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ヒルクライムに行こう 準備編2011年11月27日

こんにちは。スタッフ中谷です。
肌寒さが増してきた昨今、元気にスポーツ自転車を楽しむ方々をよく見かけるシーズンになりました。
GIANTの自転車にお乗りの方を見かける機会も多く、嬉しい限りです!

スポーツバイクを始めると、そこには必ず成長の過程があります。
最初は50〜60キロで精一杯だったのが、慣れると100キロを超えてもまだ走れる、

そんな目に見える進化を実感できるものです。

しかし、100キロのサイクリングにも慣れてしまうと、サイクリングコースもマンネリ気味になりがち。

いつものコースに走り飽きてしまったそんな時こそ、サイクリングの新たなる扉
ヒルクライムに挑戦してみるのはいかがですか?

というわけで今回は、ヒルクライムの楽しみ方について紹介いたします。

>ヒルクライムとは?

ヒルクライムとは言葉通り、山もしくは丘を自転車で登ることを指します。登る、特に

「舗装された山道を延々と登り続ける」走り方のことです。よって未舗装の山の荒れ道を
MTBで走破する「クロスカントリー」とは異なります。
木々の閑散の中黙々と登ります
都心では距離の長い坂はあまりないので、平地を走る時間が多くなりがちです。
そこで少し郊外に出てみると、30分以上ずっと登り坂といった険しい道がたくさんあります。
自然に囲まれながら坂を長時間かけて登り楽しむ、そんな非日常を味わえる走り方こそが
ヒルクライムの醍醐味なのです。
>どのタイプの自転車を使うの?

ヒルクライムの重要なポイント、それはどんな種類の自転車でも楽しめるところにあります。
クロスバイクでもMTBでも、そこに坂があるならば挑戦できてしまう、そんな間口の広さが特徴です。

脚に自信アリの猛者とあれば変速なしのギア一枚だけでも登ってしまう、そんな話もあるとか。
数ある自転車の中でもオススメは、乗車姿勢を変えつつ走れるドロップハンドルに、
走りの軽さと適度なギア比を備えたロードバイクでしょう。
ヒルクライムにピッタリのDEFY ADVANCED 3
実際に、数々のヒルクライムのイベントでも
ロードバイクの使用率が一番高いです。ロードバイクにお乗りの方はぜひ挑戦してみましょう!

>必要なものは?
これからの季節は寒くなるので、防寒具が必須です!
ヒルクライムのキモは体温調節。登り続けると汗をかき、山の頂上では気温が下がり、

山を下るときには冷たい風が吹きあたる、そんな温度変化の激しい環境に晒されます。
と書くとなんとも怖そうですが、体温調節のコツ(薄いものを2〜3枚重ね着するのがオススメ)と
装備をしっかり整えておけば大丈夫です。
ウインドブレーカー、インナーグローブ、レッグウォーマー、補給食
ネックウォーマー、アームウォーマー、折りたためるウインドブレーカー、ウインターグローブ等
用意しておくと完璧。それに加えて、坂の途中でメカトラブルや疲労により動けなくなり、
最悪助けを呼ばなければならない、そんな可能性もあります。携帯工具、パンク修理セット、
携帯食料も忘れず持って行きましょう。備えあれば憂いなしです!
>どうやって山まで行くの?
実際に陸路を走って山を目指しても良いですが、輪行のスキルと袋があれば電車やバス
を利用するのも有効です。または自転車を車に積んで富士山まで、という例もあります。
特に日が短くなりつつある今のシーズン、日が落ちる前に帰宅する為に早朝から出発
するのがベストでしょう。行きは電車、帰りは自走という組み合わせもオススメです。
>坂道に慣れよう!
どんな方でも最初は、自転車で坂を登るのはつらいものです。ですが、ある程度平地を走れる体力、
そしてコツさえ掴めば登りに慣れることはできます。まずは手始めに、家の近くの坂を探して登ってみましょう。
登りやすいギア比、自分の理想的なペースを試しつつ、とにかく走って慣れるのみです。
登り切ったあとの息切れと脚の疲労感が少なく感じられるようになれば、
もうヒルクライムへの身体の準備は万端です!

次回は、実際のヒルクライムの様子をレポートいたします!

スタッフ 中谷