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RIDE and CHALLENGE 2011 富士山サイクリングキャンプ2011年8月21日

立川青年会議所主催、小学5~6年生対象の富士山一周サイクリングのリポートです。
コース図はこちら

初日:河口湖から山梨・静岡県境→県立野外活動センター(泊)
走行距離:35km
雨の降るなか、富士山駅(旧富士吉田駅)をスタート!
走りだして20分もすると雨も上がり順調な滑り出し。
県境を超える頃再び雨に襲われるが、みんなかまわず軽快に下り坂を飛ばす。
宿である県立野外活動センターへはキツイ登り坂。
子供たちは全員自転車を押すことなく、ガッツで登りきる。
そういえば、最初の多摩湖サイクリングの頃は登り坂一つで一喜一憂していたが、
諦めなのか?自身なのか?文句も言わずに「黙々と」登る。
その姿には、こちらの方が勇気づけられる!
宿ではゲームをしたり、プラネタリウムを鑑賞して、おとなしく?就寝。

二日目:県道72→国道469富士サファリパーク→御殿場国立中央青少年交流の家
走行距離:53km
標高880mスタート
470mまで下り
880mの峠を通過
再び510mまで下り
ゴール地点は標高700mである
まるでツールの山岳コースのようなアップダウンが続く。
子供も大人も喘ぎながら進む!
二日目はキャンプだ!
夕食はBBQ。もちろんマキ割から、最後の片付けまで自分たちで行う。
皆、疲れた体に鞭打って、文句ひとつ言わず働く!食う!
恐るべし、青年会議所「たくましく生きる力育成委員会」のメンバーの企画力!
夜中3時頃、強い地震があったが、小生は熟睡して全く気付かず・・・・。

三日目:国道138→篭坂峠→山中湖→ゴールの富士山駅
走行距離:27km
標高差(645m→1100m)455m。 距離にして10kmの地獄の篭坂峠!
こうして書くと平均斜度4.5%なので大したことはないが、
実際は一番きつい所は10%はある。
小生は一番遅れている女の子にずっとついて登ったのであるが、
一番きつい勾配に差し掛かっても、その子は自転車を降りようとしない!
「よし、ゆっくり、ゆっくり。マイペースでいいんだ・・・」
歩くようなスローペースになっても、尚も彼女はペダルを踏み続ける!
「きついな~、ちょっと休むか?」と声をかけても、彼女は自転車を降りない。
峠の手前、皆が休憩している場所まで、彼女はとうとう一回も足を着かずに登り切った!
彼女だけではない、子供たち13名はこの2,3日で大きく成長した。
とにかく愚痴がない。目の前の困難から逃げるのではなく、
立ち向かう姿勢がたくましく、また、たのもしくさえあるのだ!
あらためて、今回のサイクリングを企画した青年会議所メンバーの心意気に感心した。
ゴール地点では先発隊の大人たちが、鉄骨のアーチまで用意して皆でゴールを祝福。
大感動の内に、二泊三日、延115kmのサイクリングは終了した。
子供たち、本当によくやった!
staffの皆様、本当にご苦労様でした!

店長:げいりーやまもと