ジャイアントストア国立
若者よ!野宿をしようじゃないか!2010年5月7日
キャンピングというジャンル・・・・
先日、「日本一周」をしたいという若者がやってきた!Garyは何も言わずに思わず握手をしてしまった。同志に出会えた喜びが爆発した!彼はそのために会社を辞め、今月下旬に出発するという。半年をかけてゆっくりと一周をするらしい。グレートジャーニーの商談もそこそこに、思い出話に終始した。
Garyの若き日のサイクリングといえば、もっぱら「キャンピング」であった。日帰りや数泊のサイクリングは「ランドヌーズ(小旅行)」といって、ジャンルが分かれていた。学生はお金がない。でも時間はある。野宿で移動する「キャンピング」というサイクリングのジャンルは必然であった。
宿泊代はすべて食費となって胃袋を満たし、走るエネルギーとなる。だからと言って金欠のため、ご馳走が食えるわけでもない。「かつ丼ライス」というのをご存じであろうか?かつ丼をおかずにもう一杯どんぶり飯を食べるのだ。自炊の定番メニューは「ラーメンライス」だ。インスタントラーメンを作る際、米も一緒に煮込むのだ。麺を最後に入れないとドロドロになってしまうので注意が必要だ。
寝るところは公園・橋の下・駅舎の軒下・神社・屋根のあるバス停・コインランドリー….etc.だ。風呂は銭湯に入れば贅沢な方だ。たいていは適当な蛇口で水浴びか、体をふく程度だ。洗濯も石鹸で洗って手で絞ったらそのまま自転車のバッグにくくりつけ、走りながら乾かす。
・・・気が付くと親の有難みが身にしみる。屋根のある暮らし、食べるものには困らない生活、洗濯は頼みもしないのにしてくれる・・・・。一体何様の暮らしなのだ!
若者よ!旅に出よう!野宿をしよう!