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そろそろビンディングペダル、はじめてみませんか?2014年11月6日

初めてのスポーツバイクに乗るようになってしばらくした頃、とあるアイテムの存在を知って驚いたことがあります。

それは、ビンディングペダル。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いまとなっては当たり前のように使用していますが、

思い返してみるとビンディングデビューには結構ドキドキした覚えがあります。

ですが、使い方に慣れてくるとそれまで以上にスポーツバイクが楽しくなりましたね!!

とくに向かい風や登り坂でぐいぐい進むのが感動的でした。

 

 

そんなビンディングの使用方法を簡単にご紹介。

 

まず専用シューズの裏側にクリートと呼ばれるパーツを組み付けて。

 

それをペダルへ引っかけてはめ込みます。

これだけです!?

とってもシンプルな仕組みですが、これが抜群の効果を発揮してくれるんです。

(種類によって若干違いはありますが、外すときはかかとを外に動かします。 )

 

ではビンディングペダルにするとなぜ走りが変わるのか?

これについては諸説いろいろありますが、今回は簡単にお話を。

 

フラットペダルを漕ぐ場合、

ペダルを漕ぐ=「ペダリング」の時に踏み込むことは意識せずとも出来ますが、

踏み込んでいる方と反対の足を引き上げる動作=「引き足」はなかなかイメージしにくいと思います。

 

 

実はこの「引き足」と呼ばれる動作が効率的なペダリングには必要になってきます。

 

ペダリング時には必ずどちらかの足で、「踏み込む⇔引き上げる」の動きをしています。

この連続運動を意識し易くすることが出来るのがビンディングペダルなんです。

 

 

ここでビンディングが役に立つマニアックな小ネタを一つ。

悪路を走行するMTBやシクロクロスで滑りやすい激坂を登る場面で

坂のキツさに抗って力任せにペダルを踏み込むと後輪がスリップしてしまい登れないことがあります。

このとき「引き足」をうまく使ってあげると、リアタイヤと路面との食い付き具合と駆動力を

ペダリングによってコントロールすることで滑らずにクリア出来たりします。

(本当はそれ以外にもテクニックがあるようですが)

ちなみに…。

ペダリングを極めるとクランク回転軌道の全方向でも力の入れ方、抜き方なんてものもあるそうな。

ここまで来るとなかなかの世界ですねぇ。

 

 

ペダリングの脚力を効率よくタイヤへ伝えることは、オフロードだけでなく

きれいな舗装路を走る時にも高い効果が発揮できます

フラットペダルの時に登れなかった坂道がゆっくりでも登れるようになったり、

冬の強い向かい風の中でいつもより頑張れたりします。

さらに、足をペダルへ乗せる位置も常に同じになるので

ついつい土ふまずでペダリングしてしまうような方も、

正しい位置でペダルに足を乗せられるようになります

 

 

 

以前はペダルやシューズの種類も少なく、MTBやロードバイクのレーシングモデルがほとんどでした。

(そういったモデルは ソールを硬くすることで力が逃げにくくなっていたりします。)

 

最近ではフラットペダルとビンディングペダルの両面式モデル

 

 

スプリングの固定力が小さく設計されていて着脱がしやすいモデルをラインナップしています。

 

スニーカーモデルのシューズにはソールが柔らかく歩きやすいモデルも増えてきました。

用途に合わせたペダルとシューズをお選びいただく事が一番かと思います。

 

[ビンディングシューズ=競技用、速く走るため]

なんてことは全然ありません。

クロスバイクでの街乗りやポタリングなどでも

身体の筋肉を上手に使えるようになり、たとえば美脚効果があるなんて事も!!

 

もちろんスポーツバイクに乗るシチュエーションによっては

フラットペダルの方を好まれる方もいらっしゃるかとは思いますが、

そろそろスポーツバイクを楽しむために次のステップをお考えの方には

是非オススメをいたします。

 

ジャイアントストア神戸ではポタリング、ツーリング向けから

レーシングモデルまでお客さまのニーズに合わせたラインナップをご準備しております。

ビンディングペダルとシューズをご検討中で御座いましたら是非ご来店をお待ちしております。

 

その弐~街乗り編~はこちらへ→https://giant-store.jp/kobe/parts/6147/

 

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