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「ツール・ド・東北2018」小話2018年9月19日

先日、日本最大規模のサイクルイベント「ツール・ド・東北2018」のオフィシャルメカニックサポートに参加してまいりました!

今回で3回目のお手伝いです。いまいち天候の安定しない大会と思われがちですが…

特に16日は素晴らしい天候に恵まれました。

店長達は15日の東松島グループライド(70㎞)と16日の南三陸フォンド(170km)のメカニックサポートカーにて担当させていただきました。

この大会は東日本大震災の翌年に地域の復興支援を目的にIT・メディア企業と地域行政と協賛企業、地域住民の協力によって成り立っている大変素晴らしいロングライドイベントです。

ライドコースのバリエーション(難易度)、エイドステーションの規模とおもてなし、システム化された大会運営と地元住民の温かさも加わって、募集開始時にはあっという間に定員に達してしまうほど凄まじい人気があります。

IT・メディア企業が仕切るだけあって大会PRや参加する芸能人・文化人も多数いて華やか。
運営面では走行管理ライダーのレベルアップの講習プログラムや我々のメカニックサポート向けの専用連携アプリなど、現場での迅速対応の向上に主眼を置いた運用システムは大会を重ねる度に進化していると感じます。

その為、参加ライダーの満足度も当然高いんですが我々裏方からしても気持ちよくバックアップできる体制が整えられているんです。

メカニックサービスは基本有料です、しかしその費用を全額震災基金に寄付するという仕組みになっているのです。

参加ライダーの中には自転車の不具合がなくても、その趣旨に賛同してメカサービスを受けて下さる方が少なくありません。

こんな参加ライダーの行動からもこの大会の意義深さを感じる瞬間でもあります。

復興工事がダイナミックに進み毎年道路や建物、景色が変わっていく大会もなかなか無いのではないでしょうか?

サポートカーで回っていると沿道の住民の方々の声援や手作りの横断幕を掲げてライダーを歓迎し、励ます姿には我々裏方であってもジーンと心を打たれる光景にたびたび出くわすのです。

今年は天候が良かっただけに復興の進み具合や、未だに生々しく残る震災の爪痕を目の当たりにして震災の被害が甚大だったことを今更ながら再認識させられる機会にもなりました。

「ツール・ド・東北2018」に関わる全ての皆様に感謝申し上げます。

 

さて、これから秋のサイクルイベント目白押しのシーズン突入です、購入アドバイス、整備、調整、パーツ替え、各種お見積り、乗り方のアドバイス等お気軽にお問い合わせください。

御来店心よりお待ちしております。

 

常に交通ルールを守って、元気に楽しい自転車ライフを!