ジャイアントストア聖蹟桜ヶ丘
TCRで沖縄県一周ライド②【実走編】2023年5月13日
【いざ、実走!】
沖縄はどこに行ってもとても広い道が続いています。
島民の方は車で移動するのが主なので交通量は多いですが、道幅があるので安心して走れます。
1日目に走る南部は観光地が集中しています。
写真映えスポットで愛車の写真を撮るのもひとつの楽しみです!
スタートは那覇空港。
そこから北上し約20km先の「美浜アメリカンビレッジ」を目指します。
【美浜アメリカンビレッジ】
海外風景あふれるお店が立ち並び、写真映えを狙うなら外せない場所です。
お気に入りの写真が撮れたら出発。
その後も海沿いを向かい風の中走り、約50km先の名護へ。
名護に到着したら今度は対岸へ。
驚くことに西岸から東岸までは10kmもありません!
そして辺野古方面へ信号も車も皆無な道を最高のダウンヒル。
辺野古基地の前では、地元の方たちの移設反対デモの座り込みが続いており
沖縄返還50周年の2022年年末に考えさせられる光景でした。
ビーチが綺麗な宜野座やうるまを通過して約40km先の「コザ十字路」へ。
【コザ十字路】
ここには沖縄の歴史絵巻を180mの壁に表現した場所があります。
黒人街として賑わっていた時期や米軍の統治時代の歴史、沖縄芸能の変遷などを描いています。
ここから約40㎞南下を続け、次に目指すは知念岬!
【知念岬】
一気に景色が開け、眼下に広がる海岸と波しぶきに心癒されます。
この紺青の色は写真では伝え切れないので是非実際に行ってみてください!
ここまで来ればゴール地点の那覇空港までは約35kmです。
帰りの糸満市では街灯もなく真っ暗な中走り続け、遂に那覇空港へ。
北風に苦しめられた180km、無事完遂!
そして疲労困憊で迎えた2日目。
北部はほとんどが森。獲得標高も2000mほどです。
今回の獲得標高のほとんどをこの日に登るといっても過言ではありません。
この日はサポートカーという名の父の車に乗って辺野古まで。
辺野古をスタート地点に北上し、沖縄県最北端の「辺戸岬」を目指しました。
辺戸岬までの約80kmはアップダウンの連続区間で走り応えがあります。
そんな難関を越え「辺戸岬」へ。
【辺戸岬】
日本最南端の県ですが、北に来た、という実感はありました!
打ちつける波、吹きつける風、照りつける太陽。
ここまで来ればどれもが感涙です…!
ここから南下する西海岸は平坦かつ直線の続くコース。
しかも海岸沿いをなぞるため海を横目に走ることができます!
そして最後に目指すは「古宇利大橋」。
【古宇利大橋】
人工物と自然の造形美、圧巻です!
右の写真を見ても落差がある道であることが分かります!
橋自体の長さは2km弱、県内では通行無料の橋としては2番目に長い橋だそうです。
こうして2日目のゴール地点の名護へ。
観光地と絶景を巡る沖縄周回の旅ももう終わり。
長いようであっという間の300kmでした!
今回は半島や周辺の島々を巡ってはいませんが、
いつか訪れたい景色ばかりです!
見渡せば絶景、山あり海ありの地形、走りやすい道の続く沖縄県。
自転車で走るには最高の場所でした!
海岸沿いを走って見られる海原や生態系、沖縄らしい壁画などそこでしか見られない景色もあります!
そんな経験を求めに輪行という手段は非常に便利です!
電車や飛行機を使ってその場ならではの体験をしてみてはいかがでしょうか?
皆さんも是非走ってみてください!!
*那覇空港あたりから辺野古までの直線は、車移動のワープ区間です。