その後、何回か大井埠頭に練習に行きました。
２回目からは、朝練隊の富田隊長と西川、
それと新たに営業課の大友も参加し、
一緒に大井を毎週走るようになりました。

ここで、富田隊長が私に最初に指導していた
「後ろにぴったりくっついて走る」技が活きてきます。
これをドラフティングというのですが、
すぐ後ろについて走る事により、空気抵抗が少なくなり
走りやすくなるのです。
最初はそんな風にしてペースを保って走るのが
初心者にとっては良いみたいです。

前が見えないので最初はこわかったですが、
慣れてくると楽で、今では好んで後ろにはりついています（笑）。

大井には外国の人たちもたくさん走りに来ています。

また、ペダルの漕ぎ方も、回転力で速度を上げる練習をした方がいい
との指摘で、軽めのギアにして速くシャカシャカ回す、
ということを実践しました。
こちらの方が力を無駄に使わないようなのです。

体力がだんだんついてきたこともあり、
平均時速２７〜８キロで大井３周（約３０キロ）を
連続で走れるようになりました。
早さを競うレベルにはまだまだ追いついていませんが、
ちょっとだけ進歩したかな！

でも不安点もあります。
それは強風です。

強い横風にあおられて、ぐらっともっていかれること数回。
本当にひやっとします。

私の乗る自転車のホイールのリムは高さがあるタイプで、
前への推進力はすごくあるのですが、
横風の抵抗を受けやすくなっています。

このホイールで大丈夫だろうか・・・
当日強風だったらやだな・・・
いろいろ思いが交錯します。

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