ジャイアントストア仙台

»トップへ

【無限の可能性】 CONTEND ARとは? 【バイクパッキング】2020年2月29日

2020年モデルで新登場しました、

『CONTEND AR』

を皆さんはどんな自転車かご存知ですか!?

この自転車の性格を一言でいうと、「多目的ロードバイク」です。様々な走り方に対応できる可能性を秘めております。

その可能性をざっくりまとめると、

①グラベル、雪中も走れるかもしれない!

②不整地を走れるかもしれない、にもかかわらずオンロードでの走行性能はしっかりしている!

③重心が低く、キャリア積載やバイクパッキングしてもふらつき難いのでキャンプに向いているかもしれない!

です!

※「~かもしれない」という表現を使っているのは、ノーマルの状態では実現しにくい部分がある為です。

では順番に解説していきましょう。

 

①グラベル、雪中も走れるかもしれない!

先ずはこれをご覧ください。

そうです、冬の凍結路面の心強い味方、『スパイクタイヤ』です。

CONTEND AR はフレームのタイヤクリアランスが38Cまで対応している為、33Cのシクロクロスタイヤはもちろんの事35Cのノブが高めのピンスパイクタイヤもギリギリ装着可能です。

グラベル用やウインター用のタイヤに履き替えて普段と違うシチュエーションでライドを楽しむことが出来るのです!

因みにこのタイヤはSCHWALBEのMARATHON WINTER PLUS 700×35Cで、残り僅かですが仙台店で販売しております。

240本の鉄ピンが打ち込んであり、サイドにもピンが配置されているのでコーナーでもグリップさせやすいと思います。

リアのフレームクリアランスは、

このくらいでした。フロントはもう少しクリアランスに余裕があります。

グラベル用のタイヤやスパイクタイヤを装着して、いつもとは違うフィールドに足をのばしてみませんか?

 

②不整地を走れるかもしれない、にもかかわらずオンロードでの走行性能はしっかりしている!

こちらは個人的な感覚のお話になってしまい恐縮ですが、仙台店にはCONTEND ARの試乗車がありますのでオンロードで試乗してみましたら、走りが想像していたよりも軽かったです。

太いタイヤを履かせられるフレームは、ペダルの力の入力に対するレスポンスを穏やか目に設定してオフロードでトラクションをかけやすくする傾向にあるのですが、CONTEND ARは逆にロードバイクと全く遜色ないレベルです!

もちろん長めのリアセンターや、丈夫が故に重めのホイールによってノーマルのCONTENDとレスポンスが同等とまでは行きませんが、ロードバイクと呼ぶに相応しい走行バランスだと思いました。

もしホイールを軽くて丈夫な物に変えられたらどれだけ運動性能を引き出せるのだろうか…

SLR0 DISC WHEELSYSTEM

妄想は際限なく膨らみます(笑)

 

 

③重心が低く、キャリア積載やバイクパッキングしてもふらつき難いのでキャンプに向いているかもしれない!

近年、キャンプやアウトドアがブームになっていますが、自転車でのキャンプツーリングも新たな流れが来ています。それが、

『バイクパッキング』

です。

昔から行われてきたツーリングでは車体にキャリアとパニアバックを取り付けて旅やアウトドアを楽しむのが一般的なスタイルでしたが、最近は上の写真の仕様の様に自転車に大型のバックを複数取り付けて軽い装備で行う、バイクパッキングが人気です。

バイクパッキングの長所は軽くなる事と車体に制限が少ない事です。

キャリアの重量分軽くなりますし、荷物も厳選してバックに入るだけしか持っていかないので更に軽くなります。

キャリアを取り付けできないカーボンロードバイクなどでもある程度の装備を搭載することが出来てしまうのは素晴らしいことですよね!

短所は積載できる量が少なめなので持って行く荷物を厳選する必要があるという事です。

因みに上の写真の自転車に取り付けたバックは、

SCOUT SEAT BAG (L)

SCOUT FRAME BAG (M)

SCOUT HANDLEBAR BAG

で、トータル容量はおよそ26~28Lとなります。

これらの中に何を詰めて冒険に出かけるか、考えるだけで楽しくなってしまいます!

 

CONTEND ARは下の写真のキャリアにも対応しています。

RACK-IT METRO REAR RACK – MIK SYSTEM

 

PANNIER BAG SMALL SIZE WITH MIK SYSTEM

こちらのパニアバックの積載容量は左右合計でおよそ37Lとなります。

これなら少し余分に荷物を持って行けますので、キャンプスタイルに幅を持たせられそうですね!

 

そしてCONTEND ARは積載によってバランスをとることが難しくなってしまう車体をコントロールしやすいように重心が低く設定されています。

上の車体のジオメトリー表ですが、BB DROPと呼ばれている《H》の値が重心の高さに大きく関わってきます。

この値がドロップハンドルのどのモデルより大きい80mmに設定されているのです(通常ロードバイクでは65~75mmで数値が大きいほど重心が下がります)。

荷物をたくさん積んでゆっくり走るほどこの重心の低さはメリットになるはずです。

 

このようにCONTEND ARは可能性をたくさん秘めているステキなスポーツバイクなのです!

仙台店ではCONTEND AR2のMサイズを試乗車としてご用意しております。

また、バイクパッキングのサンプルとしてCONTEND AR2に各種バックを取り付けて展示しておりますし、アウトドアに詳しいスタッフもいます。

皆さんもぜひ見にいらしてください。お待ちしております!

 

スタッフ 横山