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ヒルクライム特集最終章 ダウンヒル編です2011年11月28日
ヒルクライム特集最終章、ダウンヒル編です。
登り坂の後には下り坂あり。苦労して坂の頂にたどり着いた暁には、楽しいダウンヒルというご褒美が待っています!
そう、もうこれ以上ペダルを漕がなくてもOKなのです!
登り終わった直後は汗をかいている状態なので、すぐに長袖ジャージを羽織って身体の冷えを防ぎます。
ストレッチとエネルギー補給を挟みつつ、来た道を折り返します。今回は写真を撮りながら降りたので、時々止まっています。
池が見えたらゴールは目の前!
ここで家の台所から持ってきたゴミ袋が大活躍。ゴミ袋をたたんでジャージのお腹部分に忍ばせることで、抜群の防風性能を発揮します!
ダウンヒル時は風が凄まじく寒いので、他にも体の末端部分、つま先や指先や耳も保温できると、さらに快適にダウンヒルできるでしょう。
今回シューズカバーを持って来なかったので、つま先だけが寒かったです!
観光客で賑わっていました
そしてこの落差である
ダウンヒルはまさに天然のジェットコースター。ドロップハンドルの下部分を握り、ブレーキを絶えずかけながら慎重に下って行きます。
ちなみにDEFY ADVANCED3にはシマノの105のブレーキが付いていますが、しっかり減速することができ十分な性能を感じました。
またカーブを曲がる際もフレームが高性能なおかげか、狙ったライン取りがビシッと決まり安心感がありました。この新型DEFYすごいよ!
七曲りの坂。本当は10回くらい曲がっているような気が・・・
眼下に走ってきた道が広がります
ものすごく斜度のキツいカーブ。ダンシングで強行突破しましょう!
20分くらいかけてゆっくり下り、無事坂の入り口に帰還。登っている間は永遠のように時間が長く感じられますが、下りはあっという間・・・。
それもヒルクライムの一面ですね。
箱根攻略という目的を達成し、陽が落ちる前に急いで家路につきます。
小田原、大磯、江ノ島、鎌倉、横浜を経由して4時半に無事帰宅。走行距離は180キロでした。
ヒルクライムの魅力、それは一体何でしょうか?
傍から見ると、自転車で坂を登り続けるなど苦行にしか聞こえないでしょう。
ですが、一度挑戦してみるとそんな考えも変わる、かもしれません。
森の静けさと冷たい空気に包まれながら、目の前の坂を無心に帰ってひたすら登り続ける。
反り立つ坂を前にして、頼れるものは自分のみです。苦労の末にたどり着いた頂上から見える景色は、
格別に美しく目に焼き付きます。そして次からはタイム短縮、もっと軽量化して難関峠に挑戦、と新たな目標が自然と見つかります。
それらは絶対にヒルクライムでしか味わえない、素晴らしい瞬間です。ヒルクライムはサイクリングの次なる扉を開いてくれる、大きな意味を持ちます!
坂を登る楽しさに目覚めたならば、あなたも立派な上級者の仲間入り。まずは身近なところから、坂を登ってみましょう!
スタッフ 中谷