ジャイアントストア二子玉川
懐が深いバイク!CONTEND AR3 インプレッション2019年11月24日
みなさんこんにちは!
なんだか急に冷え込んで、関東はすっかり冬の気配ですね。
冬のサイクリングは寒くて辛いイメージがありますが、
きっちりとジャケットなどのウィンターウェアを着込めば、実はとっても快適です。
紅葉の綺麗なこの季節、相模原や奥多摩などの鮮やかな
山の景色を楽しみに行くのもとっても楽しいですよ!
そんなわけで先日、2020年モデルで登場して早々、
大人気となっている新モデル、「CONTEND AR 3」を体験してきました!
【このブログの目次】
・乗ってみて感じた!乗り心地の特徴、メリットとデメリット
・機能的な特徴のまとめ
・こんな乗り方がしたい!
・こんな人には特におすすめ!
・結局「CONTEND AR 3」はどんなバイク
〈乗ってみて感じた!乗り心地の特徴、メリットとデメリット〉
・ロードバイク屈指の快適性!
「CONTEND AR 3」は、フレームやシートピラーの形状(D-FUSE等)やタイヤの太さ(32c)など、トータルな設計によって、非常にマイルドな乗り心地が特徴です。
試走の際にも、歩道の段差や未舗装路などで、ロードバイクとは思えないほどに振動をカットしてくれて、手やお尻にかかる負担がかなり軽減されるのが確認できました。アスファルトに薄いカーペットを敷いた、というよりも分厚いゴムマットを敷いたような乗り心地?でしょうか。例えるのが難しい個性的な乗り心地です。
ふかふか。
一般的なロードバイクでいう「快適」とはレベルが違う乗り心地の良さで、タイヤが太目のクロスバイクに通ずるしなやかさ、柔らかさでした。
直進安定性も良く、ハンドリングもまたマイルドなので、少々荒れた路面や舗装されていない道でも、ハンドリングに神経質なところが無く、安心感のある乗り心地が魅力的です。
のんびりペースのサイクリングや、50kmから100km、更にそれ以上のロングライドなどを、景色と季節感を楽しんだりしながら楽しむには最適のモデルだと思います。
・裏返せばデメリットに感じるところもある
走りのマイルドさは、普段TCRシリーズなど、軽快さ、軽量、高剛性なロードバイクに乗り慣れた方にとっては、モッタリ感、反応性の低さなどのデメリットに感じられるかもしれません。そんな方にはTCRシリーズ、PROPELシリーズがオススメです。
実際、私も普段はTCRシリーズを愛用していますが、急な上り坂や、鋭い加減速、ハンドルをわずかに切った時の車体の反応等はまったりとした感覚で、レースをメインに楽しみたい方に適したモデルではないと思います。
車重も、約10kg、ロードバイクの中ではけして軽くないので、ヒルクライムなどの長い登りを楽しみたい方にはTCRシリーズの方が、軽快感が楽しめるでしょう。
〈機能的な特徴のまとめ〉
・ディスクブレーキ搭載で、天候を選ばず、軽い力で高い制動力
・快適性重視の車体設計で、ロングライドに最適
・やや高めのハンドル位置でリラックスポジション
・タイヤはかなり太目の32mm(通常25mm程度)でクッション性と安定性◎
・リアキャリア取り付け可能
・車軸にスルーアクスル採用で、かっちりとした足回り
・クランク、変速等はシマノ製SORA(2×9s)で統一、確実でスムーズな変速性能
〈こんな乗り方がしたい!〉
・大き目のサドルバッグを付けて、林道ツーリング
・キャリアの両側にサイドバッグを付けて四国一周
・スタンドを付けてのんびり東京下町サイクリング
・タイヤをブロック付きにして里山サイクリング
〈こんな人には特におすすめ!〉
・年配の方で、これからロードバイクを楽しみたい方
・舗装路メイン、たまには未舗装路も行きたいアクティブ派
・通勤通学、街乗りで気軽にディスクブレーキを使いたい方
・長い休みを利用して北海道や四国一周など、ロングツーリングを計画している方
・速さよりも、快適性、乗り心地重視でロードバイクを探している方
〈結局、「CONTEND AR 3」はどんなバイク〉
レースや、スピード至上主義ではない、快適性重視の、ゆったりとした走りを楽しませてくれる、楽しみ方の幅の広い、とっても懐の深いロードバイクでした。
ジャイアント/リブストア二子玉川にはMサイズ(適応身長170cm~185cm)の試乗車がありますので、良かったら是非実際に乗りに来てくださいね!
〈スタッフ:福島〉