールを使ったときはカッチカチに硬い印象でしたが、
CADEXホイール42mmでは全く印象が違い
あまりのマイルドさに思わず笑みがこぼれちゃいます^^/
走行中のロードノイズが明らかに低減し、ちょっとした路面の凸凹を優しくいなしてくれます。
乗りやすさも格段に向上し、走りに集中でき体力の温存もできそうです!
やはりこのカーボンスポークが効いてるんでしょうかね。
実はカーボンホイールといってもスポークまでカーボンのホイールは数多くはありません。
あっても凄まじいお値段だったりします。
CADEXホイールも決してお安くはありませんが、
カーボンスポークを採用していると考えるとかなりのお値打ち価格です。
こんなにマイルドだとモッサリとした動きなのかなと踏み込んでみましたが、完全に予想違いでした。
軽快な転がり出しからグングン上がる加速感とスピード!!
もう笑みではなく爆笑してしまいました^▽^
年末に爆笑しながら走ってる黄色のロードバイクを見かけた方、それは多分私です。
新開発の低摩擦ハブとジャイアント独自のDBLテクノロジーにより、超低摩擦と優れたパワー伝達効率を生み出しています。
また、ロード用のホイールとしては珍しいフックレスリムを採用しており、
タイヤからリムサイドへのエアフローを最適化し、通常のフックドエッジリムより優れた空力を発揮します。
更にカーボンファイバーが途中で途切れることなく成型することで、総合的な耐久性を向上させる構造となっています。
普段単独走行ではめったに35km巡航などしない私でしたが、普通にこなせちゃいました。
恐るべしCADEX!!
42mmのチューブレス・リムブレーキ仕様の重量は1265g。
私が持ってる24mmハイトの軽量ホイールとほぼ同じ重量でこのリムハイトなんですよね。
これならヒルクライムでも使えるだろうと近くのそこそこ斜度のある坂を登ってみました。
はい、全然余裕です。
GIANTのホイールテクノロジーDBLがしっかり機能しており、シッティングからダンシングまでキビキビと動いてくれます。
ヒルクライムも難なくこなしてくれそうです。
というか、むしろこれを使いたい!!
アップダウンのあるコースなどでは最高のパフォーマンスを引き出してくれそうです。
翌日、今度は65mmハイトにチェンジ。
やはりこのリムハイトならガンガン踏めるコースがいいだろうと40km位の平坦基調のコースをチョイス、糸島まで行ってみました。
最初の感触としてはやはり乗り心地の良さ。
42mmよりは若干硬い印象でしたが、ロードノイズはやはり気にならず気持ちよく踏み込めました。
リム幅がかなり広くなっており、タイヤとリムの境目の段差も殆どなくなってます。
これは更なるエアロダイナミクス効果が期待できます。
42mmも広かったですが65mmは更に広いですね。
それにしても、これだけリムハイトが深いと大迫力!かなりインパクトあります。
海岸通まで出たので、思い切って踏んで40km巡航!
普段ほとんどやったことが無い速度域ですが、これも無理なく出せましたね。
というか普通に40kmオーバーで走り続けれたのでビックリです。
なんだか自分が実はすごく乗れる人になったような気がしてきました。
思ったよりも高いリムハイトは気にならず、初速からしっかり回すことができました。
重量1425gと65mmハイトホイールとしては十分軽量で、登りでも全く問題なく回していくことができました。
ある程度速度を上げていくと勝手にホイールが回ってくれるので、軽く流すような走りでも使えますし、いい意味で予想外でした。
登りは得意だけど平地の巡航速度が中々上がらないといった方にはピッタリではないでしょうか。
ホイールが変わると走りがガラリと変わるので面白いですね!
ロードバイクのスペックアップを考えている方は是非ご検討して見てはいかがでしょうか?
走りのレベルが数段変わる・・・かもしれませんよ?
CADEXの唯一の欠点を言うなら、チューブレスレディ仕様はタイヤの選択肢が限られていることです。
今のところ取り付け可能なタイヤはGIANTから発売しているGAVIAシリーズの0と1、CADEXタイヤのみとなります。
これは前述したフックレスリム構造によるものですが、高いリム剛性を維持して軽量化を図っているので、性能とのトレードオフってことでしょうか。
今後のタイヤメーカーの対応に期待ですね。
CADEXホイール42mm・65mmはリムブレーキ仕様のほかディスクブレーキ仕様もラインナップされています。
今回はチューブレスレディモデルを試乗しましたが、更なる軽量化を目指すならチューブラーモデルもありますよ。
また、2年間の品質保証のほか、5年間の破損交換プログラムが用意されています。
万が一、レースやサイクリング中の事故などでCADEXホイールが破損してしまっても同等モデルを50%割引で再購入できるプログラムです。
これなら安心して使用できますね!
店頭では実際に展示もしておりますので、詳しくはスタッフまでお気軽にご相談ください。
皆様のご来店、お待ちしてます!
スタッフ 千住
☆ジャイアント/リブストア福岡ではInstagram / Facebookでも情報を発信しています☆
日常のサイクリングやイベント情報などの写真&記事をUPしていますので、是非ご覧下さい♪
https://www.instagram.com/giant_liv_store_fukuoka/
https://www.facebook.com/giantstore.fukuoka