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メンテナンス「変速ワイヤー編」2024年11月11日

「愛車の調子が・・」

私たちを乗せ、気持ちよくスムースに走ってくれていたBike

さまざまなご相談が来ます。

そんななかで、

今回は変則が不調に・・・

対応しますと、確かにレバー操作が重く、

戻り(シフトアップ)も遅い。

レバーブラケットを剥き、シフトインナー入口のぞきますと・・・

なにやら毛羽立っている??  なるほど。

 

開けてみますと、変速ワイヤーが「断裂」寸前。

いきなりこのような状態には至りませんのでご安心ください。

 

経験上、走行距離4000kmで切ってしまったユーザーが最短命・・

(変則の仕方+回数=距離)

機材にストレスを与えない余裕ある変速の方々は、6~8000kmあたりまでは大丈夫でしょうか。

 

いずれにしても、いつの日か必ず交換が必要になります。

症状としては、

・シフトアップがもたつく

・アジャストネジをたびたび調整してもらってもレスポンスが悪く、気持ち良く決まらない

・変速レバーを動かしてもウンともスンとも・・・。変速機からの応答がない。

 

緊急的には、インナーワイヤーのみの入れ替えで動かせるようにはなります。が、

アウターワイヤーの内側状態も悪化すると抵抗が生まれ、

変速レスポンスの良い状態が短かく、せっかく交換したインナーワイヤーも短命になってしまいます。

 

そんなときは、オーバーホールの時期が迫ってきたということかもしれません。

ご相談お待ちしております。