ジャイアントストア二子玉川
【Liv】女性スタッフが最新エアロカーボンロードに乗ってみた2023年11月20日
先日レディースブランドLivから最新のカーボンロードバイクの試乗車が期間限定で到着したので
スタッフライドの際に乗ってきました!(スタッフライドの詳細)
《試乗車のデータ》
ENVILIV ADVANCED PRO ¥891,000(税込)
詳細は車種名のリンクをご確認ください。
《走行距離データ》
ジャイアントストア二子玉川~JR矢野口駅ローソン~尾根幹(南多摩尾根幹線道路)~JR橋本駅~小倉橋~ゼブラコーヒー津久井店
復路同上
走行距離約90km
獲得標高750m
《試乗スタッフデータ》
・30代女性
・学生時代は全て文化部で運動経験は水泳空手キックボクシングなどの習い事のみ
・カーボンロード(ホイールもカーボン)とミニベロを1台ずつ所持
・レース未経験、自転車を使うのはサイクリングや近所のお買い物のみ
・ストア勤務約10年
☆序盤平地
この日の天気、午前9時頃まで爆弾低気圧の影響で横風もひどく
雨が体に当たると痛いくらいでした。つまりかなりの荒天。
エアロフレームは平たい作りなので横風の煽りはかなり影響あるものの、
反応もよく加速性がピカイチなので進行方向のコントロールや軌道修正は難しくはなかったです。
危ない場面もなく多摩川サイクリングロードを駆け抜けました。
☆中盤アップダウンの続く道
尾根幹道は信号も多く、上り坂の手前で停車することもしばしば。
ですがストップアンドゴーのし易さを強く感じました。
今回借り物のSPD SLペダルを利用したのですが、わたしのシューズについていたクリート(ペダルと接合する部品のこと)と相性があまりよくなかったのか非常に脱着しにくい状況でしたが、スタート時その動作のもたつきがありつつも、少し漕いだだけでも伸びがあるので出遅れることなく前方のスタッフに付いていけるほどでした。
さて肝心の坂です。
今迄登りに関しては「Langma」という車種が特化していて立ち漕ぎ及びダンシングのしやすさがあり、軽さもしなりも非常にいい自転車として目立っておりました。
反対にENVIELIVのエアロフレームではフレームの設計上や、硬さもあって登りの動作をするには厳しい印象があり、トライアスロンなど平地競技向き、と完全にその用途が分かれてしまうような状況だったと思います。
しかし新しく設計し直されたENVIELIV ADVANCED PROではまず軽量化を図ったことで単純に登りの負荷は軽減され、更に剛性(ものの変形のしづらさ、パワーの伝わりやすさ、ということです)もアップ、空気抵抗を減らすエアロフレームも進化しています。
前述の通り勤務歴は長い方なので過去にGIANTのPROPELやENVIELIVを何度も試乗してきましたが、今回のモデルチェンジの違いに感動しました。
ENVILIV ADVANCED PROなら登りもものすごく楽です。
足の疲労感も残さず余力をもって往路後半を迎えました。
☆後半、尾根幹よりも勾配のあるルートで津久井湖へ
オリンピックコースでも有名なピクトグラムのある小倉橋を超えて、津久井湖ゴルフクラブをぐるりと一周してゼブラコーヒーへ向かうコース。
津久井湖方面にはスタッフライドで何度か行っておりましたが、新小倉橋を渡り、その先にある県道510の丘越えをしてからゼブラコーヒーに向かうコースは初めてだったので後半にも登り坂が何度もあることを把握しておりませんでした。
ヒルクライマー(登りを得意とする人)のスタッフ曰く、トレーニングに使う王道コースだそうで、割とハードな部類に入るとのこと…。
正直なところ今迄の自分はカーボンロードに乗りつつもゆーっくりとマイペースに、全員の後をゼェハァ息を荒げながら登っていたので、今回も覚悟を決めながらスタートしました。
するとどういうことか
伸びる…!!坂でも伸びるぞ…!!
日頃からロードバイクに乗り込んでるスタッフに追いつける程の進みの良さを実感…。
愛車のカーボンロードにはほぼ同等グレードのカーボンホイールを履かせているのでENVIELIVとの重量の差はあったとしても数百グラムだと思います。つまり愛車とのグレード差はあまりないです。
ですが登りの一漕ぎの伸びが、違う!
ゼブラコーヒー到着前の最後の坂を上り切ったコンビニで「乗ってて楽しい、乗ったら欲しくなる」と、はっきり思ったのでした…
☆帰路
お腹いっぱい食べるとたいてい血糖値上昇で眠くなったり、体を動かすのがおっくうになるものですがあまりにも乗ってて気持ちの良い車体なので、行きと変わらぬモチベーションを保ったまま帰路につきました。
津久井湖から帰ると毎回矢野口から続く多摩川サイクリングロードがやけに長く感じるのですが、平均速度を落とさず、ストレスなくゴール!
☆まとめ
・反応や伸びが良く、登り坂前の信号待ちも苦ではない(ここが一番の感動!)
・軽くて振動吸収性が高いので翌日疲労感や筋肉痛も特になし
・コーナーリング、ダンシングでもコントロールしやすい
・何より走っていて楽しい。使用用途がレースじゃなくても欲しくなる
・最新のアルテグラDi2、12速のレバータッチ後の切り替え反応速度はもちろん良好。
今回はほぼ登りか平地なのでインナー(36T※1)縛り。
11-30Tで12速あったら一切コンポーネントに対してのストレスはなし。ある程度の坂でも事足りるギア比。(※2)
※1 歯車の歯数のこと。
※2 後輪が1回転する為にペダルを何回転させるかという数値のこと。
・単純に見た目がかっこいい。
とても良い意味で、個人的なENVILIVのイメージが一新されました。
この車体はロードバイクが初めての方にも、経験者の方にも幅広く自信をもっておすすめできます。
2023年11月20日の14:00時点でまだXXS(150~155cmの方向き)、XS(155~165cmの方向き)国内に在庫ございます。
ご検討の方は是非店頭にてご相談くださいませ。