ジャイアントストア仙台

»トップへ

街から山へ。TCR ADVANCED PRO 1 DISC2020年8月15日

やっと梅雨が明けた8月上旬、2021年ニューモデルのTCR ADVANCED PRO 1 DISCに乗ってきました。

今回は「仙台店」からスタートして街中を抜け、「泉ヶ岳」をヒルクライムしてきました。

※乗車時の感想はあくまでも個人的な感覚のお話ですので参考までに。

 

梅雨明けしたと思ったら、あっという間に猛暑日。しかしヒルクライム日和です!!

まずは仙台店をスタートして街中を走行します。

※どこから見てもカッコイイ。

街中から山へ。

 

街中での走行は信号待ちや路上駐車車両に注意を払いながらのストップ&ゴーなど、

なにかと神経を使うシーンが多いですが予想していたよりも低速での安定感があることに加え、

いざという時の加速性能も高いので安心して走行できました。

あえて路面状況が悪いアスファルトの道も走ってみましたが、思っていたよりも衝撃吸収性

が良く滑らかな走りを実感。

ヒルクライム&ダウンヒル。

 

ヒルクライム

多くのヒルクライマーに愛され続けてきたTCR。第9世代になりますます期待が高まります。

私自身、ディスクロードでのヒルクライムは初体験。リムブレーキタイプのADVANCED PRO 1との

カタログデータ上の重量差は300gですが体感的にはもう少し重いかなと感じていました。

さっそくヒルクライムスタート、まずはシッティングで走ってみる。

車体のバランスがとても良いので常に安定したケイデンスをキープして淡々と走行。

しばらく走ると勾配が少しきつくなるがアウターのままダンシングで通過、強い入力に対しても

反応が良いのでグングン進む。剛性感の高さを実感。

その後も勾配の変化に合わせ進み続けながら、フロントをインナーに入れて軽快なダンシングを

してみる。最初は今までのTCRよりも振りにくい感覚を覚えますが新型ホイールの剛性感によるもので、

決して重たい訳ではなく、慣れてしまえばパワー伝達性の高さに驚かされます。

そしてフィニッシュ。終わってみれば自己ベストを大きく更新することができました。

ダウンヒル

登りですっかり感動してしまいましたので下りの期待も高まります。

スルッと走り出しトンネルを抜けると本格的な下りへ。

高速での下りでまず感じたことは安定感の高さ、スピードアップしても恐怖感を感じる事が無く

路面からの挙動が少なく車体のブレ感もないので路面上を滑らかに走ってくれました。

コーナー手前でのブレーキングは感動的!! 凄いぞディスクロード!!

十分な減速を済ませコーナーへ、狙ったラインを滑らかにトレースし気持ちよくコーナーをクリアー。

恐怖感を全く感じることなく安全かつ快適にダウンヒルが終了。素晴らしい!!

まとめ

第9世代TCRシリーズは発表以来、様々な媒体で取り上げられてきました。

今回は街から山へ、皆様が実際に走るシーンを想定してレポートしてみました。

感想としては・・・

①市街地走行ではクセの無い乗り味と衝撃吸収性が快適なライドをサポート。

②ヒルクライムでは高い剛性感と反応の良いフレーム特性がマッチし、力強いクライミングをサポート。

③ダウンヒルでは抜群の安定感とブレーキ性能に助けられ安全なライドをサポート。

といった感じです。エアロ効果に関しては平坦路では貧脚のため実感しにくかったのですが、

高速での下りの直進安定性はエアロ効果との関係性もあるのかなと思いました。(個人的な感想。)

またディスクブレーキに関しては軽いタッチで高い制動力を得られますが、リムブレーキと同じ感覚で

操作してしまうとロックする危険性もありますのである程度慣れが必要そうです。

様々なシーンで活躍してくれそうなNEW TCRシリーズ、新しい相棒にオススメです‼