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梅雨は特にお手入れが大事です！チェーン注油のススメ2022年6月14日
いよいよ今年も梅雨がやって来ました。
この時期、雨の中自転車で通勤通学されている方や晴れてたので自転車で出掛けたものの出先で雨に見舞われることも多いのではないでしょうか。
自転車を濡れたまま放っておくと、錆が出てきて、異音や軋みが出たり、走行性能も悪くなり様々なパーツの寿命を短くする要因となってしまいます。
そこで、ご自宅で出来る【雨の日乗車後のお手入れ】について簡単にご案内致します。
①水気を拭き取る
濡れて帰ってきた後、まずは水気を拭き取りましょう。
マイクロファイバーウエス等がベストですが、着古したTシャツ等吸収が良くてギアの歯などパーツに絡まらない素材のものならOKです。
フレーム・変速機・レバー等できるだけふき取った後、チェーン・カセットスプロケットを拭き水気をしっかり取りましょう。
部品の隙間の奥まで拭き取れなくても拭かないよりはずっと良いです。怪我しない程度にできる範囲で拭きましょう。
細かい部分ですが、ネジの部には水が溜まりやすく錆びやすいので特にしっかり拭き取りましょう。
拭き終わったら雨の当たらない場所で自然乾燥させましょう。
室内がベストですが残っていた水滴が落ちて床が汚れない様に注意しましょう。
屋外で保管している方は、駐輪中に濡れないよう自転車カバーをかけて保管し、天気が良くなったら、カバーを外して車体を乾かしましょう。
②チェーンに注油する
雨でチェーンオイルが流れ落ちたまま乗車を続けるとチェーンの摩耗が早くなるだけでなく、変速機周りの消耗も早め、動作不良の原因にもなります。
平常時から適時チェーンへの注油は必須ですが、この時期は特に重要です。
【チェーン注油で用意する物】
・チェーン専用オイル
・汚れても良いウエス・タオル・布など
【チェーン注油の手順】
まず、チェーンの奥にオイルが飛び散らないように用意したウエス等でカバーしながら、チェーンの継ぎ目にオイルを塗布する。
一度に注油できる範囲は限られているので、一旦注油できる範囲注油できたらペダルを反時計回りに回転させ新たに注油していきます。
全周に渡り注油出来たら、ウェスでちょっとだけ下に力を加えながら軽く挟み、ペダルを反時計回りに回転させ余分なオイルを拭き取ります。
オイルは付け過ぎもよくありません。漕いでいる最中に飛び散りますし、走行中に付着する塵なども多くなってしまい結果として摩耗を早めてしまう事があります。
チェーンオイルはワコーズのチェーンルブがおススメです。
水置換性オイルといって、残った水分を押しのけてオイルがチェーンの隅々まで潜り込んでくれる優れものです。
チェーンが完全に乾燥していなくても注油することができ、高い防錆効果・潤滑効果を得ることができます。
WAKO’Sチェーンルブ 1,980円（税込）
厳密にはしっかり洗浄を行った上で注油することが望ましいですが、時間や手間がかかります。
注油だけでもやらないより断然効果があるので、是非やっていただきたいです。
汚れもしっかり落としておきたい場合は、別途洗浄剤を使用した後、注油を行って下さい。
WAKO’Sチェーンクリーナー 1,815円（税込）
WAKO’Sマルチフォーミングクリーナー 1,430円（税込）
また、ジャイアントストア福岡ではドライブトレイン洗浄サービスを行っております。
チェーン・チェーンリング・カセットスプロケット・変速機などドライブトレインと呼ばれる部分の洗浄・注油サービスです。
是非お気軽にお申し付けください。
ドライブトレイン洗浄
ジャイアントストアにて購入車両の場合4,400円
他店購入車両6,600円
およその作業時間1時間30分
今回ご紹介した簡易メンテナンスだけで完全に錆などが出ない訳ではありませんが、何もしないで乗り続けるよりは確実に効果があります。
この機会に実践して頂けると幸いです。
詳しい注油の仕方、その他ご不明な点等ありましたらお気軽にご相談下さい。
皆様のご来店、心よりお待ちしております。
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