ジャイアントストア仙台

»トップへ

冬場のウエア選びのポイント2019年11月24日

気温が低くなって、ウエアの着方の質問される事が多くなってきました。

スポーツバイクを始められたばかり、もしくは初めて冬の寒い季節を体験する方は何をどう着たらいいか分からないものです。

そこで、簡単にジャイアントのウエアを紹介いたします。

先ずは自転車のウエアの着こなしは重ね着が前提となります。

何をどのように重ねるかですが暑い寒いは人によって感じ方が大きく異なるため

ここでは注意するポイントのみお伝えします。

 

寒くなる季節において一番重要な事は極力体幹と汗を冷やさないようにすることです。その為に、

  • 高機能インナーウエアを着用する。
  • 脱いだり着たりできるよう重ね着する。
  • 首と顎を冷やさないようにする。

がポイントになります。

 

 

 

『高機能インナーウエアを着用する』

汗をかくと一番初めに接する衣類が汗を吸ってくれます。この衣類がずっと濡れていると気化熱で体温が奪われる状態が長く続いてしまいます。そうすると汗冷えで体力はどんどん奪われてしまいます。

高機能インナーウエアは汗を貯めない素材が使用されています。

AMBIENT 3D SL BASE LAYER

こちらのウエアにはポリプロピレンが63%使用されていて、汗を肌から吸い上げる機能とその上に重ね着しているウエアに水分を排出する機能があり、保水しない生地ですのでその上にはサイクルジャージなどの吸汗速乾性のあるジャージを重ねるとインナーシャツを水分が少ない状態で保てます。

さらには、ポリプロピレンは熱伝導性も低くいので、重ねているジャージが濡れてしまっていても冷えが直接肌に伝わりにくいです。気温が低い時ほど効果を実感できると思います。

インナーウエアのサイズ選びも大切で、体に密着するサイズを選ばねばなりませんが、AMBIENT 3D SL BASE LAYERは伸縮性に富んでおりますのでオススメです。

 

 

 

『脱いだり着たりできるよう重ね着する』

インナーウエアでは汗を肌から離す効果がありますが、汗をかき続けるといずれは飽和してしまいます。

そこで、すごく基本的なことにはなりますが暑かったら脱いで温度調節をすることがポイントです。

脱いだウエアをサイクルジャージの背中のポケットにしまえるくらいコンパクトにできることも大事になります。

 

SUPERLIGHT WIND JACKET

こちらのウインドブレーカーはものすごくコンパクトに収納でき、重量も軽いのでポケットに入れておいても邪魔になりません。

実際に袋に収納した状態でどのくらいのサイズ感になるのかXLサイズで計ってみました。

重量は、110gでした。

大きさは、長さが約18cm、

で、直径が約5cm、

となりました。

この状態でも袋に余裕はありますのでさらに圧縮も出来ますし、サイクルジャージのポケットに楽々入りますので、実際に入れてみました!

真ん中のポケットにすっぽり収まっております。

寸法上では大きく感じますが、サイクルジャージのポケットも結構大きいことが分かります。

 

さらにこちらのウインドブレーカーは、袖から風が入りにくい形になっているので、風で膨らみにくくなっています。

ただ、袖が細めですので、手が大きい方は先ずは試着をお勧めします。

ウインドブレーカーは夏のヒルクライムの下山時や、冬のサイクリングの休憩時等、活躍する場面がたくさんありますが、夏と冬では来ているウエアの厚みが違います。

サイズ選びのアドバイスですが、一番厚着した服装の上から羽織れるサイズで選ぶと一着で年中使えます。

その代わり薄着で使用した場合に密着感が薄れるので、風で膨らみやすくなるデメリットもあります。

 

 

 

『首と顎を冷やさないようにする』

いくらタイツとジャケットで防寒していても首元に風が当たると凄く寒く感じます。

そんな時はこれです!

RACE DAY HEADWEAR

ヘッドウエアと紹介されていますが、ネックウォーマーとして活躍してくれます。

薄い素材ですが濡れてもすぐに乾き、長いのでいざとなったらフェイスカバーとしても使える万能アイテムです。

首から顎までカバーすると鼻水の出る量が少ない感じがします。

よく言われていることですが首元の防寒は中に上着を一枚追加したのと同じくらい効果があります

私は雪が降った時はよくスキーに行っておりますが、その時の欠かせないアイテムの一つです。

特に、吹雪になった時にフェイスカバーとして使用しても呼吸が苦しくないので重宝しております!

 

 

如何でしたでしょうか?

因みに、私が気温5~0℃前後で走りに行く場合ですと、下は

  • 起毛シューズカバー
  • サイクルソックス
  • 厚手の起毛タイツ

上は

  • ノースリーブインナーウエア
  • 起毛ロングスリーブジャージ
  • 起毛ジャケット
  • ネックウォーマー
  • サイクルキャップ
  • 厚手の防風手袋

を着用し、ウインドブレーカーをポケットに入れて持っていきます。

ペースがゆっくりで汗をかかないくらいでしたら、インナーをノースリーブからロングスリーブに、サイクルキャップを起毛しているウインターサイクルキャップに替え、逆に激しい練習でしたらジャージを起毛ロングスリーブから半袖に、手袋を薄手の防風グローブに替えたりと調節しています。

これは個人的な一例です。これじゃ寒すぎるという方も多いと思いますので、参考程度にとどめていただければ幸いです。

具体的な質問はお店にてスタッフまでお問い合わせください。

仙台は雪も少なめですし、沿岸部は真冬でも走れる機会は多いので、冬ウエアを着て走りに行ってみませんか!?

ご相談お待ちいたしております!

 

スタッフ 横山