ジャイアントストア今治
【CADEX】バージョンアップは足周りから。CADEX 42で走ってみました。2022年2月26日
こんにちは。今治店です。
スポーツバイクの走りを最も劇的に変えるパーツといえば、
ホイールセットを置いてほかにありません。
昔からロードバイクの走行性能は、
「フレームとホイールで決まる」
とも言われてきました。(あとは乗る方次第)
乗り込んで慣れ親しんだ愛車でも、
ホイールを交換すると別のバイクになった様に感じます。
GIANTでは数種類のホイールを展開していますが、
その中で頂点に君臨するホイール。
『CADEX ホイールシステム』
このCADEXホイールシステムの中から2種類。
『CADEX 42』(リムブレーキモデル)
高いエアロ効果と登坂性能を両立する42㎜ハイトモデル。
数あるホイールセットもディスクブレーキ化をする中、
リムブレーキバイクを嗜好の1台に仕上げる一品。
そして。
『CADEX 36 DISC』
瞬発力と登坂性能を強化。
よりスムーズな回転性能を発揮する、
セラミックベアリングを標準採用。
これら2種類のホイールセットで、
先日、試乗の機会を得ることができました。
そこで!
今治店スタッフによる試乗の感想を、
CADEX 42とCADEX 36 DISC
全2回に分けてご紹介します。
1回目はこちらのホイールセット。
『CADEX 42』
今回はリムブレーキモデル。
タイヤは、CADEX RACE チューブレスの25cを装着しています。
スタッフの小笠原と川村は所有するTCRに装備。
スタッフ南は、ENVIEに装備して試乗を致しました。
なお、各々が普段から使用しているホイールも記載しております。
「小笠原」
普段のホイール:GIANT SLR 0 (35mmリムハイト)
試乗距離:70km
乗り出してすぐに回転の滑らかさを感じました。
試乗日は風速7m、気温6℃の超ハードモードのしまなみ海道。
久しぶりのサイクリングということもあり、
「これ、無事に帰れるか?」というライドになりました。
後半の多くを占めた向い風区間では、
空力性能と回転の滑らかさに助けられたのかもしれません。
きっとこれも高精度低摩擦ハブの効果なのでしょう。
普段の35mmハイトリムに比べると、
横風の時にはもう少し慣れが必要に感じました。
以前、試乗した際は6bar以上と空気圧が高めだった為、
今回は5.3barに調整。これも走りの滑らかさに貢献したようです。
「南」
普段のホイール:GIANT PR-1 (純正アルミリムホイール)
試乗距離:80km
普段のホイールとは重さから素材まで違うので、
こぎ出しの軽さと加速の良さをはっきり感じました。
あと、見た目がかっこいい!
エアロロードが映える👍
フリーのラチェット音はとても大きいですが、
周囲に気付いてもらえる点で役立ちますね!
タイヤの空気圧は5barほどで乗りましたが、
いつものホイールよりも乗り味は固く感じました。
また、勾配のある登りでは、
思っていたほど軽さを感じませんでした。
キツい時はキツい!ですよね~。
試乗日は風速6mでしたが、横風でも安定していて、
向い風はいつもより少し楽になっている?と感じました。
「川村」
普段のホイール:GIANT SLR1 42(旧型フック付きリム)
試乗距離:70km
同じ42mmハイトのホイールと比べて、
横風での安定感が印象的です。
(当日は強風+雪が舞っていました。)
空転からのフリーの掛かりが異様に素早く、
それでいてラチェットが掛かる際の「ガチッ!」
という衝撃も、ほぼ無いに等しいです。
雑にペダルを踏み込んで試してみましたが、
ラチェットの衝撃を発生させるほうが難しいです。
特殊コーティング済み、30T面ラチェットの効果は抜群です。
踏み込む力が逃げる雰囲気も一切感じません。
踏み込みに対するヨレを全く感じさせない剛性は、
ここ一番の場面で強い味方になりそうです。
普段のサイクリング以外の場面。
例えばホビーレースで使用するとなりますと、
鈴鹿サーキットなどで開催される、
エンデューロレースにベストマッチする印象です。
ヒルクライムレースでしたら、平均勾配が緩く、
コースも長い富士ヒルにマッチしそうですね。
後編ではCADEX 36 DISCについて、
ご紹介して参ります。
ジャイアント/リブストア今治
―ジャイアント/リブストア今治ではFacebookやInstagramでも情報を発信しています―
普段ブログではお伝えしきれない、日常の店舗風景や、
スタッフのRIDE LIFEなどもUPしていますので、ぜひご覧下さい♪