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【ロードバイク トレーニング レポートVol.4】体調不良時のトレーニング2023年2月11日

みなさんこんにちは!

昨年11月頃、なぜか自宅のベランダに置いてあった植木鉢からひまわりの芽が出て、
ついに先日開花したことに大喜びのスタッフ福島です。

ひまわりって、冬でも咲くんですね。

今年は冷え込みがことさら厳しく感じますね。
例年にない冷え込みとのことで
皆さん路面凍結などにご注意ください!

 

【体調不良時のトレーニング】

さて、今日は体調不良時のトレーニングについてです。

というのも、先日、2週間ほど風邪気味で
練習が思うようにできない期間がありました。
幸い新型コロナでもなく、軽い症状で済みましたが、
こういった
「動けるけど何となく万全ではない体調のとき、
トレーニングはどうしようか」
という悩みは個人的に結構あります。

【まじめな人ほど失敗しやすい】

まじめな人、熱心な人ほど
「トレーニングメニューを組んでいるから、
目標達成のため、ちょっと体調が悪くても
予定通りのトレーニングを消化しなくては」
と、頑張ってしまうのですが
(そしてそれは、辛くても頑張っている自分って
すばらしい!という満足感も味わえるのですが)
ここで無理をするのは私はお勧めしません。

【トレーニングは何のために】

レースで上位入賞など、
目標があるトレーニングにとって大切なのは
「どれだけトレーニングを頑張ったか」ではなく
「どれだけトレーニングによって目標に近づけるか」です。

また、目的がトレーニング自体であったり、
ストレス発散や健康が目的の方にとっては
体調を良くすることが最優先になります。

なので、医師などの判断を仰いだうえで、
「どうすれば最もパフォーマンスを維持しながら
速やかに体調を万全に整えることができるか」
を模索する必要があります。
優先順位は、
1.体調をできるだけ短期間で回復させる
2.できるだけパフォーマンスを保つ
ですので、順番を間違えないようにしたいです。

【サイクルトレーナー トレーニング】

そんなわけで、今回は短時間のローラー台でのトレーニングを行いました。

 

目的は、体を冷やさず、軽い運動を行うこと。
・血流を良くし
・ペダリングスキルを磨き
・精神的に達成感を感じる
(トレーニングをしないという罪悪感を減らす)
というところです。

一日30分程度ですが、軽く体を動かすと
体もすっきりとした感じがあり、一日快適に過ごせます。
結構汗をかくので頭にタオルを巻くのは必須。
ちなみにしっかりトレーニングする場合は
自転車にもタオルをかけておかないと
ハンドル回りが錆で痛みます。ご注意。

すぐに体も温まってくるので、こんな軽装でも冷えません。
(気温が低い時は体が温まるまで何か羽織るといいですね)

(ここからはお話は脱線します。)

【サイクルトレーナーの騒音対策】

さて、室内でのトレーニングで良く問題になるのが
ローラー台の騒音。
これだけで本が一冊かけそうなくらいいろいろな話がありますが
少しずつご紹介してみます。

【お風呂用マット最強説】

まずはマット。お風呂用マットをトレーナーの下に敷いてあります。
厚みがあってコンパクトなので
・床の傷、汚れ対策
・低周波対策
・汗対策
・適度な車体のロールを促しリアルな走行感に近づける
・同様に車体の負担(特にBB付近)を最小限にする
・片付けが簡単
など、たくさん利点があるのでお勧めです。

【チェーンラインはできるだけまっすぐに】

そして、結構効果的なのが
チェーンラインをできるだけまっすぐにすること。
前後の変速を調整し、
車体の中心線(前後方向)とチェーンをできるだけ平行にすることで
チェーン、ギアが発する振動と、騒音をかなり小さくすることができます。
併せて、負荷調整ができるモデルの場合は、トレーナーの負荷を強くし
車輪の回転数をできるだけ落とすことで、
騒音をかなり減らすことができます。

【ローラー径が大きくて精度が高いものが最適】

騒音対策でもっとも重要なのは、
ローラー部の作り。
その昔私が使っていたヨーロッパブランドのローラーは、
精度が低く、一定の速度を超えると強烈な低周波が発生して
集合住宅での使用はかなり苦労しました。
・ローラーの径が大きいと、負荷ユニットの回転数が下がるので音が小さくなります。
・ローラー部の精度が高いと振動が減り音が小さくなります。
・負荷装置はオイル抵抗式が静か。
この3点を覚えておくといいでしょう。

【ここからステマ】

最後に完全にステマになってしまうのですが
レース会場でのチーム備品の使用や、
店舗での試用なども含めると、
今まで10台以上のトレーナーを使用しましたが
後輪固定式のものの中でもっとも静粛性に優れていたのは
実はジャイアントのトレーナーです。

ストアで勤めるずっと前から
いろいろなメーカーのローラー台を使用してきましたが
エリート、TACXやミノウラなどのメジャーな
サイクルトレーナーのメーカーばかりだったので
サイクルトレーナーのメーカーとして
あまり知られていないGIANTのローラーが
非常に静粛性が高く驚きました。

CYCLOTRON FLUID ST
https://www.giant.co.jp/giant23/acc_datail.php?p_id=A0000451

画像でもわかる通り、ローラー部の径が非常に大きく
精度も高いので非常に静かです。
また、負荷装置がオイル抵抗式なのも静粛性には効果が大きいです。

ダイレクトドライブ式のスマートトレーナーももちろんいいのですが
価格が高くてちょっと、という方にはお勧めです。

【最後に】

いろいろ脱線してしまいましたが、
体調不良時のトレーニングは
結局無理せず軽めに体を動かすことで
速やかに体調を戻せる可能性がある、というお話でした。

ただし、新型コロナはもちろんのこと、
ほかにも様々な病気が隠れている場合や
急な体調の変化もありますので
体調不良時、違和感などを感じた場合は、
必ず医療機関で適切なアドバイスを受けて
安全で楽しいRIDE LIFEを送ってくださいね!

 

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