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【スタッフの豆知識】そのシューズ、いつ頃から履いてますか?2026年2月17日

こんにちは。今治店スタッフの川村です。今年もサイクルイベントのシーズンインが近づいて来ましたね。今月は一般エントリーが開始されたイベントも多数ある中、目標とされている大会に向けてモチベーションを高めている方も多いのではないでしょうか。皆様それぞれ目標としているサイクリングイベントに向けて、トレーニングに励まれているかと思います。そこで、ぜひこのタイミングで1度ご確認して頂きたいものがあります。

それはビンディングシューズです。

とくにご購入から2年以上に渡って使い続けている方は要チェックですよ。

アウトソール(靴底)が非常に硬く、一見すると丈夫で長持ちしそうな気もするビンディングシューズですが、当然ながら使い続けるうちに少しずつ消耗していきます。ビンディングシューズの場合、硬い素材が使われているアウトソールよりも、アッパーの素材やアウトソールの接着部分を中心にその兆候が現れます。

製品寿命の限界近くまで使い込まれているシューズは、無意識のうちにライドの質を低下させてしまっている場合があります。ですが、実のところ多くの方がそれを見落としてしまっている印象もございます。消耗してフィット感の劣化したシューズはペダリング効率も低下するほか、シューズ全体のへたり具合を身体で補う癖がついてしまい、人によっては足首や膝などに不調を感じる原因となるケースも少なくありません。

ということで。今回は消耗したビンディングシューズによく見られる症状について、私が愛用してきたシューズを例にご紹介します。この機会にご使用中のシューズの状態と照らし合わせてご覧いただけますと幸いです。

🔹左は2021年2月購入のLiv Macha Pro (旧モデル)

🔸右は2022年5月購入のLiv Macha Pro (現行モデル)

スタッフ川村はEUサイズ39を愛用していますが、残念ながらGIANTの製品には40以上のサイズ展開しか無いためLivの製品を使用しています。なお、こちらのLiv Macha Proですが、GIANTがラインナップするSurge Proと同等のハイエンドモデルとなっております。男性のわたしが使用しても必要十分なソール剛性を備えておりますので、同じくサイズ展開でお悩みの方にも選択肢に加えて頂きたい製品です。

・こちらは購入当時の姿

これまで過去に履いてきた数あるビンディングシューズの中でも、とても良きシューズだなと素直に感じた製品がこのMacha Proです。そんなベストバイだったシューズも、日々のライドでとことん使い込まれ、最近は製品としての寿命を感じる機会が増えておりました。

「よく見るとボロボロやないか…」

2022年から実に3年以上に渡り、私のライドにおいて主力として活躍してきたLiv Macha Proですが、昨年の夏あたりから特に気になっていたのがアッパー周りの劣化です。この写真のように外観のひび割れはもちろんのこと。アッパー素材自体が伸びて足とのフィット感が著しく低下しており、ライド中もBOAダイヤルを増し締めする場面が多くなっていました。

また、かかと周りの消耗も同様で生地表面がこのように剥がれているほか、かかとをしっかりと包み込む機能も低下していることを感じておりました。

かかと部分を後方から見るとシューズの形が潰れてシワが出来ています。ビンディングシューズにとってかかとの保持力が弱まることはかなりのマイナスポイントです。

そして極めつけがこちらです。アッパーとアウトソールの接着部分が剥がれています。私の場合、ロードバイクに乗るときはシューズのクオリティがライドのモチベーションにも影響します。本格的なシーズンインを迫る前に買い替えを検討するほかありません。そうは行ってみたものの、近年のシューズは全体的に価格が高騰しておりまして、正直に申し上げてお財布に厳しい状況となっています。例えば3年前にこちらのMacha Proを購入した時と比較しましても、同じモデルでありながらその価格差は1万円以上となっている次第。トホホ。

このシューズ自体は大変気に入っているモデルなので、また同じモデルを購入するか? いやいや、せっかく高額なシューズを新調するなら、そろろろ登場しそうな気配がしているGIANTとLivの新型モデルを待つべきでは? なんてことを考えつつ。ひとまず下駄箱に眠っていた旧モデルのLiv Macha Proを現役復帰させることにしました。

・こちらは購入当時の姿

こちらの旧モデル。じつは現行モデルに履き替えるまでの運用期間は比較的短かったこともありまして、外観の汚れはさて置き、アッパー自体やアウトソール接着部分の劣化をはじめ、踵のホールド感もそれほど低下しておらず、思いのほか快適に使用することができておりました。ひとまず今年はこのシューズでシーズンインを迎えようかなと思っていた矢先、突如としてトラブルがやってきます。

「おおぅ、やっちまった…」

ある日の早朝、朝活ライドから帰宅して玄関でシューズを脱ぐ為に、BOAダイヤルをグッと引っ張ったところ、パーツの根本からバキッと割れてしまいました。これは間違いなく樹脂パーツの経年劣化が原因ですね。BOAダイヤル本体のみの破損であれば修理も可能なのですが、残念ながら今回はシューズ本体から破損してしまった為、修理することは不可能です。これまでよく頑張ってくれたよ。ありがとうな。

さてさて、次のシューズをどうしようかと1週間ほど悩んだ末。

「やっぱり白はオシャレですな」

久しぶりに他のブランドのシューズを履いてみようかなということで、今月からこちらのシューズを使用しております。こちらは靴紐を採用しているモデルですが、標準のシューレースを他社製のクイックレースにカスタマイズしております。(今治店では取り扱いの無いブランドなので通販にて購入しました)

シューズは製品が異なると当然アウトソールの形状やスタックハイト(ソールの厚さ)も変わります。ここも見逃しがちなポイントです。今回のようにシューズが変わるとクリートのセッティングのほか、バイクのほうもサドル高などの微調整を行う必要があります。

「サドル高はミリ単位で調整します」

シューズのアウトソールにボルトで固定されているクリートは、そのシューズのソール形状に合わせて僅かに変形していることがあります。

そのため、新しいシューズに古いクリートを使い回すと、ペダルキャッチやフロート(左右の遊び具合)に違和感を生じることもあります。その場合はシューズと一緒にクリートも新調していただく事をお薦めします。

「ウェッジなどを使用している場合は枚数も変わることがあります」

ときどき新品のシューズを大会ぶっつけ本番で導入する方もいらっしゃいますが、可能でしたら大会まで最低でも2か月ぐらいは余裕をもって履き替えていただき、普段のライドから時間を掛けて慣らしておくことをお薦めします。ブランドやモデルが変わるとクリートセッティングの僅かな違いが生じる点はもちろん、インソールと足の馴染み具合なども変わることがあります。

【新しいシューズ選びについて】

ビンディングシューズのサイズ選びはとても重要です。のちのちバイクのフィッティングサービスなどを受けていただく際など、足に対して大きいサイズのシューズを使用していると、そもそものクリート位置の調整がしにくくなるほか、サドル位置も定まりにくくなる場合があります。今治店でビンディングシューズをご購入いただく際は、まずはじめにお客様の適正サイズを計測いたします。

快適なサイクリングのために。ぜひ皆様にとってピッタリのビンディングシューズをお選び頂けますと幸いです。

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