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【新型TCR】スタッフインプレッションbyスタッフよしだ【ADV PRO 2】2024年6月24日
新型TCR ADV PRO 2 その実力やいかに…
スタッフよしだのバイクインプレッションです！
その前に、第9世代と第10世代TCRの違いはこちらからご確認ください。
バイク：TCR ADVANCED PRO 2 2025 Sサイズ カタログ重量 7.7kg（Mサイズ）
定価 ￥572,000（税込）
今回はGARMINのパワーメーターペダルを使用しているため、実測車重は8.0kgでした
インプレライダー：高松店スタッフよしだ
FTP 290w 体重62.5kg （インプレライド時点） PWR 4.6w/kg
偉そうにチームジャージを着ていますが、全然強くありません。お恥ずかしい。。。
でもカッコいいジャージを着たいという気持ちが勝りました。
私自身レース経験豊富なわけでもなく、車体の違いに敏感な人間でもないので
あくまで個人の感想と思っていただければと思います<m(__)m>
白湯くらい薄いインプレになってしまう事でしょう
比較対象：第9世代 TCR ADVANCED PRO 1 DISC 2021 Sサイズ 重量7.4kg（ペダル込み）
今回乗った新型TCRと同様に油圧ブレーキ×機械式変速、ハンドルをSLRハンドルに、
サドルをCADEX BOOSTへ変更しています。
私スタッフよしだは学生の頃愛媛の大学に通っており、暇さえあれば今回走った山を駆け回っていました🚴
今回のルートは懐かしさもあり、走り慣れていてバイクの感覚もわかりやすいという事で選択しました。
登り平坦下りと3つのシチュエーションをしっかり走れる、いいコースでした。
前置きが長くなりましたが、ここからインプレッションに入らせていただきます。
端的に言うと
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第一印象
「？ いつものTCRだな」
登ってみて
「？ なんか早くないか？」
平坦を巡行して
「？ 早くないかこれ」
下り
「前よりずっと早いぞこれ！」
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語彙力がなくて申し訳ありません。
端的に感想を書くとこうなりました。
ぱっと走り出した感じは、第9世代のTCR ADV PROと同様にカーボンホイールの漕ぎ出しの軽さでスッと前に進むことができる
何の違和感も覚えない the TCRだと感じました。
乗り心地もフックレス×チューブレスという事もあり非常に良いと感じました。
フレームやホイールの乗り味が固すぎると感じることも柔らかいと感じることもない、
非常にフラットな性格のバイクという第一印象でした。
上りに入りパワーを上げてペダルを踏みだすと、以前よりカッチリ感が増えているなと感じました。
フロントフォークがADVANCED SLグレードになったこと、
第9世代よりBB周りがボリュームアップした設計になったこと、
SLR 1 42 HOOKLESSホイールからよりワイドな内幅22.4mmになった
新型SLR 1 40 HOOKLESSホイールになったことなどが影響していると思われます。
機械式105組、車重8.0kgというスペックとは思えないくらい良く登ってくれました。
特にダンシングの際はセカンドグレードのフレームながら、
トルクをしっかり受け止めて速度に変換してくれるフレームだと感じました😎
平坦に入りいつもと同じパワー・ケイデンスで漕いでいると、明らかに巡行スピードが早いと感じました。
普段の第9世代には400mmのCONTACT SLRハンドルをつけているのですが、
今回の新型TCRはSサイズに370-400mmのフレアハンドルが初期装備でついており、
自然と無理なくエアロフォームをとれるようになっているところがこう感じさせてくれるのだと推測します。
このハンドルは慣れも必要だとは思いますが、
乗り慣れてくると快適に速く走れるハンドルだと思います。
フレームも前作より幅広い角度からの風に対して空力性能が向上し、
ボトルを2本差した際に空力が最適化されるように設計されている、という触れ込み通りの感想なのかもしれません。
下りは平坦よりも顕著に空力性能の向上を感じました。前作TCRと比べてもしっかり早くなっていると感じました。
前作TCRを駆って走り慣れている下りのセグメントを、ズイフトに染まりきり実走が下手になった私が新型TCRで下ると、
いとも簡単にプライベートレコードを更新してしまいました。
僕の所有する前作TCRでは機械式変速という事もありケーブルが全部で4本むき出しになっていますが、
新型TCRは機械式変速もフル内装でクリーンな外観と空力性能の向上を実現しています。
また内幅22.4mmのフックレスホイールのおかげで初期装備の25cタイヤが実測30mm近く、
下りの安定感や安心感につながっていると感じました。
何かとコスト削減の餌食にあいがちなタイヤもしっかりGIANT GAVIA COURCE 0という
一本の定価￥9,350とかなりいいタイヤがついています。
個人的にもこのタイヤ、比較的軽量でしなやか、グリップもよくて大好きです。
（フックレスにもはめやすくてタイヤ交換しやすいし）
結論
今回の新型TCR ADV PRO 2、めちゃくちゃイイバイクだと思います。
乗り心地のいい速く軽いバイクとしてほぼ完成されていると感じました。
サイクリングやフィットネスにはもちろん、
これから自転車競技を始める方にもおすすめできる一台に仕上がっています。
速く、軽く、剛性もあるオールラウンドバイクとしてオススメな車体です。
初期装備として両側計測のパワーメーター、カーボンホイールとまさレースレディなパッケージです。
これを￥572,000という価格で出せるところがさすがGIANTだなと思わせられます。
さすがにイイことばかり書いているとアレなので、ADV PRO 2の気になった点を挙げると、
・機械式変速×油圧ブレーキのSTIなのでダンシングの際にバイクの振りが重たく感じる
・フックレスホイールが初期装備なため、好きなタイヤを履けない場合がある。
（これはGIANTのADV PRO以上の車体にはすべてに言えますが）
くらいでしょうか。。。
ハンドルの振りに関しては、コンポを変える以外にハンドルやステム、サドルといった
車体上部にアッセンブルされるパーツ類の軽量化で改善できますし、フックレスホイールに関しても
GIANTの厳しいテストプロトコルに合格したタイヤも増えてきているのでそこまで大きな欠点にはならないと思います。
GIANTのフックレス仕様可能認定タイヤや試験内容に関してはこちらから
この自転車価格が高騰している中で￥572,000という価格はかなり魅力的な、コスパ抜群なバイクですね！
以上、つたない乗り手のつたないインプレッションでしたが、いかがだったでしょうか。
初めてのインプレッションであまりうまくお伝えできていない点も多いと思います。
是非ご来店いただき店頭で詳しく説明させて頂ければと存じます<m(__)m>
ジャイアントストア高松
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今回紹介したバイク
TCR ADVANCED PRO 2
カラー：メテオストーム
価格：￥572，000（税込）
車重：7.7kg（Mサイズ）
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