ジャイアントストア今治

»トップへ

お盆休みサイクリングの前に愛車の点検をしましょう。2018年8月10日

こんにちは、スタッフの川村です。

 今回は修理と点検のお話です。

走行中に発生すると困る車両トラブルの1つが、変速機関係の故障です。

パンク修理などと違い、その場で修理することが難しいケースが多いです。

 

例えば、消耗したワイヤーが変速レバー内でちぎれてしまうケースも・・・。

これが後ろの変速レバーで発生すると、

ほとんどのスポーツバイクではペダルが重たいギアに固定されます・・・。 

(最近はほとんど見かけませんが、以前は軽いギアで固定になる変速機もありました。)

この場合、いきなりちぎれることは稀で

『大きいギアには変速するけど小さいギアへチェーンが移動し難い。』

などの初期症状が発生します。

ワイヤー切れは早めに気が付くと修理をし易くなります。

ワイヤーを取り出せない場合は        レバーの分解が必要なケースも…

 

また、新品(新車)のワイヤーに起きる初期伸びでは

『大きいギアに入り難いけど、小さいギアは入る又は1段余計に動く。』

という症状が起きます。

 この場合には、点検時に再調整を行うと変速動作が改善されます。

 

変速機周りのトラブルで、さらに困るのがディレイラーハンガーの破損です。

後ろ変速機とフレーム本体をつなぐこの部品は、

外部から強い力を受けると変形します。

それによって変速機やフレームの破損を防ぐ部品なのですが、

最悪の場合には折れてしまうことも。そうなるともう走行ができません。

1度曲がったディレイラーハンガーは破損しやすくなります。

この場合はチェーンを破損することもあります。

 

車体を右側に倒した。」「変速機の側面に大きい傷がある。」

「後ろの変速がうまくできない。」

という場合には一度点検をお勧めします。

万が一に備えてスペアのディレイラーハンガーを持参することもおすすめです。

(ほとんどがメーカー純正部品なので、予め購入店などにご相談ください。)

 

 

 

「お盆休みを利用してちょっと遠くへサイクリングに行くぞ!」という方は、

愛車の点検や整備を実施して、楽しいサイクリングをしてくださいね!

 

ジャイアント/リブストア今治