ジャイアントストア川越
走行前に必ずチェック!タイヤの劣化サインと交換時期2025年12月1日
知ってますか?
タイヤは自転車の消耗品の中で もっとも過酷な環境にさらされています。
走行時 体重を支え、衝撃を弱めてくれ グリップしないとスリッピーで「危」「怖」
走行距離だけでなく、紫外線・温度変化・空気圧管理の有無によって劣化が進み、
気が付いたら“見た目は残っているのに危険な状態”になっているケースも少なくありません。
今回紹介する写真は、実際にお店に持ち込まれた自転車のタイヤです。
パッと見ではまだ乗れそうに見えても、中身はかなり危険な状態…。
どこが問題なのか、一つずつ見ていきましょう。
セクション①:タイヤサイドのひび割れ
●見える症状
• タイヤのサイドウォール(横部分)に横方向の多数の亀裂
• 紫外線によるゴムの乾燥・経年 硬化により柔軟性が失われている状態
▼写真①
→ タイヤ側面にひび割れあり
危険度 : 高
タイヤサイドが裂けると、空気圧に負けてタイヤが裂け バーストする可能性があります。
特に段差乗り越えや空気圧不足の状態で発生しやすいです。
交換の目安 • サイドにひび割れが数本見えたら → 交換推奨
• 繊維が見えてきたら → 即交換 ⸻
セクション②:トレッドの亀裂
▼写真③ (トレッド中央の深いひび割れがみられる)
●見える症状
走行面に深いひび割れ
• ゴムが乾燥して白っぽくなり、表面が荒れている
危険ポイント
• 路面とのグリップが大幅に低下 • 溝の割れ目から異物が入り、パンクリスクが急増
特に長期間空気を抜いた状態で放置されたタイヤに多く見られます。
放置するとどうなる?
• 走行中に突然のバースト
• タイヤのグリップ力が減りブレーキ時に制動距離が伸びる
このような事態が起こる前に交換しましょう!
タイヤは自転車と地面をつなぐ唯一のパーツです。
自転車も自動車もタイヤがダメになると 動きません・・
乗れてるから大丈夫 判断せず、定期的にチェックすることで安全に乗り続けられます。
もし今回の写真のような状態を見つけたら、そのタイヤはもう役目を終えています。 迷ったら交換、それが一番の安全策です。
「よく分からない…」という人は、お店で”点検だけ”でもOKです。


