ジャイアントストア直方
自転車女子旅 ~熊本・阿蘇へ 大観峰を目指す編~2022年10月10日
こんにちは。スタッフ大和です。
自転車女子旅の第二弾。今回は熊本県へ行ってきました。
ブルベ大好きTさんと、超絶方向音痴そして坂嫌いのスタッフ大和の女子二人旅です。
出発地点は、飯塚です。
スタッフ大和の愛車は、LANGMA号。
女性専用に開発されたLivのオールラウンドカーボンロードバイクです。
カーボンホイール(SLR1)、カーボンサドルを付けています。
コンポーネントは、リムブレーキ仕様の機械式ULTEGRA。
納車5年目の相棒です。
装備は、8Lほどのサドルバッグに一泊分の荷物を詰めて出発です。
飯塚から嘉麻市を抜けて(国道211号)、嘉麻峠へ。
これまでに何度か登っている峠です。
斜度はそれほどきつくないのですが、距離が10kmほどあります。
一時間ほどかけて「遠賀川源流の地」へ。魚のお腹から顔を出す、謎の顔はめです。
そこから少し行ったところにある「小石原道の駅」にて小休止。
日田の方へ峠を下っていきます。
国道210号線へ。道路の横を流れているのは三隈川です。
川の流れと周囲の木々がとてもきれいなところです。
トンネルが何か所かあるのですが、車道の道幅が狭いため、
歩行者や自転車のためのトンネルがあって安心して通れます。
三隈川沿いをひたすら走り、日田のセブンイレブンで休憩です。
ここでは、そば饅頭を食べました。こしあんのしっとりしたお饅頭です。
立ち寄る予定ではなかったのですが、時間に余裕があったので
「道の駅 水辺の郷おおやま」にある「進撃の巨人 in HITA ミュージアム」へ。
入場無料で、進撃の巨人の世界に浸ることができます。
たくさんの原画や、実際に諌山創先生が執筆に使用していたデスクが展示されています。
ファンの方にはたまらない施設ですね。
サイクルラックもありましたので、自転車でも立ち寄りやすいと思います。
ここから天ヶ瀬方面に進みます。
道はどんどん山の中へ入っていきます。
松原ダムを渡り、国道212号線をひたすら登っていきます。
杖立温泉を通過し、南小国町へ。
山区間が終わって街並みが広がってきたのですが、この辺で大和が完全にハンガーノックになってしまいました。
この日は朝から絶え間なく南風が吹いていて、北から南へひたすら走っている私たちにとっては
なかなかつらい向かい風だったのです。
だんだんスピードも上がらなくなってきて、もうダメかと思えたころに、
ランチを予定していた「Tea room 茶のこ」にたどり着きました。
こちらは全国からサイクリストが集まる憧れの場所、そして
グループは4名まで、小学生以下は入店できませんというオトナのティールームです。
店内にあるサイクルジャージには、あの有名な選手のサインが。
Tさんとオーナーさんは親しいらしく、このあと大観峰を目指すのに登りやすいルートを
教えていただきました。
ボリュームたっぷりのランチにデザートまでついて大満足。
元気のなかった大和もここで見事復活したのでした。
オーナーさんに教えていただいたルートは、通称「そば街道」と呼ばれる道で、
国道212号を行くより距離は少し長くなりますが、斜度が緩めです。
また、杉林の中を走っていくので木陰が多く、車の通りもほとんどなく、とても走りやすい道でした。
Tさんと楽しくおしゃべりをしながら登ることができました。
延々と続く くねくねとしたその登り坂は、突然杉林が終わって国道212号線と合流します。
そこからは、阿蘇らしい雄大な草原が広がっています。
大観峰まではもうすぐ。がんばれがんばれ。
本日の最高到達点「大観峰」(だいかんぼう)です。
阿蘇の景色は本当に雄大です。
写真ではその魅力の半分も伝わらないと思います。あいにくの曇天というのもありますが。
皆様もぜひ、ご自身の目でこの景色を堪能してみてください。
車で行ったことがある方も多いと思いますが、自転車で行くとまたひと味違った阿蘇の景色が楽しめますよ。
この後は山を下って、本日のホテル「阿蘇の司 ビラパーク ホテル&スパリゾート」へ。
阿蘇の外輪山を下ったカルデラの中にあります。
事前にロードバイク2台で行くことを連絡していました。
到着してチェックインすると、なんと会議室を一部屋、ロードバイクの保管場所として貸していただけました。
しっかり施錠もしていただき、盗難の心配はまったくありません。
ロビーには「ツールド九州」のポスターも掲示されていて、サイクリストにとても優しいホテルでした。
温泉で旅の汗を流し、サイクルウェアの洗濯を済ませたら、楽しい夕食です。
和会席のおいしい料理がたくさん並びます。
この日のメインは、あか牛すき焼き。
デザートのミルクジェラートまで残さずいただきました。
夜に雨が降りました。
夕食時にホテルの方が心配して天気予報を調べてくれました。優しい気づかいがとても嬉しかったです。
翌日の朝からは天気が回復するだろうとのことで、その日は安心してぐっすり眠りました。
翌朝、目覚めたときはまだ雨が降っていましたが、朝風呂に入って朝食を食べるころには
雨はあがり、路面が乾き始めました。
朝食はバイキングです。地元の食材を使ったたくさんのお料理。
前日にハンガーノックになってしまったので、しっかりと栄養補給です。
美味しくいただきました。写真にはないのですが、しぼりたてジャージー牛乳がとても美味しかったです。
さて、二日目の旅が始まります。
阿蘇を出発して、熊本市を目指します。
国道57号線をメインに走ります。
とにかく下り基調で、調子よくスピードに乗れます。昨日の登りとは正反対です。
途中道を間違えたりしましたが、大きなトラブルもなく熊本市内へ。
「熊本大学」です。ここは、スタッフ大和の母校です。
ちょっとテンションが上がります。
赤門。
五高記念館。
赤門とともに、国指定重要文化財です。熊本地震で被害を受け、復旧工事が終了したところだそうです。
レンガ造りの由緒正しい建物で内部の見学は無料なのですが、ビンディングシューズで入ってはいけないと思い、断念しました。
「ジャイアントストア熊本」へ。
前回の呼子への旅のあと、「熊本においで~」と声をかけていただいたのがきっかけで今回の旅を企画したのでした。
熱烈歓迎を受け、自転車のタイヤに空気を入れてもらいました。
ランチは、ジャイアントストア熊本の近藤店長おすすめの「松本家」へ。
熊本市民のソウルフード「ちょぼ焼き」を堪能しました。
二人とも初めての ちょぼ焼きです。
なかなかのボリュームで、お腹いっぱいになりました。
「熊本城」へ立ち寄り。
復興工事の真っ最中で、車両通行止めの区間が多く、徒歩では入れるようでしたが自転車では入れません。
今回はお城へ近づくことは断念しました。
一日も早い復興をお祈りいたします。
ここから「熊本駅」に向かいます。
輪行して新幹線でショートカットするためです。
輪行袋に自転車を入れる際は、サドルバッグの中の荷物をリュックサックに詰めて
自転車を軽くします。
新鳥栖駅まで30分ほど。
新幹線は本当に早いですね。
「新鳥栖駅」で輪行をほどき、小郡を経由して冷水峠を目指します。
途中コンビニで休憩をとりながら走ります。
冷水峠(国道200号線)を登っている途中で日が暮れてしまいました。時刻は午後6時。
そこで Tさんが言いました。「日が暮れると、非日常的な感じがして楽しいでしょ?」
そうか。そのポジティブさが必要なのですね。
ライトの準備はしっかりしていたので、夜走るのに心配はないのですが、
夜の峠は初めてだったので、ゆっくり下りました。
桂川から飯塚へ。下り基調です。
なんとか最後までバテることなく走り切ることができました。
フィニッシュは近くのショッピングセンターで写真を撮りました。
まとめです。
サイクルコンピューターの調子が悪く、DAY1の行程は飯塚(赤い丸で示しているところ)から
嘉麻峠途中までのログがなくなってしまいました。
走行距離はだいたい120km、獲得標高はだいたい1600mくらいでした。
DAY2は新幹線輪行をはさみ、合計100kmくらい。標高は下り高度の方が勝っていました。
長い道のりの2日間でしたが、相棒のLANGMA号が背中を押してくれたように感じます。
坂はとても苦手なのですが、自身の最高到達点である阿蘇の大観峰まで登れたことは自信になりました。
とても軽い自転車で、坂道もぐいぐい登ってくれますし、2日間の長距離ライドでも
翌日にあまり疲れを残さない良い走りができたように思います。
皆さんも自転車旅してみませんか?
自転車選びや輪行、パッキングの方法など、いろいろなご相談に対応いたします。
どうぞジャイアントストア直方にご来店くださいませ。
とても長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回の旅をお楽しみに。
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