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カーボンロードバイクのご紹介　【PROPEL】2019年5月9日

皆さんこんにちは！今回はカーボンロードバイクの中でも高いスピードを出して楽しみたい方にオススメのバイク、『PROPEL』を紹介させていただこうと思います。

PROPELがどんな自転車なのか、詳しい紹介は⇒こちらからどうぞ

 

PROPELの一番の特徴は空気抵抗の少なさです。

PROPELはフレームとホイールを軽量化よりも空気抵抗削減を目的とした形状にしています。

例えばフレームとホイール以外のパーツがほぼ同じ車体で比べてみますと、TCR ADVANCED PRO1の重量は7.1kgに対し、PROPEL ADVANCED PRO 1の重量は7.8kgと約700g重い設定です。

この700g分で空気抵抗を減らす形状が取り入れられているわけですので、空気抵抗を削減したコンセプトが好きか、それとも700g分軽くなった車体のコンセプトが好きか(この700gはADVANCED PRO 1を比べた場合ですので他のモデルは異なります)、これがPROPELを選択する理由の一つに上がるのではないでしょうか。

 

PROPEL ADVANCED 2と1を例に各部分の特徴を挙げますと、

ホイールにはディープリムが採用されています。アルミのディープリムは重量が非常に重いですが、ロープロファイルリムよりも剛性が高まりますのでスピードが上がるほど重さはさほど気にならなくなると思います。もし重さが気になってしまったらカーボンディープリムホイールに交換しましょう！

 

正面は前面投影面積を小さくするデザインになっています。上の右の写真がTCR ADVANCED 2、左がPROPEL ADVANCED 2ですが、PROPELはフレームもそうですが、ワイヤー類が正面にあまりありません。ワイヤーなども細くても意外と空気抵抗が大きいので出来るだけ隠れたデザインです。

 

正面で受けた風をスムーズに後方に流しつつ斜め前方からの風にも対応できるよう、ダウンチューブにはカムテールデザインが採用されています。

 

エアロ形状のフレームにありがちな、ボトムブランケット周辺のねじれによる力の逃げを抑えるためにフレームのボトムブランケット部分が横幅一杯に広げられていて、ボックス状に近くなっています。

PROPELにはワクワクする技術がたくさん詰まっていますね！

 

あと性能以外で、PROPELはGIANTの車体のラインナップの中で水平に近いトップチューブが目を惹きます！とよくお客様からお聞きします。

ロードバイクのフレーム形状には、トップチューブが水平に近いホリゾンタルフレームとトップチューブが後方に向けて斜めに下がっているスローピングフレームがあり、PROPELはサイズによって差はありますが、ほぼホリゾンタルフレーム形状となっています。

もちろんDEFYやTCRなどに採用されているスローピングも性能面で理由があっての形状ですが、ロードバイクの造形にホリゾンタル形状を求める方には最適な一台になるのではないでしょうか！？

PROPELを見た目で選ぶか、性能で選ぶか、選び方はお客様次第です。2019モデルはそろそろ完売モデルが増えてきましたが展示在庫ございますので、是非仙台店へ見にいらしてください。お待ちしております！