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女性にこそお勧めしたいDi2!2023年10月19日
シマノから出ているDi2も全て12速になり、完成車にも標準装備で多くの車体につくようになった電動変速機。
電動変速機というとレース志向な方のためにあるんじゃないの?とか、
なぜ電動がいいの?勝手に替わるの?というお問い合わせも多いので、簡単に説明していきたいと思います。
まず、電動変速機という名称ですが、勝手にシフトが変わるわけではありません。
手元のシフターでワイヤーを引っぱって変速をするか、シフターがスイッチになり、電波を飛ばしてモーターの力で変速機が動くかの違いです。
なので、パソコンのマウスをクリックするような感覚で、自在に変速を替えることができます。
例えば、ワイヤー式の変速機でフロントをインナーからアウターに変える時、奥にぐぐぐっと押し込まないと変速しないですよね。
これ、苦手な人多いのでは無いでしょうか?
だからフロントの変速は滅多にしないとか、あると思います。
それが電動変速機だと、人差し指の2秒タッチだけで変わります。
「ウィーン、ウィーン」言ってはいるけど、、、
「え、替えました?!」って思わず聞いてしまうほど、外から見てて何も変わってない。笑
(1枚目)インナーからアウターへ。(2枚目)アウターからインナーへ。
間違い探しみたいですね。指圧が違うくらい?笑
それほど簡単にフロントシフトが替えられるんです。
では、シフトがスイッチで簡単に変えられると何がいいのでしょうか?
①変速のストレスがない
②見た目がスッキリして握りやすい
③変速のモード変更が可能
一番の利点は、①変速のストレスがありません。
容易にギアが変えられるので、細かい斜度変化にも柔軟に対応できます。
そうすると、必然的に頑張るシーンが少なくなるので、体力の温存にも繋がります!
また、疲れてくるとギア変更が雑になる事ありますよね。それが無くなります。
例えば、ヒルクライムをしている時、簡単にフロントもリアと同時に変更できるので、急な斜度変化に柔軟に対応できるだけでなく、俊敏に変わるので、重すぎて回しずらかったり、軽すぎて回りすぎてしまったりが、激減します。
②見た目もスッキリして握りやすくなる。
シフトレバーの上の部分。
(1枚目)ワイヤー式 (2枚目)電動式
ワイヤー式の方は、シフトケーブルを巻き取る構造が中に内蔵されているため、でっぱりが少し大きいんですよね。
電動は、発信機のみなので、上部がかなりスッキリします。
そのため、手が小さい女性やお子様にとってはとても握りやすくなります!
手を大きく広げる必要がないので、手が疲れにくくなります。
疲労が軽減されると、走行中の判断ミスなども減るので、レースではもちろん、一般サイクリストにもおすすめです!
③変速のモード変更が可能
変速に慣れていない方だと、フロントを変えるといきなり軽くなりすぎたり、重くなりすぎたりして、気持ちよく変速が出来ない・・
丁度いいギア比とかもわからない・・という方もいると思います。
そんな時に解決してくれるのが、電動変速機ならではの、変速のモード変更。
通常のワイヤー式変速機と同じようなモードをマニュアルモードと言います。
それ以外に、シンクロモードとセミシンクロモードがあります。
シンクロモードとは・・
リア側の右手だけの変速で、リアの変速と連動して、フロントが最も効率的なギアを自動的に選択する機能です。
最後のギアを使って、あれ?もうギアがない・・前変えないと・・という心配がなくなります。
セミシンクロモードとは・・
フロントは自分の意志で変えられますが、フロントを変えると自動的にリアのギアも1~2枚(ご自身で設定可能)変更してくれる機能です。
なので、電動変速機は、レース志向な方だけのものではありません。
変速が苦手な方や、女性、お子様にこそ電動変速機がおすすめなのです。
変速のストレスが少なく、握りやすくなる電動変速機。
試乗車もご用意しておりますので、ぜひ試してみて下さい!!
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