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~チューブレスレディタイヤの保管について~2020年12月11日

とうとう東北にも本格的な冬がやってまいりましたね。
寒い時期は自転車に乗らないという方も
いらっしゃるのではないでしょうか?

 

チューブレスレディタイヤをお使いの方には、
自転車に乗らない間も、ぜひやって頂きたい事があります。

それは、『定期的にタイヤに空気を補充すること』と、
『シーラント剤が1か所で固まらないようにすること』です。

 

まずは空気の補充について。
自転車に乗っても乗らなくてもじわじわと空気は抜けていきます。

 

タイヤは、両サイドのビードという固いところ(矢印の部分)を、
ホイールの内側に引っ掛けて固定しています。

 

空気量が極端に少なかったり、完全に抜けてしまうことで
ビードが外れてしまったり、タイヤの内側に入れている
シーラント剤という液体がホイールとタイヤの隙間から漏れてしまいます。

チューブレスレディタイヤの場合、1度タイヤが外れてしまうと
家庭用ポンプの空気圧では、装着できない場合もあります。

 

ですので、空気が抜けてタイヤが外れる前に
 2~3週間に1度、定期的に空気を入れることをお勧めいたします!

 


もう一つは、タイヤの内側に入れてあるシーラントについてです。


中に入ったシーラント剤は液状から、
時間が経つと段々とタイヤの裏側で固まってきます。

 

一定期間、自転車に乗らずに車輪が回転しない状態が続くと
床との接地面の部分だけ、シーラントが厚く固まってしまいます。

 

ですので、車輪を回転させて全体に馴染ませたり、
床との接地面をずらして一か所で固形化するのを
少しでも防いで頂くことをお勧めいたします。

 

ビードが外れてしまったら、まず空気を入れてみましょう。
チューブレスレディタイヤに空気を入れるコツです!

ホイールとタイヤの間に隙間ができてビードが外れてしまったら、
写真のように親指で押し込みながら、ホイールからビードをはがしていきます。
両面とも全部はがしたら、ホイールの中心のくぼみにビードを寄せます。

 


あとはご家庭用のポンプで、勢いよく空気を入れていきます。

 

途中でビードがホイールにはまる音がするはずです。
ミシミシ、ペキッ、パキンとか、そんな感じの音です。

 

ビードが両サイドしっかりはまっているか確認をして、
適正量空気を入れていきます。

 

専用の高圧ポンプやお店のコンプレッサーで一気に空気を入れないと、
ビードがはまらない事もありますので、その時は当店にぜひお持ちください。


最後に。
シーラントは液状の状態でないと空いた穴を塞げません。
大体半年ほどを目安に補充が必要です。

 

暖かくなって自転車に乗り始める前に、必要な方は
シーラントを補充するのをお忘れなく!

 

シーラントを補充する作業は、ストアで車体を購入して頂いたお客様は
無料のメンテナンスに含まれております。
メンテナンスと合わせて、ぜひご利用くださいませ。
皆さまのご来店を心よりお待ちしております。