ジャイアントストア神戸
(電動アシスト)ESCAPE R E+ インプレッション 東灘-六甲山往復2023年10月7日
こんにちは!
先日、店頭試乗車のEバイク「ESCAPE R E+」で東灘のストアから表六甲ルートにて、六甲山を登ってきましたのでリポート(インプレッション)です。
東灘区のストアから一軒茶屋さんまで往復でだいたい42km/1000mUP/実走行時間2:30となりました。
乗り手は、体重60kgのロードバイクホビーライダー。
最高気温26℃晴天下でのトライとなり、気候的にはベストコンディション!ロード乗りであるわたくし、普段はもっぱらレース系ウェアですが、今日は半袖×半パンのいで立ちでスタート!
御影あたりまでは、「道」探しがてら山の手エリアを西へ進み、そこから北上。灘三田線に乗りました。車がかなり飛ばしている道路なので、危険回避のために歩道を徐行で進みます。
登り本番は、六甲ケーブル下駅以北と思っていましたが、既にこのあたりからかなりの坂感が。(8%くらいか)
ここまでアシストモードはレベル2(2段階目)の「Tour」。脚に来はじめたので、レベル3の「Active」にしたくなりましたがまだまだ序盤のため、電力温存。「Tour」モードで粘ります。
交通量が多く走りづらいエリアをパスし、六甲ケーブル下駅に到着。自販機でドリンクを補給し、しばし休憩します。
ここまで約8km/320mUPでした。電力使用は13%くらいです。
ここから先の道は走りやすそうな予感。
下駅をスタートすると、すぐに海が見えました。フワッと一段テンションがあがります。。。
それも束の間、すぐに激坂に遭遇!(15%ほどありそうです。)
迷わず、アシストパワーUP!レベル3の「Active」に。
全然進むのですが、やや激坂に押されている感も。
すかさず、レベル4(MAXアシストパワー) 「Sports」に。
イイ感じで、グイグイ進みます!
表六甲ドライブウェイに入り、さらにどんどん登って行きます。
トンネルの向こうにローディ発見!さて追い抜けるか?
するりと抜けました。さすがEバイク。
勾配が~10%くらいあっても「Sports」モードで、ケイデンス70―80RPMくらいでしっかり回していくと、生身ではなかなか出せない時速15~18キロくらいのスピードで登っていくことができます。ある程度頑張って踏めば、ロードバイクをサクサク抜いていくことが出来ました!(※相対的なスピード面では、生身のロードバイクに対しては勾配がきつければきついほど優位性ありです。反面5%までくらいのゆるめ坂の場合、ある程度地脚のある乗り手なら、ロードバイクの方が速いかなと思います。)
ダイナミックなヘアピンカーブを越えて、
鉢巻展望台へ。
ここの標高は670m程。目的地標高880mからすると低い位置になりますが、その分、眼下に広がる港町神戸が近く、迫力を感じられる景色なので撮影や休憩にピッタリでした!
さらに進んで丁字ヶ辻の交差点に到着。ここまでで連続的なキツめの登りは終了。モードをレベル2の「Tour」に落とします。
交差点を右に折れ、16号 明石神戸宝塚線を東へ。
ここまで約14km/850mUP。(※メインの登り前に山手をうろうろしたため、直登よりも登り積算が多め)
そして、目的地の一軒茶屋さんまではまだ6.6km/130mUPの残り行程があります。
ここで肌寒さを感じるようになってきたので携行していたウィンドブレーカーを着用。この先、長くキツい坂は現れないため身体が温まりにくくなってくるので早めの防寒です◎標高が800m近くなり、わりと冷んやりしています。上はやや曇りだったこともあり、下界より7℃ほど低い18℃くらいでした。
ワインディングロードを抜けて、アスレチックパークを通過。
小刻みなアップダウンをこなしながら東へ。
実はこのアップダウンの際の登り返しがEバイクは少し苦手です。
通常のスポーツバイクに乗っていると、下りからの登り返しの際は、下ってきた速度を利用しつつ、ダンシング(立ち漕ぎ)で強めに踏み込んでスピードを保ってクリアすることが多いと思いますが、Eバイクでは相性の悪い踏み方になります。踏み込むタイミングがアシスト範囲外の速度(24km以上)が出ているタイミングに被ってしまいがちでアシストが入らず、20kg近い車体の重みがズドンと脚にきてしまいます。
Eバイクでの登り返しの走り方は、「下り→20km付近に速度が下がるまで惰性で流し→やや軽めのギヤ×高めのケイデンス(80rpmあたり)でシッティングで回して登る」です!マシンスペックにもよると思いますが、ある程度高めのケイデンスの方がアシスト効率が高くなり、早く軽快に走れるように感じます◎
一般道で乗れるEバイクは道交法に合わせ、時速24kmでアシストが切れる仕様になっているため、上手く走らせるには少し工夫も必要です。(※こういった制約・ネガ的なところも考え方次第で楽しみ方に変えらるのではと思ったりします。バッテリー容量なども、限りがあるから、マネジメントし、あえて地脚で頑張るポイントを作れたりします。)
空気が澄んだ感じのする高原道路を進みます。130mの登りを消化しながら(道路上)神戸最高峰の一軒茶屋さんに向けて走って行きます。
時折、木々の間から三田方面の景色が見える。
一軒茶屋さん手前200m程のところに大阪湾を望む解放感のある撮影スポット。
おお、看板を発見!ついに到着。
これを1回やってみたかったんです。めでたく看板岩の前で初撮影!
そしてここまでのリザルトは走行距離約21km/約1000mUP!!レベル2のtourモードだけでなく、レベル3・4のActive・Sportsモードもおり混ぜながらラスト5kmを走ってきましたが、ここまでのバッテリー使用量は43%ほどでした!
なんと、登りの厳しさで定評のある表六甲コースによる六甲登頂(1000mUP)を半分以上の電池残量を残して達成!!GIANTの高効率ハイパワーモーター×大容量バッテリー凄いぜ!!
さて、道を挟んだ斜め向かいには、公共の手洗いとバイクラックが。平日でしたが、ロード乗りの方が数人おられました。「ほ〜Eバイクですかぁ」とお声かけ頂き、少しお話し。ローディには色んな意味で一目置かれているようです。
帰路は13kmほど一気下りになるので念のため車体を一通りチェック。東灘のストアに向けて走り出します!
六甲山ビジターセンターまで5km程下ってきました。下りは登り以上にイイ感じの走りです!!
700×38cの太いタイヤと重めの車重が大きな安定感をもたらしてくれているようです。コーナリングや減速でイメージ通り素直に動いてくれる感覚が◎乗車姿勢についても、フラットバー仕様で、ライダーの上体/フォームにもゆとりがあります。下半身の踏ん張りも利かせやすく、また、視界も広くとれるので、ロードバイクよりも格段に安心感がありました。
前後油圧ディスクブレーキ160mmローターの性能を強靭なフロントフォークが受け止めていて、コントローラブルでしっかりしたブレーキ性能が出ていると感じました。丁字が辻以降の10%を超える急かつ長い下り坂も不安なく楽しく下れました◎
(まとめ)
車重約20キロ、9段変速、38mmの太めタイヤ、と、決して上りが得意なスペックではありませんが、アシストパワーはなかなかのものでしっかり踏んで行けば10%あたりの勾配であっても、時速14〜18kmでグイグイ登ってくれたので非常に楽しく走れました!
体重60kgの乗り手で、急峻な山岳1000mを登り、41キロ走って、バッテリー残量🔋は53%と全然余裕がありました。平地に比べると登り坂走行は電力消費が激しくなりますが、それでも100km/1000m UPくらいの山ありのロングライドには十分対応できそうです!
(今回ご紹介バイク)
¥275,000(税込)
Eバイクお探しの際はジャイアントストア神戸にお気軽にお立ち寄り下さい!
試乗車もご用意しております!是非乗ってみて下さい😁
スタッフ一同、皆さまのご来店を心よりお待ちしております。
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