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美しの島　台湾　「Formosa900」　環島記　vol.12019年1月20日

「今やらなければ、一生できないことがある」　台湾映画　「練習曲」　から火が付いた環島。

何年も前なら自転車で台湾を1周するなんて思いもしないし、環境もなかったでしょう。

ジャイアントの働き掛けや台湾政府の後押しもあり、今や台湾国民のみならず、様々な方がサイクリングで環島を楽しんでいます。

今回はその環島のフェスである昨年行われた　「formosa900」　のレポートを連載でお伝えします。

11月10日(土)　台北→苗栗　117km

 

一昨年もスタートは雨でしたが、今回もあいにくの雨になりました。

セレモニーがあるため一度、台北市内のシティーホール広場に集まります。隣には台北のランドマーク101が。

 

「formosa900」はいくつかのチームやコース別にグループがあるのでそれぞれがステージに上がって完走を誓い会います。

我々は日本人チームで、台湾ではサイクリストのことを騎士といいますので、漢字では「日本騎士團」となります。

このセレモニーは台湾のテレビ局やメディアも取材に来ており、結構盛り上がりました。

 

セレモニーが終るといよいよ8日間およそ900km の旅が始まります。 

台北市内の雑踏を抜け、基隆河のサイクリングロードを走る頃には雨は上がり、気温も上昇、台湾はまだ夏です。

 

今回のジャイアントアドベンチャーのツアーではバイクスタッフが3名、サポートカーが2台でフォローは万全、参加者はただ走ることだけに集中できます。

 

また、ランチも含めおよそ20kmごとに休憩があるので無理なく走れます。

 

休憩ポイントは主にコンビニ、マック、派出所、公共機関などが協力しており、環島への理解が感じられます。

 

そろそろお腹がすいたと思う頃、ランチタイムがやって来ました。

 

今日は海鮮料理です。台湾は食べ物が美味しく、種類や量も豊富なので、つい食べ過ぎてしまいます。

カロリー消費は多いはずなのに皆さん食欲全開なので体重増になった方も多いのでは？

 

お腹も満たされパワーアップでまた走り始めます。

今日は初日なので足慣らしと流れを掴む感じといったところでしょうか。

１日のスケジュールはサポートカーのサイドウインドに女性スタッフが描くので、それをチェックするのが楽しみになります。

参加者は17名で結構なトレインになりますが、スタッフの誘導が的確なので、市街地を除いては割りとスムーズに進んで行きます。

路面もフラットですので、足慣らしにはいい感じです。ただし、台湾は右側通行、アメリカ方式です。バイクレーンなど確保されてるとはいえ始めは慣れが必要です。

と言ってる間に今日泊まるホテルに到着。皆さん初日無事に走り終えました。

 

バイクをホテルに格納して、みんなで軽くストレッチ、ミーティング、夕食後は各自フリーというルーティンです。明日もがんばるぞ～！

つづく