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CLOSE UP GIANT ON-ROAD編 1: ESCAPE R3とRX32012年2月4日

早速ですが、CLOSE UP GIANTの第一回目は、
お問い合わせのお多い「ESCAPE  R3とRX3」についてです。
まだ「はじめに」をご覧になってない方はそちらをご覧になってからどうぞ。
まずは、写真から。
ESCAPE R3(2012):¥44,100-→2006年よりリリース

ESCAPE RX3(2012):¥59,850-→2011年よりリリース
お約束のカテゴリーチャートでそれぞれのポジションを確認しましょう。
こうしてみてみると、同じESCAPEシリーズでもRモデルはLIFESTYLEに、RXモデルはSPORTに分類されてます。
お値段もESCAPE RX3のほうが¥15,750-ESCAPE R3より高いですね。
では、このちがいをみていきましょう。
1.フレーム・フォークの素材
まず自転車を見るときに注目していただきたいのが、
どんな素材を使っているのか、また、どんなをしているのかという2点です。
素材からみてみましょう。
その前に、「フレーム」とは赤枠部分をいいます。

フォークとは青枠部分のこと。
実際にR3のスペック表をみてみると(難しい用語がおきらいな方はこのまま進んでください笑)、
「フレーム」の欄に、「ALUXX-GRADE ALUMINIUM」とかかれています。
なんちゃらGRADEの説明は今度にして、とりあえずアルミであると。
RX3も同じですね。
まとめると、どちらもフレームの素材は同じアルミ
では、フォークをみてみましょう。
R3には「Cr-mo」、RX3には「ALUMINIUM」とあります。
Cr-mo」???
そこのあなた、決して「くりーむ・もんぶらん」ではありませんよ。←
これは「クロム・モリブデン」の略で、簡単にいうとです。
一方のRX3はアルミ
どちらがいいかと聞かれれば、軽くて楽に走れるのは断然アルミのほうです。
フォーク単体でもってみると鉄はズッシリきます・・・
まとめると、R3はクロモリRX3はアルミのフォークを使用。
2.フレームの形状
お次はフレームの形です。
お店に並んでいる自転車を見ても一見みんな同じに見えますが、実は大きくちがうのです。
カクカクしているのかなのか、そこに注目してみましょう。
R3はこんな感じにまんまるです。
トップチューブを上から。
ダウンチューブを上から。
一方のRX3は特徴のある形状です。
トップチューブを上から。上に向かうにつれてだんだんと細くなってます。
ダウンチューブを上から。カクカクしてます。
横から。
こうしてみると、RX3のほうがひと手間加えている分この値段なんだとご納得いただけたと思います。
では、どのように走りに影響するかが気になりますよね。
実際に試乗車もありますので、乗り比べていただくとわかるのですが、
RX3のほうがパワーロスが少なく、キビキビしたスピーディーな乗り心地です。
もちろん、R3も軽快に走りますが、慣れてきて遠くに行きたいとなればやっぱりRX3のほうが◎。
まんまるはしなりやすく振動吸収がいいため、確かに快適かもしれません。
しかし、しなりやすいということはグッとペダルを踏んだときに多少なりともパワーが逃げてしまうのです。
それならカクカクのRX3に乗っていただいて、風をきって走っていただきたいのがぼくらの思うところであります!!
3.パーツ
パーツに関してお話をすると、少しマニアックで難しくなってしますので、ブレーキに関してだけサラッと。
ESCAPE R3のブレーキレバー(TEKTRO:台湾のブレーキメーカー)
ESCAPE RX3のブレーキレバー(SHIMANO:日本の誇るコンポーネントメーカー)
見た目は同じですが、TEKTROは少しぐにゅぐにゅっと。
SHIMANOのほうがカツカツとタッチが気持ちいいです。
やっぱりSHIMANOはすごいです。
細かいところですが、1時間くらい乗っているとこういう細かいところがどんどん気になっていくので、
できるだけ長い目で選んでいただくのをオススメします。
とにもかくにもまずは試乗車リストESCAPE RX3ESCAPE R3.1に乗ってみて下さい。
(ESCAPE R3.1はESCAPE R3とほぼ変わりありませんので、そちらでお願い致します。)
最後に、ESCAPE R3はこのスペックで4万円台とこれも驚きですが、
せっかくならこのフレームでこのパーツで5万円台のESCAPE RX3をオススメします。
差額の¥15,750-以上の価値はあると言っても過言ではありません!!
以上をご覧になってまた新たに疑問がわいてきたと思います。
たとえば、「RX3とRX2はどうなの!?」と「RX2とPACEを迷ってます・・・」などなど。
詳しくは国立店にてじっくりどうぞ!!
スタッフ:木津「浅草に寄り道―これでも仕事中!!」
はじめてスポーツバイクを乗る方へ
1. 自転車を選ぶとき、カラーはもちろんですが、フレームの形状(丸や四角)や素材(カーボン・アルミ・鉄)、パーツに注目しましょう。
一見みんな同じようですが、それぞれに用途があります。
2. 自転車の他に、最低限のライト・鍵・空気入れ等のご予算(約1万円)も忘れずに。
3.  スポーツバイクは、いわゆる「ママチャリ」とは異なり、快適な状態で乗っていただくためにこまかなメンテナンスが必要となります。
ご購入後は約1ヶ月後、その後は約3ヶ月に一度、最低でも半年に一度はメンテナンスにお持ち下さい。
なお、ジャイアントストアでご購入の方は、全店でライトメンテナンス(全体的な点検・調整)が何度でも無料です。
皆様の安心・快適なRIDE LIFEをスタッフ一同、責任をもってお手伝いさせていただきます。