ジャイアントストア平塚

»トップへ

リムブレーキとディスクブレーキの違い2022年11月6日

今回はスポーツバイクによく用いられている
リムブレーキとディスクブレーキの違いについて説明します!

~そもそもどうやってブレーキをかけてるの?~

リムブレーキは、ホイールのリムの部分を両サイドからゴム製のパッドで挟みこんでブレーキをかけるシステムです。

 

ディスクブレーキは、ホイールの中心あたりについている円盤をパッドで挟みこんでブレーキをかけています。

 

どちらも挟み込んでブレーキをかけるのですが、大きな違いは挟むものと挟まれるものの素材の違いです。

リムブレーキはパッドがゴムなので、接地面が雨などで濡れていたりするとブレーキが効きにくくなってしまいます。(マンホールの上を歩くと滑りやすいイメージ)

対して、ディスクブレーキはパッドが金属系または樹脂系でできているので水に強く、さらに円盤部分にいくつか穴が空いていて、パッドで挟み込んだときにその穴に水が逃げてくれるので、天候に左右されることなくブレーキをかけることができます。
身近な所では車やバイクなどにも採用されています。
ですので、雨の日も乗られる方はディスクブレーキがおすすめです!

 

~ディスクブレーキは油圧式?ワイヤー式?~

油圧式は名前の通りオイルが入っていて、レバーを握ると内部のオイルに圧がかかり、ブレーキがかかる仕組みになっています。

油圧式の特徴は圧が力を逃がさないので、
少ない力でしっかりとブレーキをかけることができます!
ですので、力の弱い女性の方やお子様にもおすすめです。

 

一方ワイヤー式ディスクブレーキは、リムブレーキなどと同じようにワイヤーを引くことでブレーキをかけます。

油圧式に比べて価格は抑えられますが、ワイヤー式の特徴として、ワイヤーが大きく曲がる箇所が増えると、摩擦が大きくなり、握り心地が少し固くなっています。また、金属でできているので錆びてしまうとブレーキの引きがさらに固くなってしまうので注意が必要です。

是非店頭でワイヤー式と油圧式を握って比べてみてください!!

 

~ディスクブレーキって色々大変なんじゃないの?~

ディスクブレーキを使ううえでの注意点は主にこんな感じ。

・円盤部分に触らない!
・チェーンオイルが付着しないようにする

こういったスプレータイプのチェーンオイルだと簡単に差すことができますが、
飛び散って円盤部分にもついてしまう可能性があります。

ですので、ディスクブレーキには液体タイプのチェーンオイルがおすすめです。

ディスクブレーキの円盤部分は特に油に弱いので
油分を含むものは極力避けるようにしましょう!!

 

あとは油圧式だけの話になりますが、
ホイールを外した状態の時には必ずパッドの間にスペーサーというパーツを差し込むようにしましょう!

※オレンジ色のパーツがスペーサーです。

ホイールを外した状態のときにブレーキをかけてしまうと、パッドが閉じて開かなくなってしまいます。
開かなくなると工具を使って開き直さないとホイールを装着することができないので、必ずスペーサーを差し込むようにしましょう。

 

~まとめ~

雨の日も乗られる方、少ない力でブレーキをかけたい方は油圧式ディスクブレーキ。
雨の日も乗ろうと思ってるけど価格は抑えたい方はワイヤー式ディスクブレーキ。
ディスクはちょっと手が出しにくいし、晴れの日しか乗らない方はリムブレーキがおすすめです!!

 

当店リムブレーキ、ディスクブレーキ共に試乗車のご用意がありますので、是非体感してみてください!
ご来店お待ちしております!