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新型DEFYスタッフインプレッション2019年2月11日

2019年モデルでフルモデルチェンジとなったDEFYシリーズ。

タイヤ幅は標準で28c、最大で32cまで対応。

新開発のD-FUSEハンドルとD-FUSEシートポストによる快適性。

フレームも新しくなり操作性、剛性、快適性、すべてがグレードアップした一台です。

 

そんなDEFYシリーズのDEFY ADVANCED 2に試乗してみました!

DEFY ADVANCED 2

¥240,000(税抜)

 

【セッティング】

私にはちょっと大きめのSサイズ(身長166cm 適正XSサイズ)ですがヘッドチューブが長いのでアップライトで楽な姿勢です。

タイヤ幅は28cもあるチューブレスレディで、体重は軽めなので空気圧は6.5barと低めにして快適な乗り心地を重視しました。

 

【漕ぎだし・加速感】

28cのタイヤ、長めのチェーンステーや大きめのBBドロップで漕ぎ出しはちょっと重めでした。

しかしTCRやPROPELといったレーシングバイクには劣るものの、エンデュランスロードとしては違和感のないレベルにまとまっています。

同様にそこまでの反応のいい加速感は覚えられなかったのですが、エンデュランスロードだからと言って剛性が足りないということはなく加速してからの速度の維持は楽でした。

ホビーライダーには十分な剛性があり、踏み込んでいっても物足りなさを感じることはありませんでした。

【凹凸】

今回試乗するなかでアスファルトの割れた路面や段差にあえて何度も突っ込んでみました。

28cのチューブレスレディタイヤと新開発のD-FUSEハンドルとシートポストの恩恵か、衝撃をいなしてくれて楽に走ることができました。

普段シクロクロス車のTCXに乗っている私にとってもそれと遜色なく、荒れた路面でも快適に過ごせました。

長距離走行で後半の疲れに響きやすい振動や衝撃を大きく吸収してくれるので、ロングライドでの疲労軽減にも期待できそうです。

 

【登り坂】

ディスクロードということで重さ8.9kgと軽くはありませんが、コンパクトクランクに11-34Tのスプロケットというギアレシオ1.0の軽いギアで10%超えの登り坂でも無理せずシッティングでクリアできました。

ADVANCED2でも十分登れたので、軽量なカーボンホイールを装備したADVANCED PROならもっと軽々と走れると感じました。

 

【急な下り坂】

油圧ディスクブレーキは偉大でした。

コーナーが続く下り坂でもブラケットを握ったまま余裕をもって下ることができました。

またアップライトな設計のおかげで長い下り坂でも疲れにくく、28cチューブレスタイヤは舗装が荒れていても快適でした。

 

【まとめ】

大きめのBBハイト、長めのチェーンステーにより乗り心地の良さを実現。

そのため加速感はピュアレーシングバイクには劣るが、速度の維持はしっかりしており、ロングライドにはもちろんいつでもオールラウンドに乗りたいと思いました。

28cチューブレスタイヤとD-FUSEテクノロジーのおかげで振動も少なく、山奥のちょっと砂利の浮いているような林道に行きたくなる1台でした。

25cタイヤに履き替えてレースに出るも良し、

28cタイヤで遠くまで走るのも良し、

32cタイヤでちょっとしたダートに遊びに行くも良し、

1台で様々な走り方ができます。

 

初めてのロードバイクに乗り心地のよい1台を、また2台目の自転車として快適でどこまでもいけるような自転車をお探しのかたにもオススメできる1台です!

 

 

DEFYシリーズ各モデル、仙台店に在庫がございますので是非実物をご確認ください。

またDEFY ADVANCED 2はSサイズの試乗車がございますので、乗り心地を体験してみてください!

皆さまのご来店、お待ちしております。

スタッフ鈴木