ジャイアントストア目黒通り
2018モデル「FATHOM 2」2017年11月19日
ゲレンデコースは今年もシーズンオフ、そして始まるトレイルシーズン!
落ち葉をサクサク踏みしめてゆったりのんびり走ったら、お湯を沸かしてコーヒーブレイク。
妄想するだけで、仕事している場合じゃなくなりますね…
おっと、仕事中でした。笑
そんな秋の妄想を具現化する、あの人気者がまた店頭に帰ってきました〜!
昨年デビューし、いろんな所で大人気だったFATHOM。
特にセカンドグレードのFATHOM 2はこれからMTB「遊び」を始めようという方には
本気でオススメしたい、そんな1台です。
MTBのレースにはクロスカントリーやダウンヒルやら、いくつかの種目がありますが
べつにレースだけがMTBの全てじゃありません。自然を感じながらまったりトレイルを走ったり、
ダウンヒル用のコースをマイペースに下ってみたり、林道を探検してみたり。
これらのMTB「遊び」をバランス良くこなせて、かつ初期投資が少なくてもしっかりトレンドを
押さえたバイク、それがFATHOMなんです。
価格は前年に比べて少し上がりましたが、美味しいバージョンアップが施されています。
その点も踏まえて、ポイントを見ていきましょう。
●120mmエアサスフォーク & チューブレスレディタイヤ
ロックアウト機能付き120mmストロークのサスペンションフォークは
エアスプリングを採用し、ライダーの重量に合わせて細やかな調整が可能。
加えて2018年モデルからTR(チューブレスレディ)のホイール&タイヤを標準装備。
これは前年モデルから大幅なアップグレードです。
チューブレス化することでホイール外周は軽量化され、
更にチューブとタイヤによる摩擦ロスも無くなることでタイヤの転がり抵抗が減少。
走りだすとより軽く感じられます。
またMTBにおいては路面状況によって空気圧を下限ギリギリまで下げたりするので、
その際のリム打ちパンクもチューブが無いため心配ありません。
チューブレス化はホイールとタイヤが共に専用であることが条件なので、
最初から装備されているのはポイント高いですね。
●ドロッパーシートポスト&リアワイドギア
昨年モデルでも好評だったドロッパーシートポストは今年も標準装備。
手元のレバーを操作することで、シート高を乗車したまま変更出来ます。
昇降機能の付いた事務椅子を思い浮かべて頂くと良いと思います。笑
このパーツの恩恵、ご存じの方も多いとは思いますがトレイルでは
急なドロップオフ(急激に落ち込む段差)を降りないといけないときに
お尻をサドルの後ろに引きます。
この時サドルが高いままだと引っ掛かって上手く引けなかったりするんですね。
そうなると、重心が後ろに持って行けないまま前輪が先に落ちて…
ライダーは前に飛ばされてしまうわけです。
とっさにシート高を下げたり上げたり出来る利点、おわかり頂けましたでしょうか。
そして、昨年モデルでは12-36Tの9速だったリアカセットは11-42Tの10速に。
後ろのギアがワイド化されることでキツイ登坂時にトラブルが起きやすい
フロント変速を使わずに、リア変速のみで対応できる幅が増えるわけです。
ディスクローターと同じくらい大きい42Tのローギアがあれば、
フロントシングル化に踏み切っても良いかもしれません。
個人的にはカラーも昨年より好みで魅力満載なFATHOM 2。
店頭に展示車両もありますので、是非一度ご覧になって頂ければ幸いです。
一緒にMTBライフを楽しみましょう!