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シクロクロス初挑戦して参りました2020年1月24日

みなさんこんにちは!神戸店の伊藤です。

先日堺で開催されたシクロクロスに初参加してきました!

シクロクロスとは、人口の障害物が設けられた不整地のコースを周回し順位を競う競技です。

会場は「みなと堺グリーンひろば」というところで、フラットな地形と芝生コースで、
シクロデビューには丁度いいということで参加にいたりました。

シクロクロスは年齢やレベルに合わせて細かくカテゴリー分けされていて、
私が参加したのは、初心者が参加するC4クラスです。

当日は朝7時頃会場に到着、受付を済ませて7時半ごろから1時間くらい試走の時間がありました。

使用した車体は普段通勤用に使っているESCAPE RXに33Cの太めタイヤを履かせた仕様です。

試走スタートのタイミングで、神戸店のお客様と合流することができ、
その際にコース攻略法を教えていただきながら走ることができました。本当に感謝です。

試走の段階で早々普段の走り方とは異なる部分が多いことに気づきました。
走り出してすぐ感じたのが、不整地なので「スピードが出ない割に運動強度が高い」ということです。
ペダル踏み込みも常に全開、障害物は自転車をかついで越えたり、体力の消耗も早く感じました。
しかし普段自転車に乗っていて土の上を走りながら自転車をかつぐことなんてないですよね?
そんな非日常感を楽しめるのでワクワク度が高いのは間違いないです!

実はC4のレースは試走のすぐ後のレースでして、2周程試走しそのままレースにのぞみました。
ぶっつけ感半端ないですが…。

さあいよいよレーススタート地点に向かいます。

ゼッケン番号順に呼ばれスタート位置に付きます。しかしここで思わぬ誤算が。
クロスバイクやマウンテンバイクはフラットハンドルで幅が広いので、
恐らく安全上の理由で私を含め他数名の方達と最後尾からのスタートになってしまいました。

そしてレーススタート!

 

スタート直後は集団全体がダッシュしてからの狭めのコーナーに突入していくところは
思わず強めにブレーキをかけてしまいました。土や芝生でタイヤがどこまでグリップするのか
把握しきれていませんでした。さっそく練習不足を露呈することに…。

 

少しでも順位を上げたいので開いたすき間にどんどん入って行って順位を上げたい…ところですが、
やはり他の方も訳あって先を急いでいるので、思うようにいきません。
そこから一周するくらいはまだ全体の間隔が詰まっていて、コーナーや砂場ゾーンごとに順位が大きく入れ替わっていきます。
走っていくうちに砂場ゾーンがひとつポイントだと気づき、砂場ゾーンはより集中してのぞむことにしました。


1周目の砂場はスピードを落とさず勢いで突入し、少し重めのギアで踏み込むといいと教えていただいていたので
それを実践する形で1周目はなんとか無事クリア。
2周目くらいからは同じくらいのペースの方達が固まってきますので、
その方達と抜きつ抜かれつを繰り返していきます。
周回コースなので先頭集団はかなり先を走っているのが視界に入りますが、気にせず自分の走りに集中します。
あ、もちろんこの時点で呼吸は「ぜえぜえ」乳酸溜まりまくりの状態です。
辛さもありますが、不思議と楽しさも出てきます。

3周目は疲労が溜まりはじめ、障害物をかついで越えるのもしんどさが増してきます。
コース脇では神戸店のお客様や、職場の先輩も応援してくださっていたそうですが、
まったく気づいていないという有り様です。
そして後半の砂場ゾーンで前輪が砂山にもっていかれて危うく転倒寸前。
焦ってギアを軽くしてしまうと、砂を掘ってしまいタイヤがどんどん砂に埋まるという悪循環。
失速している間にあれよあれよと後続2人に抜かれてしまいました。

最終周は実はあまり記憶が無く、抜かれた2人の後ろになんとか喰らいついていると、後半の砂場で前の2人が砂にタイヤをとられ失速。
その間に2人をパスし、あとはゴールまで必死に走りました。
結果は52人中47位という散々な結果に。くやしさはありますが、全力出しきれましたし、初参加で最後尾スタートでしたのでよし!
ということにしたいと思います。
ゴール後に、さらに別の神戸店お客さま数名と偶然合流、楽しい時間を過ごさせていただきました。

次の時間のレースは試走でご一緒した神戸店のお客様が参加されました!
ご参加の車体はGIANTグラベルロードのREVOLTです!

各障害物や砂場ゾーンを上手くこなされ激走を見せていただきました!
REVOLTはこういう場所が似合います。
シクロクロスは応援もにぎやかですし、観戦目的だけでもオススメです。

最後は先輩がトップカテゴリーのC1クラスに参戦されるので、その応援に。
スタート前から今までのレースより異なる緊張感がひしひしと伝わってきます。

スタートから集団の加速が猛烈で、そこから最初のコーナーもスムースでした。
初心者が見ても明らかにスピードが違いました。

他の障害物や砂場のこなしが速く無駄がなく、そこからの立ち上がりの加速が
速かったりと、やはりC1レースは違いましたし、色々と勉強になりました。

そうしてシクロクロスの一日が終わりました。

今回初めてシクロクロスを体験し、シクロ独特の強度だったり、普通の自転車競技では無い動きがあったり
本当にいい経験をさせていただきました。レースに参加してみて色々と反省点も多かったですし、
レース時間30分が地獄のように長く感じたのも事実ではありますが、
また次回参加できる機会があれば再チャレンジしてみたい!と思ってしまう魅力がシクロクロスにはありました。
シクロクロスのシーズンは冬場ですのでまだまだ参加できる大会はありますよ。
ご興味が湧いてきた方、是非ご参加してみてはいかがでしょうか?


スタッフ:伊藤

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