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【グラベルライド】仙南林道攻略・後編2024年4月20日
みなさまこんにちは。
仙南方面の林道を走ってきた話、後編です。
～前回のあらすじ～
無事に小原温泉から林道を伝い下山。
ここで帰宅かと思いきや、「高速使って遠くまで来てるのに林道一本しか走らないのはもったいない」という謎の意地を発揮。
同日の午後はずっと気になっていた蔵王・遠刈田方面の林道へ進むのでした。
みなさま、春の風物詩って何だと思いますか。
諸説ありますが、敬虔なグラベルライダーにとっては桜よりも雪解けの渡渉ですよね。
というわけで川、渡ります。
スタート地点は標高900mの駐車場。
誰もいない。空気が美味しい。
登山届を提出し、第2ラウンド出発です。
標高が高いため気温が低く、冬の空気を感じました。
木々もまだ緑が薄いです。
今回の林道は10kmで標高600m分をただ下るだけです。本当にたのしい。
…この時の私はある事実から目を背けていました。その話はあとでします。
山影に少しだけ雪も残っています。
今年も蔵王エコーラインの雪の壁を見れるといいなぁ。
さらにしばらく下ると、川です。
いわゆる洗い越しで、規模が大きいので隠れたスポットなのだとか。
写真で見えるより実際は深く、地面に段差があり乗車したまま走ろうとするとびしょ濡れになる可能性。
歩きます。
当然、雪解け水なので足の感覚が無くなるほど冷たいです。
でもたのしいのですべてヨシ。
全然関係ないのですが、上の画像に映っているペダルについて。
PINNER ELITE FLAT PEDAL と言いまして、私史上最高に調子のいいペダルです。
少しばかり重いですがそのぶん強度があり、何よりピンの食いつきが良いですね。
フラットペダル派のMTBerさんやグラベルライダーさんにオススメです。
さて、ライドの話に戻らせていただきます。
途中の写真がありませんが、そのまま林道を下り続けて無事舗装路へ。
さすがにグラベルを下りっぱなしだと手が少ししびれたり、足にも疲労がたまります。
舗装路をしばらく下り、無事に遠刈田温泉街までたどり着きました。
さて、ここまで下り続けること標高にして650ｍ相当。
私は標高900ｍの駐車場に車を置いています。
つまり。戻らなければならない、登らなければならないのです。
目を背けていた事実、それは下ったら登るということ。
舗装路を延々と登り続ける一人旅が始まりました。
救いは、景色が良く、空気も美味しかったことです。
グラベルロードはロードバイクより速度は出ませんが、ギア比が軽く、タイヤが太いため低速でもフラつきません。
前半戦で完全に消耗してしまったので帰路の登りはスローペース。
こういうのも醍醐味かもしれませんね。
なかなかハードな帰路でしたが無事に戻ってきました。
総走行距離は52kmで獲得標高1426m、グラベル率は60％。
思い付きで同日中に2コースも走りましたが、苦労したぶん楽しめました。
みなさまも春のサイクリングをお楽しみください。
ジャイアントストア仙台
スタッフ：富田