ジャイアントストア今治

»トップへ

【CADEX】バージョンアップは足周りから。CADEX 36 DISCで走ってみました。2022年3月3日

こんにちは。今治店です。

弊社ホイールセットの頂点に君臨する製品。

『CADEX ホイールシステム』

前回はCADEX 42について、

スタッフによる試乗の感想をご紹介しました。

CADEX 42で走ってみました。

引き続きまして、

今回はこちらのホイールセットをご紹介します。

『CADEX 36 DISC』

瞬発力と登坂性能を強化。

更にCADEXホイールシステムの中で唯一。

よりスムーズな回転性能を発揮する、

セラミックシールドベアリングを標準でインストール。

ノーマルベアリング比較で1.5倍滑らかな回転と、

「10倍の耐久性」を謳う高級ベアリングになります。

尚、CADEX 36はディスクブレーキモデルのみの展開です。

(スタッフ川村が試乗した際の写真)

今回は試乗車のTCR ADVANCED PRO DISCに装着。

タイヤはCADEX RACE チューブレス25cです。

通常、SLR 42 DISCを装着している車体になります。

試乗したのは川村、小笠原、南、篠原、島田の4人

車体のフレームはSサイズの為、

川村、小笠原、南には、若干大きいサイズによる試乗です。

☚この3名、普段はXSサイズに乗っております。

さらに当店で唯一。

他社製ディスクロードバイクも所有する島田には、

そちらの車体にCADEX 36 DISCを装着して試乗を委ねました。

(普段はESCAPE RX DISCにも乗っていますよ)

 

「小笠原」

試乗距離:60km

コースは前回とほぼ同じルート。

復路では、向風を強く感じるコンディションでした。

CADEX 42(リムブレーキ)も十分過ぎるほど走りは軽いですが、

それにも増して軽快さを感じました!

特に走り出しや登坂で、リムの軽さが効いている印象です。

平坦路については、CADEX 42の方が進む印象でした。

サイクル雑誌や専門サイトのインプレッションで、

CADEX 36はトータルバランスが良いと聞いていましたが、

ヒルクライム性能が際立つ乗り味でした。

標準インストール済みのセラミックベアリングについては、

ノーマルベアリングとの違いは判りませんでした。

乗り味の好みはCADEX 42かな~と感じました。

 

「南」

試乗距離:亀老山

約2kmのヒルクライムを走ってみました。

早朝、寒さの厳しい時間帯でしたが、

ホイールと車体の軽さでスムーズに登ることが出来ました。

「もう無理~」というところから、

スススーっと進んでくれる軽さは魅力ですね!

普段乗っているLivのXSサイズに比べて、

TCRのSサイズではハンドルが遠かった為、

適性サイズで乗るとさらに軽快さを体感できそうです!

 

「川村」

試乗距離:90km

しまなみ海道から大三島を1周するルートを走行しました。

大三島外周で最も標高差の大きい南側区間は、

CADEX 36 DISCが非常によくハマります。

平坦路や向風では際立つ印象はないものの、

1km以上あるような登りをハイペースで挑んでみると…

ホイールの性能が覚醒します!

脚に乳酸が溜まってくる追い込みの場面でも、

さらにもう一段踏ん張ることができました。

一つ一つの登りが長い山岳ロングライドや、

平均勾配が10%に迫るヒルクライムレースで活躍しそうです。

今回、違いを感ることが出来なかったのは、

ノーマル比1.5倍、セラミックベアリングの滑らかさです。

裏を返せば、ノーマルでも十分に滑らかな回転です!

数千キロ以上に渡り使い込んでいくと、

「10倍の耐久性」による差が出るのかもしれませんね。

 

「篠原」

試乗距離:60km

標高差200mの登りを含む平坦路中心のコースで、

2回にわけて試乗しました。

踏み込みに対してヨレを全く感じさせない剛性。

踏み込みを素早く推進力に変える回転の軽さ。

加速感に優れるその乗り味は、

うっかり踏みすぎると脚を削られてしまうほど!

乗る方の好みにもよりますが、

踏み込みに対してもう少し溜めがあると、

より速度を維持しやすいかな?とも感じました。

他社製高剛性ホイールにも類似するものはありますが、

乗り心地はチューブレスタイヤを装着するCADEXが一段上!

登りの軽さと振動吸収性、そして回転のスムーズは、

ツーリングでも活躍しそうです。

 

「島田」

試乗距離:80km

今回、他社製のディスクロードに装着して、

試乗する機会をいただきました。

フレームはG社。

標準装備のホイールは45mmハイト、

カーボンリムながら前後重量1700g以上あります。

対して、CADEX 36 DISCは前後で1302gと超軽量!

この差は走り出してすぐにわかりました。

爆音のラチェット音もカッコいいです!

ルートはしまなみ海道で大島の東側外周。

☚平坦路が一切無く、知らずに迷い込むとめっちゃ大変。

そして、伯方島の外周を走行しました。

短くて急勾配のアップダウンが続く大島外周では、

ホイールの軽さが一層際立ちました。

加えて、乗り心地の良さも印象に残りました。

チューブレスタイヤによる効果のほか、

足まわりが軽くなったことで、

フレームの振動吸収性能を引き出せたようです。

足周りが軽くなると路面追従性が向上する点は、

クルマやオートバイクと同じですね。

 

全2回でお送り致しました、

各スタッフによるCADEXホイールの使用感レビュー。

如何でしたか?

完成車の入荷や納期は依然として厳しい状況ですが、

ホイールについては、納期も比較的安定しております。

愛車の走りを最高に引き立てるホイールのアップグレード。

ぜひ、今回のお話を参考にしていただければ幸いです。

 

ジャイアント/リブストア今治

―ジャイアント/リブストア今治ではFacebookInstagramでも情報を発信しています―
普段ブログではお伝えしきれない、日常の店舗風景や、
スタッフのRIDE LIFEなどもUPしていますので、ぜひご覧下さい♪