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BIKEのお手入れ 油圧編2019年1月21日
皆さま、自転車にも油圧ブレーキを装備したモデルがある事をご存知でしたか?
二十数年前に、マウンテンバイクで導入されました。(当時は高価な舶来品しか入手できず高値の花でした・・・)
近年ではシクロクロス車やロードばいくにもディスクブレーキ装着モデルが!
ツールドフランス等でもディスクブレーキを装着したロードが走っています!
その魅力は何でしょうか
従来の自転車は車輪のリム(金属部)をゴム製のブレーキシューで挟んで減速させています。
問題は雨の日、路面の水分や同時に砂などを巻き込みその影響でブレーキシューの消耗が早くなるばかりか止まる能力がかなり下がってしまいます。
同じ力で握っても 制動距離が長くなり危険ですね。
その点ディスクブレーキは車輪中央部にディスクローターがあり水や汚れが付きにくいです。
その上リムブレーキと違ってハードなブレーキングを続けてもタイヤ内の空気温度が上がらないのでパンクの危険性が下がります。
そして 小さな握力でも安定したストッピングパワーが得られるのです。
もちろん中のオイルは重要な部品ですから ブレーキワイヤーと同じように 定期的なオイルの交換が必要になります。
オイルの種類も二系統あり 自動車業界で一般的なDOT規格というのものとシマノが販売しているミネラルオイルがあります。
今回はミネラル系の油圧ディスクブレーキのメンテナンスです。
このようなピンクをしています。DOT系は無色が多いですね。
部品メーカーによりオイル挿入の手順が異なります。
正常なオイルを満たすのですが厄介なのはマスターシリンダー、ホース、ブレーキキャリパーのいずれにも空気が残留しない状態にする事がまず大事です。
気泡を完全に追い出す作業には根気とコツを要します。 もちろんそこはお任せください。
今回は購入から5~6年ノーメンテナンスでブレーキが効かなくなってしまってからのご相談でしたが即入院をお願いしました。
作業を進めるとなかなかオイルが出てきません。ほとんどつまりかかっていた状態でした。
しかも出てきたオイルは真っ黒!
劣化を通り過ぎた状態のオイルです。ピンクとは程遠い色ですね。
新しいOILを下から上から何度も給油してエアー抜きを念入りにしてようやく濁りが無くなり綺麗なオイルに入れ替りました。
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