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【Liv*121】自宅でできる簡単メンテナンス~チェーン清掃のやり方~2020年4月22日

外出自粛要請がでている今こそ、普段乗っている愛車のメンテナンスをしませんか?

初回点検以降、定期的なメンテナンス…皆さん実施しているでしょうか。
購入してからずっとそのままなんて方、いませんよね?

第三弾は、『チェーン清掃のやり方』です。

 

ふだんはお掃除セミナーで教えていますが、今回はその手順を簡単にまとめてみました。
前回ご紹介した『オイルのさし方』とあわせて実践してみてください!

 

 

チェーン清掃するのはどのタイミング?

何km走ったらチェーン清掃するという具体的なルールは決まっていません。
チェーンが汚いな…と感じたら清掃しましょう。

画像は、砂やほこりがまとわりついている状態です。
こうなってしまう前に、定期的に清掃しておくのがおすすめです。

 

清掃用具を揃えよう!

今回使うのはWAKO’Sさんのクリーナー3点。

  • チェーンクリーナー
  • フォーミングマルチクリーナー
  • チェーンルブ

それにプラスして、

  • ブラシ
  • ビニール手袋。

ブラシは、チェーンクリーナーに付属してきます。
ビニール手袋は、手が汚れないようにするためです。

 

●メンテナンススタンドも用意しよう!

後輪を浮かせて、チェーンを回しやすくするスタンドです。
店頭では、1,800円(税抜)にてご用意しております。

 

●家の中でやるなら、床が汚れないように!

汚れがかなり飛び散ります。汚れてもいい服装と場所でおこないましょう。

 

手順1 チェーンクリーナーをよく振って吹きかける

前回ご紹介した『オイルの注し方』と同じように、ぐるっと一周吹きかけます。
たくさん吹きかける必要はなく、下に垂れないくらいの量で大丈夫です。

直接吹きかけるとホイールやタイヤに付着するので、布をあてがいながらおこないます。
(後輪を外してやるのがベストですが、そのやり方はまた今度ご紹介。)

 

手順2 ブラッシング

ブラシでこすり、汚れをゆるめます。

チェーンの内部までブラシは届かないので、ブラシでローラーを回すようにしてあげると、
内部の固まった汚れをゆるめることができます。

【ポイント】頑固な汚れのときは、入念にブラッシングしてください。

 

手順3 表面の汚れをふき取る

ブラッシングした箇所の汚れをふき取ります。
布でチェーンを挟み、クランクを回しながら拭き取っていきます。

 

手順4 フォーミングマルチクリーナーをよく振って吹きかける

缶をよく振ってからチェーンに吹きかけます。

手順3 では拭き上げ切れなかった細かい隙間に吹きかけることで、
泡の力が隙間に残った汚れを浮かせて洗浄します。

チェーンがきれいだと泡は残ったままですが、
汚れがついているとすぐ消えてしまい、ボタボタと下に垂れてきます。
泡がなくなったからといって、何度も何度も吹きかける必要はないですよ。

 

手順5 汚れを拭き取る

手順3 と同じようにして、チェーンの汚れを拭き取ります。
残った水分をしっかり拭き上げましょう。

【ポイント】頑固な汚れが付着している状態のチェーンは、1度の清掃ではきれいにならない場合があります。
その際は、もう一度手順1に戻り、再度きれいになるまで清掃していきます。

 

手順6 チェーンルブをよく振ってオイルを注す

注し方は、前回ご紹介した『オイルの注し方』と同じ手順です。

ホイールやタイヤにオイルが付着しないよう、布をあてがっておこなってください。

 

手順7 完了

ピカピカのチェーンにオイルがしみ込んだら完了です!
上手に清掃できていれば、手で触ってもほとんど汚れがつきませんよ。

清掃する前と後のチェーンを比較してみます。

全然違いますよね!
オイルをさす時はそのまま注ぎ足すだけではなく、清掃してからの方がおすすめです。

 

スプロケットやプーリーも掃除しよう

今回はチェーンのみでしたが、チェーンが触れる部分は同じように汚くなっています。

本来のパフォーマンスを発揮させるなら、チェーン以外も清掃しておきましょう!
その際は、後輪を外しておこなうとかなり効率的です。

やり方はまた次回のブログでご紹介いたします!

 

 

今回使用したクリーナーは、説明書付きでご用意しております。
ぜひチャレンジしてみてくださいね!

 

定期的にメンテナンスをして、安全・快適に自転車ライフを過ごしましょう!

 

スタッフ 林