ジャイアントストア目黒通り
エンジョイ!シクロクロス2012年7月11日
最近人気のシクロクロス。
元来、冬場の競技で欧州(特にベルギー、オランダ、チェコなど)で盛んなオフロードの周回レースです。
多くのロードレースの選手が、冬のトレーニングとしても取り入れています。
日本では近年、信州、関西で比較的盛んに開催されておりましたが、ここ数年、関東でも定期的に開催される
ようになり、爆発的に競技人口が増加中です。
そんなシクロクロスが、梅雨も明けきらない7月に埼玉の吉見町で「サマークロス」として開催されました。
今回は、『大人の泥んこ運動会』のレポートです。
シクロクロスとしてはオフシーズンではありますが、250人ものエントリーがあり盛況です。
レースは、実力に応じたカテゴリーごと1レース30〜50人位でスタートします。
上級のカテゴリー1は60分、カテゴリー2は40分、エントリークラスのカテゴリー3は30分。
一周2.5〜3.5キロの不整地周回コースで競技されます。
今回のコースは、平坦基調の河川敷ですが、地形の起伏を巧みに使って選手に楽をさせません。
さらに当日の朝まで降った雨が、水たまりや泥沼を作りました。
シクロクロスでは、「シケイン」や「階段」「バニーホップ」等と言った障害が設けられます。
障害をクリアする時のスムーズな乗り降りがタイムアップの大きなポイントです。
今回、選手を一番苦しめた「泥沼4連アップダウン」。
コース設営のときは、乗車可能なテクニカル区間でしたが、当日はくるぶしまでの
泥沼となり、100%「担ぎ」区間となりました。
一見ローカルな手作り大会ですが、国内トップクラスの選手も多く出場してます。
シクロクロスは、トップのゴールで新たな周回には入りません。
周回遅れになっていても、更に周回を重ねなければならないということがないので、
私みたいに遅い選手にとって、悲壮感はあまり感じなくて済みます。
全てを出し尽くしたゴール後の選手達。
裸で寝られるのはサマークロスならでは。
GIANTのシクロクロスバイク TCX http://www.giant.co.jp/giant12/bike_select.php?c_code=CA02&f_code=FD01
も数多く活躍してました。
一見ロードバイクみたいですが、シクロクロスバイクは、担ぎやすいようなフレーム設計にに加え、
泥詰まりに対しても様々な工夫がなされてます。
使用前… 使用後…。
カテゴリー1以外は、MTBでの参戦も可です。
今回、私はANTHEMで走りました。
http://www.giant.co.jp/giant12/bike_datail.php?p_id=00000108&action=outline
MTBは走破性は高いですが、「担ぎ」の多いコースはシクロクロスバイクの方が有利ですね。
ゴール後は、埴輪みたいになってしまいました。
将来の世界戦へ向けて、子供達も頑張ります。
閉会式後は、選手にも手伝ってもらって後片付けです。
アットホームな雰囲気です。
私、大会の運営スタッフのボランティアもしてますので、
「シクロクロスに興味が湧いた」「もっと詳しく知りたい…」など、
いろいろご相談にも乗りたいと思いますので、是非一度
「ジャイアントストア 目黒通り」 にお越し下さい。
スタッフ:小澤
GP mistral http://www.equipe-mistral.net/gpmistral/index.html
画像提供 http://kasukabev.exblog.jp/18575877/