ジャイアントストア二子玉川

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TCR ADVANCED SL0のご紹介2016年3月14日

みなさんこんにちは!

今日の関東は雨、北の方は雪も降る予報になっていますね。
これも恵みの雨、プラスにとらえて自転車のメンテナンス等、
ゆっくりと時間を使えれば雨もまた楽しいものです。

せっかくの雨ですから、じっくり読める記事をひとつ。

さて、今日はGIANTが誇るオールラウンド系ロードバイクの最高峰

TCR ADVANCED SL 0

をご紹介いたします。

2016年モデルで大幅なアップデートが行われ、軽量性、快適性、トータルでの重量に対する剛性などが
全方位的に進化した2016のTCR ADVANCEDシリーズ。
その中でも、2016年モデルからリリースされる超軽量フルカーボンクリンチャーホイールや、
DURA ACE DI2を装備した、最軽量モデルがTCR ADVANCED SL 0です。

カタログ重量はMサイズで6.6kgと、ペダルを取りつけてギリギリUCI(国際自転車競技連盟)が定めている
制限重量6.8kgになるように設計されています。

今回ご注文を頂いていた実車が入荷してきましたので、各部写真を交えながらご紹介していきたいと思います。

 

 

正面から。
近年、軽量性や空気抵抗低減のために、
メンテナンスが難しい専用設計の特殊な形状のバイクが増えていますが、
TCRで採用しているパーツは、通常のロードバイク用のものが使える 汎用性の高いもの。
高性能でありながら整備性も高いのがTCRの特徴です。

唯一、ステアリングコラム(ハンドル部の根本)の径が、コーナーリング性能や剛性向上のため、
現在普及している1 1/8インチサイズより太い1 1/4インチサイズを採用しています。
一部の他メーカーも採用しており、今後もしかすると普及していくかもしれませんね。

1 1/4インチサイズコラム部
太くてがっちり。下りのコーナーでも不安感がありません
ハンドル、ステムも軽量、高剛性なフルカーボン。
振動吸収性が高く快適性も高いのが特徴です。
ステムの下に変速機とレバーなどをつなぐジャンクションAというパーツが見えます。

 

続いて以前のモデルから大きく進化したサドルの下、シートポスト付近。
フレームとシートポストが一体で、 無駄が一切感じられないスムーズでシンプルな形状となっています。
ヴァリアントという、以前より細身形状のシートポストは、 縦方向しなりが大きくなっており、
地面からお尻に伝わる衝撃を効果的に吸収してくれます。

しなりといえば、 先日、ドイツの自転車専門誌上で行われたテストでも、
BB、フロントフォーク、ハンドルまわりの剛性、といった、他の様々な数値と共に、
このシートポストのしなりも並みいる他の有名メーカーを抑え、みごとNo.1に輝いています。

http://www.giant-bicycles.com/news/article/tcr.advanced.sl.aces.tour.magazine.test/19607/
(英語ですが参照元の記事です。)

フレームの後ろ三角も細身で、快適性を高めています。

 

サドルも今年新しくなり、薄手ながらクッションが非常に効いた快適なサドルになっています。
レールまでカーボンで、軽量かつ快適。

 

ジャイアントの特徴の一つとも言える太いダウンチューブを支える、幅の広いBB部分、POWERCORE
漕いだパワーを受け止めて、確実に進む力に変換します。
思いっきり漕いでも、たわんだ感じがほとんど感じられない、強靭なBBです。

 

 

ホイール。
このホイールはすごいです。
このホイールだけで記事が書けるほどなので、詳しくは後日。
前後でたった1331gという、超軽量なフルカーボンクリンチャーホイール
SLR 0
新技術をふんだんに取り入れています。

 

組上がった状態です。
電動コンポーネントなので、シートポストの中にバッテリーを内蔵しています。
この後、乗る方の身長に合わせて
シートポストをカットし、完成となります。

 

 

超軽量で、ヒルクライムには強力な武器となってくれそうな
TCR ADVANCED SL 0
これからのヒルクライムシーズンに向けて、
秘密兵器の投入はいかがでしょうか!