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お客様から聞いたサイクリング計画【後悔・失敗例6選】2024年7月5日

「初めてのしまなみ海道!今治を出発したら、〇〇島で名物の□□を食べて、帰りは船に乗って、、、」など、計画を立てる時も楽しいですよね!
ところが、せっかくレンタサイクルの予約をして、走行プランもバッチリ決めて、いざ走ってみると、「大失敗」や「大後悔」をされる方もいらっしゃるようで、、、

そこで、
レンタルを利用されたお客様から聞いた、しまなみ海道サイクリング計画「後悔・失敗例」を6個ご紹介します。
意外と多くの方がやりがちなパターンもございますので、これからサイクリングの計画を立てる方は参考にされてみてはいかがでしょうか?

一覧がこちら。

しまなみ海道サイクリング計画「後悔・失敗例」

1:レンタル1日利用で尾道へ乗り捨て
2:1日目:今治→尾道75km、2日目:尾道→今治75km
3:帰りの手段は夕方の船一択
4:大三島・宗方港の利用
5:推奨ルート(ブルーライン)を外れてサイクリング
6:レンタル1日利用で今治・尾道間を往復

以下で、それぞれ解説いたします!

【1:レンタル1日利用で尾道へ乗り捨て】
後悔の声「お尻が痛すぎた…」


今治から尾道まで約75km、時間にして約5~6時間ですが、それほどの長時間自転車を漕いだことのない方はとにかくお尻が痛くなるとご覚悟ください…っ!!しかも、一度痛くなると20~30分の休憩では到底回復しないんです。
その痛みに耐えながら約5~6時間、場合によってはそれ以上の時間、自転車を漕ぎ続けると考えると…
地獄ですよね…

その他にも、レンタル1日利用では返却時間が気になって、寄りたかった場所に寄れなかったり、寄ったが故に返却時間に間に合わなかったりする方も。
そういった事から、日程的に余裕があれば、2日以上かけてゆっくり観光も交えながら、尾道へ行かれる事をオススメいたします。
お尻の痛みには下写真のような「サドルカバー」や「サイクリング用パンツ」の利用もオススメです。

【2:1日目:今治→尾道75km、2日目:尾道→今治75km】
後悔の声「昨日のサイクリングですでにお尻は痛いわ、全身バキバキだわ、2日目も走るなんて無理!!」


レンタルの場合、尾道乗り捨ての予約が取れなかったお客様が立てがちなプランなんですが、1例目の通り、『1日で今治→尾道(約75km)走行』が苦しい方も多いなか、『2日目も75km』が絶望的なのは言わずもがな、ですよね。

ところが、もはや1分たりとも自転車に乗りたくなくても、今治返却の自転車は原則今治まで戻していただく必要があるため、急遽尾道店へ返却することはできません。その場合、なるべく乗らずに戻ってきていただく方法は「船に乗せてショートカット」「返却代行サービス」「タクシー」などがありますが、自転車に乗らずに済む「返却代行サービス」や「タクシー」は割高になり、思わぬ出費になってしまうことも。

せっかくしまなみ海道に来たからには今治ー尾道を走り抜けたくなるお気持ちはとてもとても分かりますが、自転車が今治返却の場合は無理して尾道まで行かず、途中の島で宿泊して帰ってきたり、船込みでプランを立てると苦労が少なくなりますよ。

また、乗り捨てのレンタル予約を取りたくてすでに予約が埋まってしまっている場合はあらかじめ『返却代行サービス』もご検討くださいませ。返却代行サービスについて詳しくはこちら→【レンタサイクル】尾道までワンウェイ利用をご希望の方へ

【3:帰りの手段は夕方の船一択】
後悔の声1「乗ろうと思っていた便に乗り遅れてしまった」
後悔の声2「定員オーバーで乗れなかった」
後悔の声3「船が欠航していて乗れなかった」

ショートカット手段として便利な船。当店からは今治港が近いため、当店を出発後、尾道をタッチして因島まで引き返し、土生港から船で今治港まで帰るというプランを立てる方もいらっしゃいますが、船には乗船できないリスクがつきまといます。午前中や昼過ぎぐらいであれば、1便後に変更したり、別の手段を講じたりとある程度変更も可能ですが、夕方に乗船できないとなると、自走以外の手段ではほぼタクシーの一択になります。

そこで、船のオススメ利用法としては『往路で使用』です!
欠航であればその時点でプランを変更することができ、乗船後は戻ってくるだけのため、乗り遅れるという心配は無くなります。万が一、疲労で自転車に乗る事が辛くなっても、近くまで戻ってきていればタクシーを利用しても懐的に優しくなります。

【4:大三島・宗方港の利用】
後悔の声「こんなに遠くてしんどいと思わなかった!!!!」


大三島と今治を繋ぐ大三島側の港「宗方港」、大三島で人気の観光スポット「大山祇神社」の帰りや今治まで帰るショートカットにと利用される方もいらっしゃるかもしれません。
「大山祇神社から港まで約10kmだし楽々でしょ」と思いがちですが、宗方港まではどのルートを選択しても、とんでもない坂道が出現します!元々便数も少ないため、乗り遅れたら悲惨です…

宗方港の利用をお考えであれば、時間と体力には十分に余裕を持ってご利用くださいませ!

【5:推奨ルート(ブルーライン)を外れてサイクリング】
後悔の声「こんなに坂があると思わなかった!!!!!」

「せっかくしまなみに走りに行くんだったら、眺めの良さそうな海沿いを走りたい」と推奨ルート(ブルーライン)をあえて外す方もいらっしゃいます。

激しめな坂が増える』と思ってください…!

しまなみ海道沿いの島の中で海沿いルートが比較的なだらかなのは『生口島』です。
その他の島々はもれなく坂道が加わります。

頑張ったぶん、素晴らしい眺めが望めるルートももちろんありますので、時間と心に余裕を持って回ってみられると素敵な風景に出会えるかもしれません☆

【6:レンタル1日利用で今治・尾道間を往復】
後悔の声「行けると思ったけど、意外としんどかった」


5個目まではスポーツ自転車が初めての方や初心者の方が陥りやすい失敗例ですが、最後は150km以上を走行したことのある中級者に稀にある例です。
当店のレンタサイクルは1日利用であれば、9時~18時の9時間、尾道往復は約150kmですので、平均速度・約17km/hで間に合う計算になり、150kmを走ったことのある方は日帰り往復にチャレンジされる方もいらっしゃいます。ブルーラインというルートの目印があるとは言え、ミスコースする可能性もあり、意外とアップダウンも多く、完全に初見での往復はかなりリスクが伴います。

今治・尾道間をどうしても1日で走破したい場合は、今治港から因島への船の利用や、尾道から生口島への船の利用を加えるとハードルが下がるかもしれません。しかし、船の時間によっては難しい場合もあるため、レンタル1日利用での往復は極力避けていただいた方が無難です。

いかがでしたでしょうか?
せっかくのサイクリングが辛い思い出にならないように、ご参考になれば幸いです。

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