ジャイアントストア今治
【製品紹介】Gavia Course & CADEX Aeroをインプレッション2026年8月26日
こんにちは。ジャイアントストア今治のスタッフ川村です。今回はロードバイク用タイヤの新製品2つをご紹介します。
まずはじめにそれぞれの製品について概要をどうぞ。
Gavia Course Tire
¥9,900(税込)
700×28c (313g)
700×30c (354g)
従来のGavia Courseシリーズから設計を一新して生まれ変わった新型Gavia Courseタイヤ。旧作との比較で転がり抵抗を1.8W低減したほか、いま主流になっているワイドリムに最適化された形状と、新デザインのトレッドパターンがコーナーリング時の接地感を向上させます。また、独特なパターンの溝は整流効果を高めることで、ホイールを含めた足まわりで発生する空気抵抗を低減します。前作(Gavia Course 0)との比較で僅かながら軽量化もされており、より魅力的なロードチューブレスレディタイヤとなりました。
CADEX Aero Tire
¥13,750(税込)
700x28c (220g)
700×30c (240g)
コンパウンド : RR-A
ケーシング : 240 TPI
新型Propelシリーズの上位グレードの走りを支える最高峰レーシングチューブレスレディタイヤです。ワイドリムと一体化する楕円形状のトレッドデザインに、風洞実験から導き出されたマイクロチャネルパターンをショルダー部分に配置することで、ホイールを含めた足まわりの空気抵抗を低減しています。また、28Cで220gという軽さを実現する極めて薄くしなやかな高TPIケーシングにより、初代CADEX Aero Tireとの比較で転がり抵抗を2.8W 低減しています。
いずれのタイヤも今季イチ押しの製品となっております。ここからはそれぞれの製品を実際に使用しているスタッフ川村によるインプレッションをご紹介します。
『Gavia Course』
まずはこちらのタイヤ。28cで313gという重量だけをみますと、最新スペックのレーシングタイヤとしては少々走りが重そうな印象を抱きます。ですが、数値による先入観を良い意味で裏切ってくれるのが、この新型Gavie Course Tireです。スペック上の数値で見るよりも実際の走行感が非常に軽くて、そのうえ適度にしなやかで乗り心地の良さとトラクションにも優れるタイヤです。走った感触としましては、前作のCADEX Aero Tireに近いものがあります。これはもはやジェネリックCADEXタイヤといっても過言ではないでしょう。
今年4月に開催されたUFOラインアタックは、CADEX 36 ホイールセットに新型Gavie Course (28c)を装着して走りました。このUFOラインに至る山岳ルートは、しっかりとアスファルトで舗装されているものの、その過酷な環境がゆえに路面状態はそこそこ荒れています。
「タイヤ性能の優劣がはっきりする路面」
こういった荒れた路面を走る際にはタイヤの耐パンク性能はもちろんのこと、大小さまざまな路面のギャップをしなやかにやり過ごし、かつペダリングパワーをしっかりと路面に伝える為のトラクション性能を要求されます。
「もっちもち」
新型Gavie Courseの走行性能を引き立てる秘密は、タイヤの土台ともいえるケーシングにあります。旧シリーズの最上位グレードGavie Course 0に採用されていた170TPIケーシングに対しまして、新型Gavia Courseは240TPIケーシングにアップデートされています。これにより指で触れるとはっきりわかるほど柔らかく、しなやかなトレッドを形成しています。ここに転がり抵抗を低減しつつ、ドライ&ウェット路面で優れたグリップを発揮するRR-Sコンパウンドの組み合わせることで、ロードバイクで走る楽しさを倍増させてくれます。
「綺麗なツライチ」
こちらは内幅22.4mmのフックレスリム(リムブレーキ用ホイール)に装着した様子です。リムとタイヤとのあいだに生じる段差が極めて少ないことがわかります。これにより空力性能の向上だけでなく、高い速度域でのコーナリング中もしっかりとタイヤが踏ん張ってくれます。
「確かなコーナリング性能に心が躍ります」
UFOラインのような山岳ルートでのライドに限らず、ヒルクライムを嗜むうえで忘れてはいけないのが下り坂(ダウンヒル)です。大小さまざまなカーブが続く下り坂では、過度に緊張せず自信を持ってスムーズに走ることが非常に大切です。ブレーキの制動力をしっかりと路面に伝え、カーブでは確かな感触をもとに安心してバイクを傾けることができるタイヤは、バイクに対する信頼性が格段にアップします。
「マイクロチャネル+ヤスリ状のサイドパターン」
両サイドに配置されているトレッドパターンは、コーナリング中にタイヤと路面との接地感を掴みやすく、バイクを倒し込む際にも安心感が伝わってきます。「いいタイヤを使うことは、サイクリングの質を高めることができる」新型Gavie Courseはそういった感覚を改めて教えてくれるタイヤです。
『CADEX Aero Tire』
国内屈指の高速型ヒルクライムレースとも名高いMt.富士ヒルクライム。今年6月の富士ヒルには新型CADEX Aero Tireを装着して参加しました。
結果として14年前に記録した自己ベスト記録に1秒差まで迫ることできたのは、この新型CADEX Aeroタイヤによる恩恵も大きかったと実感しています。乗り味といたしましては、新型Gavie Courseの性能を総合的にレベルアップした感覚です。軽さ、スピード、トラクション性能においてCADEXはやはり一味違います。
「Gavie Courseよりもさらにもっちもち」
Gavia Courseと同じ240TPIケーシングを採用しつつも、タイヤ全体がさらに薄くなっています。この違いが転がり抵抗の低さ、軽量性、一段としなやかな乗り心地とトラクション性能に繋がっていることが、走ってみるとよくわかります。RR-Sコンパウンドとの比較で転がり抵抗を15%低減するRR-Aコンパウンドを採用した効果もありまして、ペダリングに対してよどみなく、とても滑らかにバイクが進んでくれます。
「空力性能を重視したマイクロチャネルパターン」
「Aero」の名前にふさわしいシンプルなデザインのサイドパターン。若干の抵抗を生み出して路面との接地感を明確にするGavia Courseサイドパターンに比べますと、コーナリング中に伝わってくる接地感は若干薄い印象を受けるかもしれません。ですが、ワイドリムと一体化する楕円形状トレッドの特性を活かして、路面をしっかりと「面」で捉えることで高いグリップを発揮する特徴があります。また、28Cで220gという、チューブレスレディとしてはかなり攻めた軽量性は、勾配のきついヒルクライムになるほど、そのメリットを実感することができます。
おおむね体重が54㎏のわたしの場合。CADEX AeroとGavia Courseともに空気圧は3.8~4.0barの範囲で調整しています。なお、路面が荒れていてもう少しクッション性が欲しい場面では、3.5barまで空気圧を下げることもあります。こうした低圧セッティングを施す場面でも、極端にもっさりして足まわりを引きずるような乗り味にならず、スムーズにタイヤが転がってくれるところに潜在能力の高さを実感します。
愛車の走行性能を引き出す高性能タイヤ。大切なライドに向けてアップデートを検討中の方にも、ぜひお選びいただけますと幸いです。
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