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【E-BIKE】スタッフインプレッション ケース①2019年4月25日

みなさん、こんにちは!

いきなりで恐縮ですが今年度から発売されたGIANTのEバイク、『ESCAPE RX-E+』をスタッフ自身も体験してインプレッションしてみようという企画を仙台店で行うことになりました。

その1回目は、スタッフ横山が担当いたします。

私自身は20年前からロードバイクを乗っておりましたが、16年前から本格的にレースやサイクリングをしていました。最近はロードバイクを通勤で使用していて、オフロードへの情熱も再燃し念願のフルサスMTBも手に入れたりと、割とアクティブに活動しております。10年以上前は年間走行距離が10000km前後でしたが、6~7年くらい前は8000~6000km、近年は3000kmほどと、年々走る距離が短くなってきております(笑)

 

簡単な自己紹介になりますが、今回私は普段ロードバイクで走りに行っている所にESCAPE RX-E+で走りに行ってみたいと思っていたので、次回のイベントライドで走るルートの下見に使用してみました。

走ったルートをザックリ紹介しますと、仙台店発着の名取川~秋保~錦が丘~高野原~川内~スカイキャンドル~広瀬川ルートの77kmです。

モーターの強さはずっとSPORTモードで走りましたが、思っていたよりバッテリーが残りました。ルートの7割が平坦、3割がアップダウンで、平坦の巡行では出だしから24km/hまではモーターのアシストが入りますが走行時間の大半でそれよりもスピードが出ていた為にモーターが稼働している時間が少なかったのがバッテリーが長持ちした原因なのではと考えています

 

ルートには結構凸凹がある舗装がありましたが振動は結構伝わってきます。今回はタイヤの空気圧をかなり高めに設定したことが一番の原因だとは思いますが、運動性能を高めるためにフレームが硬く設計されているせいもあるかもしれません。

フレームの運動性能自体は非常に良好で、モーターのアシストが無い速度域でもペダルに込めた力が殆ど逃げずに伝わっている印象を受けました。クロスバイクを漕いでるというよりも、ロードバイクに近いダイレクト感です

 

いたる所で桜が綺麗に咲いていました。

中盤に差し掛かり、少し坂が増えてきました。上の写真の坂は勾配6%くらいの坂ですが20km/hで上ることが出来ました。

 

 

坂の登坂性能で一番驚いたのが、15%~20%の勾配がある上の写真の坂でした。この坂道をロードバイクで上ると全力の立ちこぎで5~6km/hくらいしか出せないのですが、なんとサドルに座ったまま13km/hでクリアすることが出来ました。まさに「背中を押されている」感覚でした!

 

 

お昼には今度のサイクリングで立ち寄るプラムラインさんでカレーをいただきました。おいしかったですよー!

 

 

帰りの途中で、仙台でも結構有名な激坂である野草園の坂を上ってスカイキャンドルを見に行ってみました。ここの坂は200mほどの長さですが勾配は15~17%ほどあります。ペダルにかけている力自体は5~7%の坂を上っている感触ですが、速度は13~15km/hで登ることができました。またも、あの「背中を押されている」感覚でした。これは癖になりそうです(笑)

スカイキャンドルまでそれ程大汗かかずに登れたという事実に、モーターの有難みをヒシヒシと実感しながらゴールの仙台店に戻りました。

 

今回のESCAPE RX-E+の試乗で強く感じたことは、この自転車はちゃんとスポーツバイクであるということでした

ペダルに力を込めなければSPORTモードのアシストでも全然スピードは上がらないですし、パワーやスピードを出したければサドルの高さをきちっとセッティングしてあげないといけません。

実はスタート当初はまったり走ろうと思っていてサドルを低めにし、上半身もあまり力を入れずにだらだら漕いでいました。そもそもEバイクのモーターはペダルに入力されるトルクを増幅させるものです。つまり、まったりと走ってペダルに力が入っていなければアシストされる力も必然的に弱くなってしまいます。今回はフラットペダルで走りましたが、次の機会があればもっとトルクをペダルに伝えやすくなるビンディングペダルとシューズで走ってみたいです!

 

ちょっとスポーティーな感想になってしまいましたが如何でしたでしょうか!?皆さんも気軽に仙台店にESCAPE RX-E+の試乗にいらっしゃってください。お持ちしております!

 

スタッフ 横山