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E-BIKEでソロキャンプに行ってみました2024年11月8日
E-BIKEにキャンプ道具を積んでソロキャンプに行ってきました!
ソロキャンプというと、自動車やモーターサイクルにキャンプ道具を積み込んで行くことをイメージされる方が多いと思います。
もし自転車でのキャンプに行くとなると、たくさんのキャンプ道具を自転車に乗せて長い距離を走行することになるので、登り坂とか重くてちょっと大変そうなイメージがありますよね。
でも電動アシストなら荷物が多少重かろうが登りも楽々走行できるのでハードルが低いかも?ということで、実際にE-BIKEで長距離移動してのソロキャンプを実行してみました。
前回のチタイチ同様長距離になるので、大容量500Whバッテリー搭載のROAD E+で行きます!
キャンプ道具はかさばる物が多いので、今回は後ろに付けるキャリアとパニアバックで積載能力をUP。
フロントにはTOPEAKのヴァーサケージを取り付けてシュラフ等を積載。
ハンドルバーバッグを追加し、荷物を全て積載した姿がコチラ↓
・・・。
キャンプといいますか、日本一周みたいな積載量になりました。
荷物の総重量は約20kg。分散して積載していますが、かなりの重量です。
今回のコンセプトは【手持ちの道具(重めのキャンプ道具)でE-BIKEソロキャンに行く】です。
軽いキャンプ道具で荷物を軽くして負担を軽くするというのは、自転車ソロキャンプの基本にして王道のスタイルなのだそうですが、軽量なテントや嵩張らないシュラフ等、高機能なキャンプ用品(UL系、ULTRA LITE系と言うそうです)はお値段も結構なもの。
画像はバイクパッキングでソロキャンプの一例。UL系で揃えると、荷物は10kg程度に収まるそうです。。。
新たにUL系で全て揃えるとかなりの出費になってしまうので、今回は手持ちのキャンプ道具で間に合わせます。重いですけど。
その重い荷物の負担をE-BIKEのパワーで補ってもらおうという魂胆です。
こうゆうシェラカップやマグカップをバッグに外付けするの、やってみたかったんですよ♪
雰囲気大事!
今回の目的地は愛知県西尾市のキャンプ場「MOON」さん。目の前が海でロケーション最高なんです。
ファミリーキャンプで何度か行ったことがあるのですが、ソロで自走は今回が初めて。
片道55kmですが道順や交通状況が分からないので、Google Mapの自転車版ナビにお世話になろうと思います。
E-BIKEの給電機能で今回もスマホのバッテリーの心配はありません。どちらも充電100%。
AM8:00出発。
それでは行ってきます!
やはり乗り出してすぐの印象は「荷物が重くても漕ぎ出しがラク!」でした。
斜度がある登りでも、車重19kg + 荷物20kg + 人間66kg =合計105kg(!)の重量を
YAMAHA製モーターは難なく押し上げてくれます。
平地に関しては荷物なしの状態と違い、アシストが切れる24km/hまではなかなか速度が上がりづらく、常にモーターアシストがしっかりかかっている18km/h前後の速度での巡航が一番落ち着いて走行できる印象でした。
しかし走行していて気なるのは荷物が重いことによる車体の不安定さ。
フラフラしてしまうのでちょっと慣れが必要です。
後で判明したのですが、ROAD E+は乗り心地がしなやかでバック周りのフレームがよくしなってくれるんですが、荷物の重さで後ろ半分がより捻じれてしまうので不安定さが増してしまうみたいです。
ラックを付けて重い荷物を運ぶなら、シートステー等のパイプが太めでバック周りの剛性が高そうなESCAPE R E+やTALON E+の方がよりベターなチョイスなのかもしれません。
それでもモーターアシストの恩恵は絶大。
荷物が重くても漕ぎに関しての不安はありません。正直ラクです。
もしアシストなしの普通のペダルバイクでこの重量の荷物だった場合、登りも平地も相当ペースが落ちてしまうことでしょう。
電アシ最高!
前回と違い、今回は荷物が重いのでバッテリー消費は顕著です。
1時間走行、距離21kmで約2割ほどバッテリーを消費しています。
目的地までは片道60km弱なので、現着した頃には残量は50%以下になっていると予想されます。
が、この程度の距離/負荷であればバッテリー消費に関してはきっと余裕ですね!
どんどん行きましょう。
Google MAPのナビ機能に忠実に従って走行。
自転車で走る場合はアップダウンができるだけ少ないルートを選んでくれるようで、
かなりローカルな道を案内される事もしばしば。
こうゆう知らない道走るの、たーのしぃー♪
南安城駅前を通過。
ここまで走行距離38kmでバッテリー残量67%。
全体の2/3の行程を消化しました。バッテリーも体力も余裕です!
「ちょっとこのグラベル、走ってみようぜ!」と誘ってくるGoogle先生、嫌いじゃないです(笑)
ワクワク感はありますが、未舗装路はパンクしないように慎重に。
都市部や住宅街を抜け、のどかな雰囲気になってきました。
安城から西尾市に入ると、時折の田園風景。
移り変わる景色をゆっくり楽しめるのは自転車旅の醍醐味ですよね。
電動アシストのお陰でヘトヘトにならずに済むので、周りの景色を楽しみながら走る余裕があるのが良いですね。
海が近づいてきました。キャンプ場まであと少し。
海キタ!
西尾市のキャンプ場MOONさんへ到着です!
キャンプサイトの目の前がビーチ!
8:00に長久手を出発して現地到着は12:40。走行時間3時間16分、走行距離は約58kmでした。
バッテリー残量は47%と約半分残っております。
同じバイクで行ったチタイチは走行距離約100kmでバッテリー残量50%だったので、前回に比べて距離当たりのバッテリー消費はほぼ2倍になりました。
キャンプ道具の荷物の重さと走行ペースがバッテリー消費の大きな違いになって表れていますね。
今回は常にアシストがかかる速度域で走っていたので順当ではあると思うんですが、
カタログデータの一充電あたりの走行距離【 ACTIVEモード: 100km】とほぼ同じ!表記に偽りなしですね~。
キャンプサイトからビーチまで50m。波の音に癒されます。。。
受け付けを済ませて、早速設営開始です。
ソロキャンプなので道具も簡素。設営もサクサク進みます。
設営完了!日没まで時間はたっぷりあるのでE-BIKEで周辺を散策します。
荷物を下ろしたので自転車が軽~く感じます(でも車重19kg)。
キャンプ場のお隣のカフェでとりあえず腹ごしらえ。夏ならSUPもやってみたいですね。
とりあえずビーチサイドを流します。潮風が爽やかキモチイイ。。。
通常、自動車等でオートキャンプ場を利用した場合、キャンプサイト設営後に周辺散策しようと思うと、サイトからクルマが出しづらい、もしくはクルマが出せないといった制限などがある事も多いのですが、自転車でのキャンプなら設営後の移動も気兼ねなく自転車で行けます!
小回りが利くのでちょっとした追加の買い出しも気楽に行けて便利なんです。
今回はE-BIKEなので距離も坂道も関係なしであちこち足を伸ばしてしまいました。
実は釣り道具も持ってきておりました。海ですので。
自転車キャンプの場合、重量増を避けるためこういった遊び道具は除外の対象になりがちですが、E-BIKEなので多少荷物が増えてもOK!
せっかく来たのだから楽しまないと!
こまめに移動しながら釣りができるので、E-BIKE × フィッシングの相性は良いですね。
釣果は安定のボウズ。潮時が良くないのか・・・?
夜にまたリベンジします。
日も傾いてきたので、戻って晩御飯の準備をしましょうか。
ご飯を炊いて、
ハンバーグも焼きました!
半日E-BIKEで移動して、散策して、釣りして、ひたすら身体を動かしていたのでご飯が美味しいです!
一合ペロリ。
月明りの下、波の音を聴きながらマッタリ。。。一人の時間も良いですね。
E-BIKEでのソロキャンプ、初めてやってみましたがかなりの好感触です。
荷物で重くなった自転車で長距離移動というハードルが電動アシストによってかなり下げられますし、多少荷物が増えても問題ないのでキャンプ先のアクテビティもエンジョイできるので良いことづくめ。
現地でバッテリーの充電ができるなら片道100km近い距離の移動も視野に入れられますし、山間部のキャンプ場は当然登り坂が多いので、モーターアシストの有無は大きな違いになります。
体力的余裕ができるのが良いですね。
通勤で使う、サイクリングで使う、キャンプで使う、
道具としての守備範囲の広さがE-BIKEの利点だと思います。
E-BIKE未体験の方は是非一度当店にてご試乗下さいませ。
名古屋店 後藤