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新作シューズ『MACHA PRO 2022』を履いてサイクリング。2022年5月22日

こんにちは。今治店スタッフの川村です。

第3世代にモデルチェンジした弊社のロード用ビンディングシューズ。

GIANT SURGE PRO 2022

Liv MACHA PRO 2022

 

今回は実走行での使用感をご紹介致します。

ルートはしまなみ海道から大三島外周へ。

平坦路に加えて起伏にも恵まれた100km弱のルートです。

この1年ほど私が履いてきたシューズは前作Liv MACHA PRO

GIANT SURGE PROには39以下のサイズ展開が無い為、

こちらを選んでおります。

履き始めてからは200km超えのロングライドから、

劇坂(劇的な坂)ヒルクライムまで。

さまざまなライドで使用して参りました。

 

その中で、「Livのシューズだから剛性が足りない」

と感じる場面はありませんでした。

当然、新作シューズも十分な剛性を備えています。

さすがはUCIワールドツアーチームも使用するシューズです。

踏み込み時のダイレクト感は前作よりも増している印象です。

足の母指球に伝わる感覚から致しますと、

軽量化と相まってソール部分が薄くなっているのでしょうか。

今作から2本の梁構造になった「ExoBeam」

加えて、土踏まずのあたりに増設されたアウトソール。

以前の梁1本構造のExoBeamと履き比べますと、

全体のカッチリ感が増していることがわかります。

こちらが前作のExoBeamソール

前作ExoBeamが生み出す絶妙な捩れに脚が慣れているせいか、

新作ではExoBeamらしさが薄くなった印象も受けます。

前作と比較すると1個あたり20g以上軽量された今作。

引き足から踏み始めるまでのペダリング動作で、

僅かではありますが、軽量化の恩恵を感じます。

と、まあそんな事を感じて登り坂を踏み込んでいると…

道路を歩くクワガタに遭遇しました!

この季節に見かけたのは初めてでして、

私もちょっと驚きました。

クワガタ休憩とついでにクリートの微調整を終えて、

後半区間へ。

アウトソール以外、前作のMACHA PROと変わった点は、

「ExoWrap」のデザイン、そしてBOA Li2とケーブル素材です。

前作では2枚の生地をBOAで巻き上げておりましたが、

新作では1枚の生地でアーチを引き上げるデザインに。

また、BOAのケーブル素材がダイニーマ繊維に変更されています。

この2点の効果で包み込むようなフィット感を高めつつ、

BOAを強く締めた際の不要な窮屈さを軽減してくれます。

 

実は私。

GW後半にコンディションを大きく崩してしまい、

この2週間はほとんど走れずにおりました。

(ライドもお仕事も疲れたら休みましょう)

この日も後半は少し垂れ気味になってしまいましたが、

シューズの快適性にも助けられたのでしょう。

大きなダメージを負うことなく、走り切ることができました。

ペダリングパワーを伝達する箇所はしっかり補強して、

ライド中の疲労に繋がる箇所は適度に緩める。

前作もシューズとしての完成度はかなり高い印象ですが、

新作ではより一層、バランスに優れるシューズになっております。

ぜひ、ご参考にして頂けると幸いです。

 

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