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ゼロから始めるロードバイク③<キレの良い加速が魅力TCR SL/TCR SLR>2019年4月14日

ゼロから始めるシリーズ第3弾。

今回は長くジャイアントの名車として名高いTCRシリーズを深堀してみます。

ジャイアントのレースチームで使用されている車体ですが、
実はレースだけじゃなく初心者やホビーライダーの方にもオススメの車体なんです!

TCRは1997年にジャイアントが開発した「コンパクト・ロード」というコンセプトを元に生まれ、
それまでのトップチューブが水平に近い伝統的なホリゾンタルフレームに対して、トップチューブがハンドル側からシート側に向かうに従い下がっていくスローピングフレームで、当時ロードバイクとしては異質なフレーム形状でした。

マイク・バローズというバイクデザイナーの極小フレーム理論「フレームを小さくすれば空気抵抗は低減し低重心化と剛性アップを同時に実現できる」と、氏に賛同したジャイアントの先見性から生まれたロードバイクのスローピングフレームは前後の三角形が小さくなることで、フレームは軽く強くなり、低重心とマスの集中という操作面でのメリットも無理なく両立を実現しました。

その後1999年~2002年 バイク提供を行っていたスペインのプロチーム「ONCE」(オンセ)がツール・ド・フランス3年連続チーム優勝を達成しました。
ジャイアントのコンパクトロードバイクのポテンシャルの高さが世界中に証明され、その後、各メーカーはこぞってコンパクトフレームへ移行していきました。
また、その優位性からUCI(国際自転車競技連盟)はバイクのレギュレーションを改正し、極端なトップチューブのスロープに一定基準を設けました。
ジャイアントが自転車業界の常識を変えたエピソードのひとつです。

 

そして初代TCR誕生から約20年、現在のTCRはキレの良い加速と安定性の高さを維持しつつ、「硬すぎない」乗り心地を実現。
のんびりロングライドからレース運用までこなせる万能ロードバイクへと進化しています。

TCRはカーボンフレーム3グレード(ADVANCED・ADVANCED PRO・ADVANCED SL)とアルミフレーム2グレード(SL・SLR)があります。

今回はアルミフレームTCR SLとTCR SLRをご紹介します。

 

 

TCR SL1(フレームカラー2色) ¥150,000(税抜)

TCR SL2  ¥130,000(税抜)

 

TCR SLは実際にレースで使われているフレームがベースとなっているので、踏み込めばダイレクトに反応してくれるキレのいい加速感があり、踏み込めば踏み込むほどグングン進む力強さがあります。

ダウンチューブや圧入式ボトムブラケットなどが高剛性化されており、短めのリアセンター設計がダイレクトな加速を促します。
また、車体バランスが良く、激しいダンシングや高速コーナーでの安定感がいいので高速走行時でも乗りやすいのが特徴です。

 

更にTCRのいい所は、この抜群の加速を持ちながら、乗り心地がいいという点です。

一般的にレーシングバイクで高剛性フレームとなると「硬い」と表現されるように、乗り心地が悪かったり体に大きく負担がかかる事が多いです。
TCRは長年のコンパクトロードの開発技術の蓄積により、単純にフレームを硬くするだけではなく、適所に剛性を持たせ適所にしなやかな部分を作る事で、レーシングバイクでありながら乗り心地もよく、体への負担も少なめなトータルコンパクトロードとなっています。

 

ワイヤーもフレーム内装式となっており、フレームデザインも細身でカッコイイですね!!
エアロ効果や振動吸収性向上のために開発されたバリアントカーボンシートポストも性能向上に寄与しています。
また、チューブレスレディタイヤやシマノ高性能コンポーネントを搭載。
軽快でかつ安定した走りとスムーズな変速操作が実現できます。

 

 

そしてアルミフレームのTCRには上位グレードの軽量・高性能化されたモデル
TCR SLRがラインナップされています。

 

TCR SLR1  ¥235,000(税抜)

 

TCR SLR2  ¥185,000(税抜)

アルミ素材・製造工法ともに高度なものが使用され、カーボンフレームにも迫る軽量化を実現しています。
TCR SL1が8.9kg(470mm)に対してTCR SLR2は8.0kg(470mm)。
同じグレードのコンポーネント搭載ですが、約1kg軽量化されています。
これはカーボンフレームのTCR ADVANCED2とほぼ同じ重量ですのでアルミフレームとしては驚異的な軽さです。

軽量バイクは漕ぎ出しのスムーズさや登坂時に有効で、ロングライド・ヒルクライムなど様々なシーンでの強力な武器になりますね!

また、スペック的にTCR ADVANCEDと比較対象となりますが、それぞれに特徴があり、カーボンモデルであるADVANCEDには振動吸収性や軽さ等では一歩劣りますが、SLRはアルミ素材を生かした反応の良さが光ります。

TCR SLRにはADVANCEDには搭載していない大口径コラムOVERDRIVE2によりダンシングやコーナリングでの安定感が更に向上しています。
フォークやシートポストには上位モデルのADVANCED PROと同等のカーボンが使用されており、元々のフレーム設計と合わせて乗り心地も十分です。
キビキビと動く反応の良いモデルが好みの方で、カーボンの上位モデルは予算的に厳しい方はSLRおススメですよ。

 

どうでしょう、TCR。もう夢のようなロードバイクですね!!

あくまでレースバイクとして考えた場合ですので、スピードよりも乗り心地のいいモデルや
体への負担が少ないモデルをお探しの場合はCONTENDシリーズやDEFYシリーズがおススメです。

ただ、「私は初心者だしスピードとかあんまり出さないからCONTENDかなぁ・・・」と思った方、それも悪くありませんが、「速く走れる」というのは「ゆっくり走る事もできる」「少ない力で進む」とも言うことができます。

ゆっくり漕げばスピードはそれほど出ませんし、使う力も少なくて済むので体力を温存することができるということです。
力が残っていれば、今よりももっと遠くまで走ったり、同じ力でもっと速く走ることもできるでしょう。
少ない力で走れるというのは初心者にとっても魅力的ですよね!

 

無理なペースで走らなければ、体への負担も軽減するので自分の限界と相談しながら走るというのも面白いと思います。
長い険しい坂道を登る時、ゆっくりと時間をかけて無理なく登るか、少々踏み込んで早く坂を登りきるか、好みが分かれるところですね。
のんびりサイクリングも楽しみたいし、時には刺激的に速く走ってみたり体力の限界に挑戦してみたりアグレッシブな走りもやってみたい方はTCRおススメですよ。

 

ジャイアント/リブストア大阪には4/13現在、すべてのTCR SL/TCR SLRが展示されています。
また、試乗車としてTCR SLR1(Mサイズ)がありますので、店頭でぜひご体験してみて下さい。

皆様のご来店お待ちしております!!

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