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【クロスバイク】ロードバイク乗りが選ぶクロスバイク~Gravierシリーズ~2025年2月23日

こんにちは。今治店スタッフの川村です。休日のサイクリングから日常生活の移動手段としても活躍するクロスバイク。弊社には2005年から長年にわたり、圧倒的人気を誇るクロスバイク「Escapeシリーズ」があるのをご存じでしょうか。

スマートな軽量アルミ合金フレームに、ロードバイクと同じ700cホイール、当時のロードバイクよりもちょっと太めのタイヤを装着※することで、走行時のスピード感と爽快さを表現したクロスバイクです。※最近はロードバイクのタイヤが太くなってきた為、以前ほどの差がありませんね。

「Escape RX Disc」

ベーシックモデルのEscape Rから様々なタイプが派生して、現在ではブレーキ形式の違いを含めますと、なんと5種類のモデルがラインナップされています。

「Escape R3 SE」

さらに、昨年はGIANT JAPAN 35周年を記念したSEモデル(スペシャルエディション)も登場しました。

そんなESCAPEシリーズにはある逸話もございまして。サイクリング経験者の方が、お知り合いより1台目のスポーツバイクご購入のアドバイスを求められた際、「ジャイアントのEscapeがいいよ」と言っていただくケースも多く。その場合、じつはその経験者の方もEscapeシリーズでサイクルライフをはじめていた、というお話。これは普段お店で自転車のご案内をしているときのほか、プライベートの場面においてもよく耳にします。誠にありがたいことです。

さて、ここまで話しておいて今回はEscapeの紹介じゃないのかよ!と言われてしまいそうですが。弊社にはEscapeシリーズよりも後に誕生した魅力的なクロスバイクがもう1車種あるのをご存じでしょうか。

それが本日の主役「Gravier(グラビエ)」シリーズです。

車体のイメージとしては舗装路と未舗装路、どっちもそつなく走れるクロスバイクになるのですが。こちらのクロスバイク、じつはある層からのウケが良くて、なかなかの人気を得ているシリーズなんです。そのウケがいい層というのが、ずばり…

「普段ロードバイクに乗っているサイクリング経験者」です。

これだけを聞くと、「えっ? さっきサイクリング経験者がEscapeをお薦めすることが多いって言っていたじゃん! 」となりますよね。なので、もう少し加筆いたしますと…

「普段ロードバイクに乗っていて、EscapeとGravierを乗り比べたことがある」

という条件が、今回のお話では本質となります。

ロードバイクという自転車は、舗装路で乗ることを前提としまして、人力でより速く、より遠くまで走るための性能を追求した車種です。使われている素材から部品、車体各部の設計に至るまで、基本的には走るための性能を最優先に作られています。そこにはサイクリングとして乗るうえで最低限必要な、直進安定性や乗り心地といった快適性に関わる性能もある程度は備えていますが、それはあくまでもロードバイクという枠の中でみた場合の機能です。

正直、ごく一般的な人がイメージする自転車の感覚で申し上げますと、生活のなかで移動の足として乗るにはかなり不便な乗り物です。さらに、どんな道で誰が乗っても楽に走れるかと言えばそうとも言い切れませんでして。よほど綺麗に環境の整った道を除けば、公道を走行中は諸々の状況に合わせて、それなりに気を遣うような瞬間も多いです。

そんなロードバイクの対局に位置する車種が、日本が誇るママチャリでしょう。

「めっちゃ楽」

複雑なことは考えず、適当に10分や20分程度の範囲で生活の移動手段として乗るなら、日本の電動ママチャリなどは特に至高の自転車です。実際に最近乗ってみてつくづく感じました。そんな最高の利便性を備えたママチャリですが、やはりサイクリングとして乗る場合には物足りなく感じるところがあります。

「シンドーーーイ!」

それはペダルをこいで走ったときに感じる、スポーツバイク特有の爽快さです。その都度、状況に合わせてギア変速を操作して、自分自身で乗り物を操る。そういった純粋に走ることを楽しむという感覚は、スポーツバイクでしか味わえない最大のメリットです。

「Escape RX」

クロスバイクはそんな要望にも応えつつ、街乗りのライトユースに必要な利便性をある程度備えた自転車です。そのなかでも車体の外観や走行性能を含めて、ロードバイクが持つ雰囲気を強く表現したEscapeシリーズは、街中で普通にゆるーく乗っているときにも、ロードバイクに乗っているときの感覚がチラつくわけです。そこで普段からロードバイクに乗っている身といたしましては、「街乗りではもう少しふわッとした感じで楽に乗れたらいいな」という本音が出てきます。

 

そんなときにこそ、ぴったりハマるクロスバイクが「Gravierシリーズ」です。このクロスバイク、外観自体はEscapeよりもタイヤが太くて、なんだか重そうにも見えますよね。でもでも。

◇Escape R3

◆Gravier

如何でしょう?じつはベストセラーを誇るEscape R3とGravierの車体重量差は700g程度なんです。

◇Escape RX3

そして、走行感によりスポーティーな特性を与えられたEscape RX3との比較でも、車体重量はそれほど変わらないことがわかります。

実際に走ってみたときの感覚ですが、大半のひとの予想を良い意味で裏切るところが、このクロスバイクの面白い部分です。Escapeと比較しても非常に太いタイヤを装備しているのに、ペダルのこぎ味は軽くて、推進力をロスするようなモッサリする感覚も殆どありません。さらにさらに。

◇Escapeの700×28cタイヤ

◆Gravierの27.5×1.75インチタイヤ

※それぞれ同じタイヤ空気圧で比較した様子です。

太めのタイヤはちょっとした段差など路面状態の変化にも強いため、振動の伝わり具合がマイルドで安定感も抜群に優れています。ロードバイクに乗る頻度がそれなりに高い当店スタッフ数名も、市内でサクッと乗るぐらいの時は、なんだかんだでGravierを選ぶことが多いです。

昨年スタッフで出かけた市内サイクリングでは、6名中3名がGravierシリーズに乗り、ほか2名がEバイク、あとの1名はミニベロでした。

そのなかでスタッフ小笠原も普段からGravierに乗るひとり。彼は学生時代にEscape R3を1台目として購入したのち、当店に勤務後はロードバイクのTCRを2台目として購入。

【スタッフのクロスバイク】GRAVIERオーナーになりました

そして、通勤や街乗りで使用していたEscape R3が経年劣化など、諸々の事情で買い替え時期を迎えたとき。その後継機として選んだのがいまのGravierという、まさしく典型的なパターンです。

最近では店長佐藤もサイクリング人生初購入のクロスバイクとして、GravierのLiv版であるGramme Discをご家族に内緒で購入しました。(その後ちゃんと報告していましたよ)

最後にGravierシリーズのラインナップをまとめてご紹介します。

【オーソドックスなリムブレーキを採用するGravier】

本体価格:¥70,400(税込)

color:マットエクリプス

color:マットレイクブルー

color:マットトラフィックイエロー

 

【油圧式ディスクブレーキを採用したGravier Disc】

本体価格:¥78,100(税込)

color:マットチタン

color:サテンアンバーグロウ

color:サテンコールドアイアン

Gravier, Gravier Discともに、フレームサイズはXS~Lサイズまで4種類を展開しております。なお、今治店にはSサイズの試乗車を配備しております。

ご成約時にメーカー在庫がございましたら、通常1週間から10日程で車体のご準備とご納車が可能です。毎年、ご通勤や通学など春の新生活シーズンが近づいてまいりますと、クロスバイクのご注文数が多くなる傾向がございます。ご検討中のお客様は、ぜひお早めにご来店いただけますと幸いです。

 

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